「大いなるゲーム」

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss
ラストです。
夜中、プールに現れたシャーロック。

誰もいないのでメモリーを掲げて呼びかけます。
SH「君と知り合いになるためにプレゼントを持ってきた。このためだったんだろう?
僕を飛び回らせた君のパズル。すべてはこれから僕の気を逸らすためだったんだ。」

その時、シャーロックの背後でドアが開く音がします。

振り返るとそこに現れたのはジョン・ワトソンでした。
JW「Evening. 」

※固まるシャーロック。ネコか。しばらく固まっています。
JW「意外だったんじゃないか?シャーロック。」
SH「ジョン。何を・・・・」

※この横顔がまた美しくて・・・・普段は冷静に状況を分析するシャーロックなのに、
何が起きたか全然状況を把握できてないって表情なんですよね。
まるで置いてきぼりをくらった子どものようでもあります。
今となってはこの際ジョンが黒幕でもいいんじゃないかと思っちゃいますよ(涙)
JW「予想などつくわけないよね。」
ゆっくりとジョンに近づいていくシャーロックにジョンは自分に取り付けられている爆弾を見せます。
ジョンはモリアーティに捕まり、みんなと同じようにセリフを言わされていました。
それがわかった途端、動きが早くなるシャーロックが本当にねー。

JW「次は・・・何を・・・言わせようか?
Gottle o’ geer ... gottle o’ geer ... gottle o’ geer. 」
※ジョンのこのセリフが全然わからなくて・・・調べたら腹話術特有の発音のようで、
「Bottle of Beer」と言っているらしいです。ビールですね。
SH「Stop it.」
JW「いい感じだ。これはカールが死んだプールだよ。僕は彼を止めたんだ。
ジョン・ワトソンも止められるんだ。彼の心臓をね。」
SH「君は誰なんだ?」

すると向かい側の扉から男の声がします。
JM「君に電話番号を渡したじゃないか。君から電話があると思ったのに。」

モリアーティでした。
モリアーティはゆっくりと姿を現します。
JM「君のポケットにあるのは英陸軍のブローニング L9A1だな。
それとも僕に会えてうれしいのかな?」
シャーロックはポケットから銃を取り出し、構えます。

SH「両方だよ。」
JM「Jim Moriarty. Hi! 」
モリアーティはシャーロックたちに近づきながら話を続けます。
「ジムだよ。病院に勤めてる。」
「ああ、僕って本当に印象が薄いの?まあ、でもむしろそこがポイントなんだけど。」
「バカな事はしないほうがいいよ。銃が狙っているからね。手を汚すのは好きじゃないんだ。」
「君に少しだけ見せてあげたんだよ、シャーロック。
巨大な悪の世界で何が起きているのかほんの少しだけ見せたんだ。僕はスペシャリストなんだよ。」
「君のような。」
SH「『ジムさん。どうか恋人の意地悪な姉を消してくださいませんか?』」
SH「『ジムさん・どうか中南米に私を逃がしてくれませんか?』」
JM「その通り。」
SH「諮問犯罪者。素晴らしい。」
JM「そうでしょ?誰も僕にたどり着くことができないんだ、これからもずっとね。」
シャーロックはここで撃鉄を起こします。
SH「僕はたどり着いた。」
JM「君と僕は同類なんだ。ちょっと邪魔なんだよ。」
SH「Thank you. 」
JM「褒めてないけど。」
SH「いや、褒めてるよ。」
JM「そういうことにしておくよ。だけどイチャイチャするのも終わりだ、シャーロック。
『お父さんはもううんざりなんだよ』
君には僕の力を見せてきた。凡人たちの取るに足らない問題を開放してきた。
3000万ポンドでさえ、君をおびきだすためでしかない。」

JM「友人として警告をするよ。手を引け。」
結構楽しかったんだけどね。君とのちょっとしたゲーム。
ITのジムを演じたり、ゲイを演じたりね。あのアンダーウェアは気に入ってくれた?」
SH「人が死んでるんだ。」
JM「人は死ぬものなんだ!」と、モリアーティは大声で叫びました。
SH「君を阻止する。」
JM「無理だね。」
シャーロックはジョンに「大丈夫か?」と訪ねます。
モリアーティはジョンに近づいて「話してもいいよ、Johnny-boy. 」と言います。
ジョンはシャーロックを見て、大丈夫だよ、頷きます。
SH「受け取れ。」
シャーロックはメモリースティックをモリアーティに差し出します。

JM「ん?ああ、あれか!ミサイル計画!」
モリアーティはそれを手にすると「Boring! 」とプールに投げ込んでしまいます。
JM「どこからでも手に入るし。」
その時、ジョンが背後からモリアーティを羽交い絞めにしてシャーロックに向かって叫びます。
JW「逃げろ、シャーロック!」

※ジョン、カッコよすぎ。カッコよさをここで使い果たしてしまったのでしょうか・・・
それにしても・・・
ここでジョンがシャーロックに自分を犠牲にすることを教えちゃったんだと思うと切ないですね。
モリアーティは「Good! Very good. 」と何だか楽しそうです。
シャーロックはかなりびっくりした様子で逃げることも撃つこともしません。

JW「あんたのスナイパーが引き金を引くときは、Mr.モリアーティ、あんたも道連れだよ。」
JM「彼ってかわいいね?君がそばにおきたがるのもわかるよ。
みんなペットの事になると感傷的になるんだよね。感動的なほど忠実だが、残念!
君は手の内を見せたことになるんだよ、Dr.ワトソン。」
モリアーティがそう言うとライフルのポイントがシャーロックの頭を狙います。

それを見たジョンはモリアーティを離します。
モリアーティはスーツを直すと「ウェストウッドなんだよ!」と迷惑そう。

JM「僕の邪魔をすると、どうなるかわかる?シャーロック。」
SH「当ててみようか。僕は殺されるんだ。」
JM「君を殺す?いや、いや、そんな事はしないよ。いずれはそうするけどね。
急ぎたくはない。特別な事のために取っておきたいんだ。君が詮索をやめないのなら・・・
君を焼きつすくよ。焼き尽くして心臓を取り出してやる。」
SH「僕は人の心を持たない言われた。」
↑シャーロック・・・(涙)
JM「それが事実じゃないって事はお互いわかってるよね。」

そして突然「さて、もう行かないと。」とモリアーティ。
JM「きちんと会話ができて良かったよ。」
SH「もし、今君を撃ったらどうなる?」
JM「僕の驚いた顔を見る事ができるよ。実際、心の底から驚くよ、シャーロック。
そしてほんの少し失望する。もちろん、君はそれをずっと大事にとっておくことはできないけど。」
モリアーティは「Ciao, Sherlock Holmes. 」と言い、立ち去ります。
SH「いずれ・・・君を・・・捕まえる。」
JM「無理だろうね!」

モリアーティが消えたことを確認するとシャーロックは慌ててジョンの爆弾を外し始めます。
SH「All right? Are you all right? 」
JW「Yeah-yeah, I’m fine. I’m fine. 」

爆弾を遠くに放り、周辺の安全を確認します。
ジョンは緊張から解放され、座り込んでいます。
ジョンの前をシャーロックは落ち着きなくウロウロとしています。

JW「君は大丈夫なのか?」
SH「僕?もちろん、大丈夫だよ。」
そしてシャーロックは言いにくそうにモゴモゴと続けます。
SH「あの・・・えーっと・・・君・・・君は・・・君の行動。あれ、あー・・・GOODだった。」
※ここの「Good」ってどんな言葉がふさわしいんでしょうね。
「かっこよかった」とか「すごかったよ」とかいろいろありますけど、
こういう場合の「Good」ってちょっと上から目線というか、上司がよく使う言葉だったりするので
やっぱり「よくやった」という意味になるんでしょうか。
ちょっと動揺しちゃったのでシャーロックなりに体面を保とうとしているのかもしれませんね。

JW「誰にも見られなくてよかったよ。」
SH「うん?」
JW「君、暗いプールで僕の服を脱がせただろ。噂になる。」
SH「噂好きだからな。」
シャーロックはそう言うと笑顔を見せます。

ジョンが立ち上がろうとした時、ライフルのレーザーポイントが再びジョンを狙います。
JM「悪いね、ボーイズ。気が変わっちゃった。」
再びモリアーティが現れます。←邪魔すんな(怒)

JM「それが僕の欠点なんだけど、自分にフェアにいくんだよ。それが唯一の欠点だね。」
シャーロックとジョンはお互いに見合わせます。

JM「君が続けるのを許すことはできないな。君を説得しようと思ったけど・・・
僕の言い分はもう君の脳裏をよぎっているだろうしね!」

そして目だけでお互いの意思を確認すると
「僕の答えも君の脳裏をよぎっているはずだ。」
そう言いながら放ってあった爆弾を銃で狙います。

モリアーティは凍りついたような笑顔を見せています。
果たしてモリアーティは引くのか、それともここで心中するしかないのか。
緊迫の次シーズンに続きます!なんて(笑)

こんなところで終わりですか?
なんですけど私が見たときは既にS2も配信されていたので、待たなくてすみました。ヨカッタ。
S2のラストの時は、え?続きは?続きはどこ?って泣きましたけど(笑)
最後は画像だらけになってしまいました。
次回は感想を書こうと思っています。

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss
ラストです。
夜中、プールに現れたシャーロック。

誰もいないのでメモリーを掲げて呼びかけます。
SH「君と知り合いになるためにプレゼントを持ってきた。このためだったんだろう?
僕を飛び回らせた君のパズル。すべてはこれから僕の気を逸らすためだったんだ。」

その時、シャーロックの背後でドアが開く音がします。

振り返るとそこに現れたのはジョン・ワトソンでした。
JW「Evening. 」

※固まるシャーロック。ネコか。しばらく固まっています。
JW「意外だったんじゃないか?シャーロック。」
SH「ジョン。何を・・・・」

※この横顔がまた美しくて・・・・普段は冷静に状況を分析するシャーロックなのに、
何が起きたか全然状況を把握できてないって表情なんですよね。
まるで置いてきぼりをくらった子どものようでもあります。
今となってはこの際ジョンが黒幕でもいいんじゃないかと思っちゃいますよ(涙)
JW「予想などつくわけないよね。」
ゆっくりとジョンに近づいていくシャーロックにジョンは自分に取り付けられている爆弾を見せます。
ジョンはモリアーティに捕まり、みんなと同じようにセリフを言わされていました。
それがわかった途端、動きが早くなるシャーロックが本当にねー。

JW「次は・・・何を・・・言わせようか?
Gottle o’ geer ... gottle o’ geer ... gottle o’ geer. 」
※ジョンのこのセリフが全然わからなくて・・・調べたら腹話術特有の発音のようで、
「Bottle of Beer」と言っているらしいです。ビールですね。
SH「Stop it.」
JW「いい感じだ。これはカールが死んだプールだよ。僕は彼を止めたんだ。
ジョン・ワトソンも止められるんだ。彼の心臓をね。」
SH「君は誰なんだ?」

すると向かい側の扉から男の声がします。
JM「君に電話番号を渡したじゃないか。君から電話があると思ったのに。」

モリアーティでした。
モリアーティはゆっくりと姿を現します。
JM「君のポケットにあるのは英陸軍のブローニング L9A1だな。
それとも僕に会えてうれしいのかな?」
シャーロックはポケットから銃を取り出し、構えます。

SH「両方だよ。」
JM「Jim Moriarty. Hi! 」
モリアーティはシャーロックたちに近づきながら話を続けます。
「ジムだよ。病院に勤めてる。」
「ああ、僕って本当に印象が薄いの?まあ、でもむしろそこがポイントなんだけど。」
「バカな事はしないほうがいいよ。銃が狙っているからね。手を汚すのは好きじゃないんだ。」
「君に少しだけ見せてあげたんだよ、シャーロック。
巨大な悪の世界で何が起きているのかほんの少しだけ見せたんだ。僕はスペシャリストなんだよ。」
「君のような。」
SH「『ジムさん。どうか恋人の意地悪な姉を消してくださいませんか?』」
SH「『ジムさん・どうか中南米に私を逃がしてくれませんか?』」
JM「その通り。」
SH「諮問犯罪者。素晴らしい。」
JM「そうでしょ?誰も僕にたどり着くことができないんだ、これからもずっとね。」
シャーロックはここで撃鉄を起こします。
SH「僕はたどり着いた。」
JM「君と僕は同類なんだ。ちょっと邪魔なんだよ。」
SH「Thank you. 」
JM「褒めてないけど。」
SH「いや、褒めてるよ。」
JM「そういうことにしておくよ。だけどイチャイチャするのも終わりだ、シャーロック。
『お父さんはもううんざりなんだよ』
君には僕の力を見せてきた。凡人たちの取るに足らない問題を開放してきた。
3000万ポンドでさえ、君をおびきだすためでしかない。」

JM「友人として警告をするよ。手を引け。」
結構楽しかったんだけどね。君とのちょっとしたゲーム。
ITのジムを演じたり、ゲイを演じたりね。あのアンダーウェアは気に入ってくれた?」
SH「人が死んでるんだ。」
JM「人は死ぬものなんだ!」と、モリアーティは大声で叫びました。
SH「君を阻止する。」
JM「無理だね。」
シャーロックはジョンに「大丈夫か?」と訪ねます。
モリアーティはジョンに近づいて「話してもいいよ、Johnny-boy. 」と言います。
ジョンはシャーロックを見て、大丈夫だよ、頷きます。
SH「受け取れ。」
シャーロックはメモリースティックをモリアーティに差し出します。

JM「ん?ああ、あれか!ミサイル計画!」
モリアーティはそれを手にすると「Boring! 」とプールに投げ込んでしまいます。
JM「どこからでも手に入るし。」
その時、ジョンが背後からモリアーティを羽交い絞めにしてシャーロックに向かって叫びます。
JW「逃げろ、シャーロック!」

※ジョン、カッコよすぎ。カッコよさをここで使い果たしてしまったのでしょうか・・・
それにしても・・・
ここでジョンがシャーロックに自分を犠牲にすることを教えちゃったんだと思うと切ないですね。
モリアーティは「Good! Very good. 」と何だか楽しそうです。
シャーロックはかなりびっくりした様子で逃げることも撃つこともしません。

JW「あんたのスナイパーが引き金を引くときは、Mr.モリアーティ、あんたも道連れだよ。」
JM「彼ってかわいいね?君がそばにおきたがるのもわかるよ。
みんなペットの事になると感傷的になるんだよね。感動的なほど忠実だが、残念!
君は手の内を見せたことになるんだよ、Dr.ワトソン。」
モリアーティがそう言うとライフルのポイントがシャーロックの頭を狙います。

それを見たジョンはモリアーティを離します。
モリアーティはスーツを直すと「ウェストウッドなんだよ!」と迷惑そう。

JM「僕の邪魔をすると、どうなるかわかる?シャーロック。」
SH「当ててみようか。僕は殺されるんだ。」
JM「君を殺す?いや、いや、そんな事はしないよ。いずれはそうするけどね。
急ぎたくはない。特別な事のために取っておきたいんだ。君が詮索をやめないのなら・・・
君を焼きつすくよ。焼き尽くして心臓を取り出してやる。」
SH「僕は人の心を持たない言われた。」
↑シャーロック・・・(涙)
JM「それが事実じゃないって事はお互いわかってるよね。」

そして突然「さて、もう行かないと。」とモリアーティ。
JM「きちんと会話ができて良かったよ。」
SH「もし、今君を撃ったらどうなる?」
JM「僕の驚いた顔を見る事ができるよ。実際、心の底から驚くよ、シャーロック。
そしてほんの少し失望する。もちろん、君はそれをずっと大事にとっておくことはできないけど。」
モリアーティは「Ciao, Sherlock Holmes. 」と言い、立ち去ります。
SH「いずれ・・・君を・・・捕まえる。」
JM「無理だろうね!」

モリアーティが消えたことを確認するとシャーロックは慌ててジョンの爆弾を外し始めます。
SH「All right? Are you all right? 」
JW「Yeah-yeah, I’m fine. I’m fine. 」

爆弾を遠くに放り、周辺の安全を確認します。
ジョンは緊張から解放され、座り込んでいます。
ジョンの前をシャーロックは落ち着きなくウロウロとしています。

JW「君は大丈夫なのか?」
SH「僕?もちろん、大丈夫だよ。」
そしてシャーロックは言いにくそうにモゴモゴと続けます。
SH「あの・・・えーっと・・・君・・・君は・・・君の行動。あれ、あー・・・GOODだった。」
※ここの「Good」ってどんな言葉がふさわしいんでしょうね。
「かっこよかった」とか「すごかったよ」とかいろいろありますけど、
こういう場合の「Good」ってちょっと上から目線というか、上司がよく使う言葉だったりするので
やっぱり「よくやった」という意味になるんでしょうか。
ちょっと動揺しちゃったのでシャーロックなりに体面を保とうとしているのかもしれませんね。

JW「誰にも見られなくてよかったよ。」
SH「うん?」
JW「君、暗いプールで僕の服を脱がせただろ。噂になる。」
SH「噂好きだからな。」
シャーロックはそう言うと笑顔を見せます。

ジョンが立ち上がろうとした時、ライフルのレーザーポイントが再びジョンを狙います。
JM「悪いね、ボーイズ。気が変わっちゃった。」
再びモリアーティが現れます。←邪魔すんな(怒)

JM「それが僕の欠点なんだけど、自分にフェアにいくんだよ。それが唯一の欠点だね。」
シャーロックとジョンはお互いに見合わせます。

JM「君が続けるのを許すことはできないな。君を説得しようと思ったけど・・・
僕の言い分はもう君の脳裏をよぎっているだろうしね!」

そして目だけでお互いの意思を確認すると
「僕の答えも君の脳裏をよぎっているはずだ。」
そう言いながら放ってあった爆弾を銃で狙います。

モリアーティは凍りついたような笑顔を見せています。
果たしてモリアーティは引くのか、それともここで心中するしかないのか。
緊迫の次シーズンに続きます!なんて(笑)

こんなところで終わりですか?
なんですけど私が見たときは既にS2も配信されていたので、待たなくてすみました。ヨカッタ。
S2のラストの時は、え?続きは?続きはどこ?って泣きましたけど(笑)
最後は画像だらけになってしまいました。
次回は感想を書こうと思っています。