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閑話 F1第2戦マレーシアGP

2014-04-12 01:25:22 | BC_2013・2014
遅ればせながらMalaysia Grand Prix 2014 のお話です。


まさかこのブログでF1のお話をするとは思いませんでした。感慨深いわ。
そんなわけで、3月30日に何とベネさんがポディウムインタビューをした2014年F1第2戦マレーシアGPの決勝についてです。
本当はフリー走行や予選からやりたかったのですが動画が入手できなかったので決勝だけで。
ベネさんではないけど、なるべく話が長くならないようにしますのでしばしお付き合い下さい。


今まで、表彰式のあとのインタビューは記者会見場だったんですが、
一昨年あたりに往年のF1ドライバー、ジャッキーさんがポディウムでインタビューをしたのがきっかけで、
現在もゲストがインタビューをする形になっています。

と、いってもほとんど元F1ドライバーがインタビューをしているので俳優さんがインタビューしたのってあったかなー、
というくらいほとんど無いです。無いんですよ!だから今回のベネさんの抜擢は本当にびっくりしました。
いやー長生きはするもんですね(笑)
F1のCEO、バーニー・エクレストンというおじちゃんが要請したという説もありましたが。
バーニーさん英国人だしね。

別にUPの画像を貼る必要もないですが(笑)

ここ数年、F1人気も急降下気味なのでちょっと狙ったんじゃないの?とも思っていますが、こんな狙いだったらいつでもOKです。
しかもF1は日本でも放送されているので第2戦は何気に視聴率が上がったのではないかとちょっと期待しています。
そうすればフジも少しはやる気をだしてくれると思うの。
だから7月のイギリスGPもものすごく期待してますよ、バーニーさん。

ベネディクトもF1好きだとおっしゃっておりましたが、欧州、特に英国はF1好きな有名人もたくさんいますね。
時々パドックで観戦しているところが映ったりしています。F1の始まりは英国だし。

もっともっとF1の話をしていたいのですがそろそろ怒られそうなので本題に入ります。
今回はBBCで放送したF1を観たのですがスタート前にグリッド上に並ぶマシンを見ているベネさんが
度々映り、「Sherlockのベネディクト・カンバーバッチがいますね」と紹介もされていました。

しかしやはり世界のBBCのF1放送はすごいですね。それに比べてフジは本当に最近やる気ないでしょ?

さて、F1のスタート順位は予選(qualifying)の結果で決められます。
予選は3回にわけて行われ、最初のQ1は上位15台がQ2に進み、Q2では上位10台がQ3に進みます。
そしてQ3で10台が走り走行タイム順にスタート順位が決められます。

今回の1番グリッド、ポールポジションはルイス・ハミルトン。メルセデスAMG。
2008年に最年少ワールドチャンピオンになった英国人です。
2番グリッドにはセバスチャン・ベッテル。
スポーツアワードでベネさんがインタビューしたのがこのベッテルくんです。
インフィニティ・レッドブル・レーシング。ちなみにインフィニティとは日産です。
2010年に最年少記録を塗り替えてワールドチャンピオンになって以来4連覇中のすごい奴です。ドイツ人。
ここまでがフロント ローと呼ばれる位置でベネさんもこのあたりにいました。
で、3番グリッドにニコ・ロズベルグ。ハミルトンと同じメルセデスAMG。
パパは元ワールドチャンピオンのケケ・ロズベルグ。生まれも育ちもモナコですが、国籍はドイツです。

マレーシア国歌と黙とうが捧げられいよいよスタート。レースの模様は省きます。
結果は1位ハミルトン。2位はスタートでベッテルを抜き去ったニコちゃんで3位が抜かれたベッテルくん。
今年のメルセデスはパワーが桁違いで、開幕時点であのフェラーリと20馬力の差があったようです。
と、いうわけでさっさと表彰にいきます。

表彰式に流れる国歌はドライバーの国とチームの国の両方が流れます。
なので今回はイギリス国歌とドイツ国歌が流れていました。
そして表彰のあとはシャンパンファイト。この3人はまだお若いこともあってきゃっきゃしてました。かわいー。

で、いよいよベネディクト登場です。

ベネさんは普段からきちんと相手の目を見て話す事で有名(?)ですが、
今回はいつにも増して相手の目を見るというよりも、もうガン見状態でした。

かつてこれほどドライバーと真摯に向き合うインタビューがあっただろうか。私は「無い」と断言します。
F1知ってるの?大丈夫?と心配の声も聞かれましたが、解説者でもなければ元レーサーでもないので
専門知識が無いのは仕方ないし、でもきちんとレースを観てたんだなーと思えるインタビューでした。

一生懸命な姿勢です。

以下、インタビューの大まかな内容の拙訳です。
まずは優勝のハミルトンから。ハミルトン=LH ベネさん=BC

BC「ポールポジション、ベストラップタイム、そして優勝のハットトリックですね。
これを達成するのは難しいと思います。素晴らしいですね。」
LH「長い冬でしたが、週末に来てくれた沢山の観衆とこの優勝を与えてくれるために熱心に働いてくれた
スポンサーにとても感謝しています。とりわけ、3週間前に起きた悲劇です。私はご家族の方たちに捧げたいです。」

BC「あなたが濡れているのは汗ではなくシャンパンだけど、コメンティーターがここは信じられないほど
暑いと言っていました。35~50度台半ばです。どんな感じでしたか?」
LH「あなたはここに立つ前から汗をかいていましたよね。
チームはピットストップのタイミングできちんとクーリングをしてくれたので私は正確なデータを得られました。」

BC「だいぶクリアーにラジオ(無線)が聞こえるようになりましたね。それは車が静かになったからですか?」
(今年からエンジンが馬力を抑えた1600CCのターボになったためか、エンジン音が静かになった事を
言ってるんだと思います。このエンジン音、選手たちやファンにはものすごく不評ですけど(苦笑))
LH「はい、静かになったし騒音のほとんどは風なんです。でもそれ以外は本当にスゴイ車です!
みんなが良い仕事をしてくれました。」

BC「Congratulation, Lewis Hamilton!」

続いてニコ・ロズベルグのインタビューです。
BC「ニコ・ロズベルグです。」

BC「出だしは非常にエキサイティングでした。
(3位スタートのニコがいきなり2位のベッテルを抜いたんです)
右からインサイドにプレッシャーをかけましたね。肩越しにセバスチャン(ベッテル)を感じましたか?
とても難しいラインでしたが。」

NR「私のエンジニアにありがとうと言わせてください。私たちは一緒にうまく仕事をすることができましたし、
その結果、2位に入ることが許されました。」

NR「ターン3で私は横道に入ってしまいましたがそれ以外はうまくいったと思います。
ずっとルイスを追っていましたが今日の彼は速すぎました。」

BC「素晴らしい走りでした。Congratulations.」

NR「もうひとつ言わせてください。マレーシア、あなたがたの会社が私たちをここに連れてきてくれたことを
誇りに思ってください。本当に素晴らしいです。
彼らは私たちに最高のオイルと燃料を与えてくれました。」
(メルセデスのメインスポンサー「PETRONAS(ペトロナス)」はマレーシアの石油会社なんです)

そして最後にベッテルのインタビュー。
BC「セバスチャン、Congratulations. 初めてのポディウムですね。
あなたは昨年、雨の中で勝利しましたがとても面白いレースでした。今回はうまくいきませんでしたか?」
SV「昨年はドライも良かったんですよ。(今回は)スタートがあまり良くありませんでした。」

BC「右側にニコが見えたので驚きました。」
SV「良いスタートができたと思っていたんですけどね。ニコが右側に来た時はとても厳しかったです。
ニコを捕らえようとしてたらダニール(クビヤト)も来たので場所を失ってしまいました。
結局、完走を目指すことにしました。」

SV「クビアトはいくつかの理由でレースができませんでした。助かりました。
オーストラリアで(第1戦)リカルドが表彰台で今日は私がここにこれて良かったです。」
(リカルドはベッテルのチームメイトです。)
BC「Congratulation.」

BC「そしてあらためて、今日マレーシアの優勝者ルイス・ハミルトンです。」


ここで終わりですが、本当に本当にきっちりと仕事していたという印象です。

いろんなチームのパドックにいる姿やクルーたちと一緒に映っている画像などが大量に出回っていて、
楽しそうでした。もちろん、メルセデスの公式もベネさんの画像を出していましたよ。


F1好きの私ですが、特にニコはデビュー以来ずっと追いかけてきたので、
今回のベネディクトとのツーショットはありえないくらいびっくりです。日本語変ですね(笑)
ちなみに私のPCの壁紙はずっとこれなんです。

ニコが初優勝したときにベッテルがお祝いの言葉を言っていたかどうかはオフショットなのでわかりませんが(笑)
かわいくてすごく気に入っています。
が、やっぱりこれからはベネディクトとのツーショット画像ですよね!大量にゲットしましたよ(笑)

気がつけば、ものすごく長くなってしまいました。本当にすみません。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
最後に、
これもすごく気に入っている画像です。

笑顔~。