今回は、京浜東北線および根岸線で運用されるE233系の1000番台です。快速大宮行きとして運行されているところを撮影しました。
首都圏の人間にとって、京浜東北線および根岸線と言えばスカイブルー(または水色)です。国鉄時代の103系、101系以来、この色が定着しています。
京浜東北線と記しましたが、実は、正確にはこのような路線はありません。京浜東北線とされる大宮駅から横浜駅までの区間のうち、大宮駅から東京駅までは東北本線、東京駅から横浜駅までは東海道本線というのが正式です。これに対し、横浜駅から桜木町駅および磯子駅を経由して大船駅までの根岸線は正式な路線名となっています。
それにしても、この京浜東北線・根岸線の快速は、一体どれほどの存在意義があるのであろうか、と思います。このように記すのは、大宮駅から大船駅までの間で通過駅が少なすぎるからです。休日は西日暮里、日暮里、鶯谷、有楽町および新橋の5つしかありませんし、平日は御徒町を追加して6つしかないからです。快速運転が始められた1988年3月には、御徒町、神田、浜松町も通過していましたが、2002年に浜松町が、2015年に神田が停車駅に追加されるとともに、休日には御徒町に停車するようになったのでした。田端駅から品川駅まで山手線と併走するからという理由が一応はあるのですが……。
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