かつては東急東横線の主力、現在は東急大井町線の主力である9000系も、(このブログで何度も取り上げたように)2025年以降に西武鉄道に譲渡されることが決まっています。全ての編成が譲渡される訳ではありませんし、デビューからそれなりに長い月日が経っています(1986年にデビューしたので、2026年で40年となります)。
東急電鉄は、2024年5月13日付で「2024年度の設備投資計画 新・中期事業戦略に基づき、『移動』の価値を追求する企業へ進化すべく約468億円の設備投資を実施」において「大井町線車両新造、車両リニューアルの実施」の項目を立て、「老朽化の進む大井町線の9000系、9020系車両の更新に向けた車両新造に着手し、大井町線にて急行運転に使用している6020系車両をベースに、今年度は設計および機器・車両製作を進めます」と述べています。この通りであるとすると、新車が登場した段階で9000系および9020系の廃車が始まり、数年をかけて完全引退ということになります。
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