「THE FALL」

先日、小説新潮のBSプレミアムのシャーロックS3放送の特集で、
プロデューサーや翻訳家などのインタビューを読んだのですが興味深かったですよ。
ここのところ立て続けに出ている雑誌の中では一番面白かったです。
(まだ全部読んでないけど・・・)
やっぱりSherlockの翻訳は通常のドラマより時間も手間もかかるようです。
言葉遊びも多いしなにより正典から引用されているセリフもかなりあるので、
きちんと確認しながらやり、更にそれを日本向けにアレンジするそうです。
やっぱり素人の付け焼刃翻訳と違ってちゃんとしてますね。
私なんてほとんど何も考えずに直訳してるだけなんで(汗)
放送日が近づいてきましたね。
私はきっと邦訳を見て、この記事を踏まえながら恥ずかしさにのたうちまわると思います。(笑)
そしてもし次にSherlocik関連で訳をUPするときはその辺もちゃんと勉強してからにしようと、
とりあえず決心してみるものの、多分無理です(笑)
続きです。
【Theory14】
「シャーロックが落ちたところはプレートかコンクリートでできたスラブのようなものがあって、
その下はネットになっているんだ。だから彼は大丈夫だったんだよ。
ジョンが起き上がった時、モリーか彼女の友人とかが歩道にプレートを戻したんだよ。
シャーロックは伏せていてたくさんの血が広がっていたから仕掛けはもう見えなくなっていたんだ。」

マーティン。
「もしみんなが現実の死や殺人に多くの時間を費やしていたら、
僕たちは2週間で全てを解決するよ。
みんな本当に彼がどうやったか知りたがっていたんだから。」

モファットさん。
「みんな『ライヘンバッハの滝』を観たら楽しくて夢中になってるよ。
そこにはシャーロックがやった事に特定の方向を指し示す要素があるんだ。」

マークさん。
「明らかにそれは可能でなければばらないよ。」
モファットさん。
「我々もちゃんとした正当な説明が必要だという事に気が付いたから、役にたったよ。
エキスパートが参加している舞台であれほどの騙しをどう成功させる?」

マークさん。
「コンサルタント能力があるシャーロックの自殺専門家たちがいるからね。
諮問自殺専門家だよ(笑)」
モファットさん。
「諮問自殺専門家・・・」
マークさん。
「彼はベーカー街2222に住んでいるんだ。」
モファットさん、爆笑。
マークさん。
「まさに最上階だね。」
Jeremy Lovering @ S3E1 Director
「シャーロックがバーツの屋上から飛び降りた時ジョンはアンバランスステーション
(救急車の車庫のような建物です。)の陰にいたんだけど、誰もが彼は死んだと思った。
我々はそうではないと知っているけど。
このエピソードではそれについていくつかの説明をするんだ。
昨日、そのうちのひとつを撮影したんだけど、それはファンの頭の中にある説のひとつだ。
(妄想ってことでしょうか笑)」→

→「今は3つ目の撮影をしていて、それが正解になるんだ。
彼はエアバッグの上に落ちるんだけどジョンはその間アンバランスステーションの陰にいるから見えないんだ。
そしてエアバッグはすぐに遠くへ運んだんだ。
ひとつ目のはフェイクだよ。
バンジージャンプをして、戻った反動で窓を通り抜けるやつだ。」

Steve Lawes @ Photography Director
「別にカメラを3台用意しているんだ。今日は2つの大きなスタントをやるからね。
4台で撮影するよ。違うアングルでいくつも撮ってハイスピードカメラも使う。
今日はほとんどスタントなんだよ。

ここでアクションの声がかかりウィルさんがエアバッグに飛び降りる場面になります。
Will Willoughby @ Sherlock Stunt Double

「完璧だよ。
あの高さから確実にやるからまず彼の代役がどんな方法でやるか確認するんだ。
自分のためではなく、できるだけベンが安心してできるようにしたいからね。」

監督さん。
「まずはスタントマンがやってみて、ベネディクトが不安なくできる方法を使うんだ。

ベネディクトが実際に飛び降りる場面。
ウィルさんが「大丈夫だった?」と声をかけ、「大丈夫。」とベネディクト。

Toni Staples @ Assistant Director
「彼、ドキドキしていたわよ。脈を測ったのよ。屋上に行ったからまたやるの。」
再びベネディクトが飛びおりる場面。
「肩を正面に向けて落下するときは右足を少し前に出すんだ。」とアドバイスされています。

Jean-Claude Deguara @ VFX Supervisor
「CGIを使う撮影の予定はないんだ。
大部分はカメラで捕えるつもりだけど取り出しや挿入が必要になるかもしれないからここにいるんだ。」

Matthew Mcdougal @ Compositor
「彼が落ちたときに建物の表面に見えるバンジーコードのシーケンスは
実際の場面からワイヤーを消してCGのバンジーコーに置き換えるんだ。
シャーロックが映っていないビルの画像を撮ってワイヤーを塗りつぶし、
ベネディクトに重ね合わせる作業をしてCGのバンジーコードケーブルがついた画像に置き換えるんだよ。
バンジーコードは完全にフェイクのCGで本物に見えるように織り目なんかを入れて本物に見えるようにしたんだ。」
Deguaraさん。
「シャーロックのすごい部分はほんの少し強化をしながらカメラですべて捕えようとするところだ。」

Mcdougalさん。
「ベネディクトが窓を通り抜ける一連のショットはグリーンスクリーンの前で撮影したんだ。
最初のショットはスタントマンを使ってシュガーグラスで出来た窓を通り抜けたけど、
ガラスとよく似た効果が得られたよ。2度目にベネディクトを撮影した。
ガラスの破片を実際に彼のジャケットや髪の毛においてスタジオにある窓を通り抜けた。
そこで実際に彼とやりとりしたんだ。
最後のショットを編集する時、ベネディクトが本物のガラスを通り抜けるように見せるために
本物の窓ガラスを壊したんだ。」

続きます。

先日、小説新潮のBSプレミアムのシャーロックS3放送の特集で、
プロデューサーや翻訳家などのインタビューを読んだのですが興味深かったですよ。
ここのところ立て続けに出ている雑誌の中では一番面白かったです。
(まだ全部読んでないけど・・・)
やっぱりSherlockの翻訳は通常のドラマより時間も手間もかかるようです。
言葉遊びも多いしなにより正典から引用されているセリフもかなりあるので、
きちんと確認しながらやり、更にそれを日本向けにアレンジするそうです。
やっぱり素人の付け焼刃翻訳と違ってちゃんとしてますね。
私なんてほとんど何も考えずに直訳してるだけなんで(汗)
放送日が近づいてきましたね。
私はきっと邦訳を見て、この記事を踏まえながら恥ずかしさにのたうちまわると思います。(笑)
そしてもし次にSherlocik関連で訳をUPするときはその辺もちゃんと勉強してからにしようと、
とりあえず決心してみるものの、多分無理です(笑)
続きです。
【Theory14】
「シャーロックが落ちたところはプレートかコンクリートでできたスラブのようなものがあって、
その下はネットになっているんだ。だから彼は大丈夫だったんだよ。
ジョンが起き上がった時、モリーか彼女の友人とかが歩道にプレートを戻したんだよ。
シャーロックは伏せていてたくさんの血が広がっていたから仕掛けはもう見えなくなっていたんだ。」

マーティン。
「もしみんなが現実の死や殺人に多くの時間を費やしていたら、
僕たちは2週間で全てを解決するよ。
みんな本当に彼がどうやったか知りたがっていたんだから。」

モファットさん。
「みんな『ライヘンバッハの滝』を観たら楽しくて夢中になってるよ。
そこにはシャーロックがやった事に特定の方向を指し示す要素があるんだ。」

マークさん。
「明らかにそれは可能でなければばらないよ。」
モファットさん。
「我々もちゃんとした正当な説明が必要だという事に気が付いたから、役にたったよ。
エキスパートが参加している舞台であれほどの騙しをどう成功させる?」

マークさん。
「コンサルタント能力があるシャーロックの自殺専門家たちがいるからね。
諮問自殺専門家だよ(笑)」
モファットさん。
「諮問自殺専門家・・・」
マークさん。
「彼はベーカー街2222に住んでいるんだ。」
モファットさん、爆笑。
マークさん。
「まさに最上階だね。」
Jeremy Lovering @ S3E1 Director
「シャーロックがバーツの屋上から飛び降りた時ジョンはアンバランスステーション
(救急車の車庫のような建物です。)の陰にいたんだけど、誰もが彼は死んだと思った。
我々はそうではないと知っているけど。
このエピソードではそれについていくつかの説明をするんだ。
昨日、そのうちのひとつを撮影したんだけど、それはファンの頭の中にある説のひとつだ。
(妄想ってことでしょうか笑)」→

→「今は3つ目の撮影をしていて、それが正解になるんだ。
彼はエアバッグの上に落ちるんだけどジョンはその間アンバランスステーションの陰にいるから見えないんだ。
そしてエアバッグはすぐに遠くへ運んだんだ。
ひとつ目のはフェイクだよ。
バンジージャンプをして、戻った反動で窓を通り抜けるやつだ。」

Steve Lawes @ Photography Director
「別にカメラを3台用意しているんだ。今日は2つの大きなスタントをやるからね。
4台で撮影するよ。違うアングルでいくつも撮ってハイスピードカメラも使う。
今日はほとんどスタントなんだよ。

ここでアクションの声がかかりウィルさんがエアバッグに飛び降りる場面になります。
Will Willoughby @ Sherlock Stunt Double

「完璧だよ。
あの高さから確実にやるからまず彼の代役がどんな方法でやるか確認するんだ。
自分のためではなく、できるだけベンが安心してできるようにしたいからね。」

監督さん。
「まずはスタントマンがやってみて、ベネディクトが不安なくできる方法を使うんだ。

ベネディクトが実際に飛び降りる場面。
ウィルさんが「大丈夫だった?」と声をかけ、「大丈夫。」とベネディクト。

Toni Staples @ Assistant Director
「彼、ドキドキしていたわよ。脈を測ったのよ。屋上に行ったからまたやるの。」
再びベネディクトが飛びおりる場面。
「肩を正面に向けて落下するときは右足を少し前に出すんだ。」とアドバイスされています。

Jean-Claude Deguara @ VFX Supervisor
「CGIを使う撮影の予定はないんだ。
大部分はカメラで捕えるつもりだけど取り出しや挿入が必要になるかもしれないからここにいるんだ。」

Matthew Mcdougal @ Compositor
「彼が落ちたときに建物の表面に見えるバンジーコードのシーケンスは
実際の場面からワイヤーを消してCGのバンジーコーに置き換えるんだ。
シャーロックが映っていないビルの画像を撮ってワイヤーを塗りつぶし、
ベネディクトに重ね合わせる作業をしてCGのバンジーコードケーブルがついた画像に置き換えるんだよ。
バンジーコードは完全にフェイクのCGで本物に見えるように織り目なんかを入れて本物に見えるようにしたんだ。」
Deguaraさん。
「シャーロックのすごい部分はほんの少し強化をしながらカメラですべて捕えようとするところだ。」

Mcdougalさん。
「ベネディクトが窓を通り抜ける一連のショットはグリーンスクリーンの前で撮影したんだ。
最初のショットはスタントマンを使ってシュガーグラスで出来た窓を通り抜けたけど、
ガラスとよく似た効果が得られたよ。2度目にベネディクトを撮影した。
ガラスの破片を実際に彼のジャケットや髪の毛においてスタジオにある窓を通り抜けた。
そこで実際に彼とやりとりしたんだ。
最後のショットを編集する時、ベネディクトが本物のガラスを通り抜けるように見せるために
本物の窓ガラスを壊したんだ。」

続きます。