ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

特別定額給付金

2020年06月28日 09時51分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

 6月5日に、川崎市から特別定額給付金の申請書が届いたことは、このブログに記しました。オンライン申請でセッションタイムアウトばかり起こして何時間やっても進まなかったのに、紙の申請書であれば10分ほどで書き終わってしまい、後は郵送するだけでした。

 6月25日に振り込まれました。翌日に決定通知書が葉書で届きました。

 こんなことを記したのは、朝日新聞社のサイトに、6月27日の21時53分付で「10万円給付、大都市で大幅遅れ 『問い合わせに忙殺』」(https://www.asahi.com/articles/ASN6W5V39N6VPTIL024.html)という記事が掲載されていたからです。

 正直なところ、この特別定額給付金の事務を市町村に行わせることが適切なのかどうか、疑問も湧きます。法定受託事務として扱われるのでしょうか。それにしても負担が大きいものと考えられます。

 上記記事によると、給付率は全国平均で6割とのことですが、6月19日から26日までの間をとると、大阪市で3%、千葉市で6%、名古屋市で9%、世田谷区で12%、川崎市で17%でした。うちは速いほうだったかもしれません。一方、札幌市で92%、神戸市で78%、福岡市で53%ということで、違いは何なのだろうと思いました。記事にも理由は書かれていないのですが、これから分析してみると面白いかもしれません。

 オンライン講義を行っていて思うことですが、電子システムには結構不具合が多く、学生からも問い合わせが来ます。課題を提出したはずだが未提出として扱われている、というようなことです。こちらで対処するのですが、提出したはずの学生は「未提出として扱われたら成績が下がるかもしれない」という不安も湧くでしょう。勿論、そうならないように私は処理します。また、先週であったか、オンライン講義の途中で回線が不安定になった旨の表示が出て、こちらも焦りました。画面や音がおかしくなることは度々です。何でもデジタル化というのも考え物だろうと思うのです。書類やデータでも、紙などであればそう簡単に消えませんが、電子ファイルでは簡単に消えます。


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