Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"
Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger
Previous → パトリック・メルローズ 「Bad News」その4
Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
Anne Moore:AM(アン・ムーア)
青字はパトリックの独白です。
ホテルのラウンジでマティーニを飲むパトリック。
回想シーン。
階段に座っていると緑色のドレスを着た女性が声をかけます。
アン・ムーアです。
AM:ハロー、パトリック。どうしたの?不安なのね。
それは?パトリック。あなたのお母さんはどうしたの?お母さんと話したい?
わかった、すぐに戻ってくるから。約束よ。
そのアンが目の前に現れます。
AM:パトリック、I am so sorry.
PM:I'm sorry too.
時間厳守は父から受け継いだ悪習のひとつなんだ。
AM:そういう意味ではない事はわかってるわよね。
(ウェイターに)お茶をお願い。アールグレイで。
PM:僕はおかわりを。
僕的には9時なんだ。
AM:あなたの場合はいつも9時ね。
仕方ないわね、私にもマティーニをお願い。
AM:それで行ったの?
PM:霊安室?行ったよ。
AM:幻滅させるつもりはないけど、共有の熊手でオーブンの底から遺灰をかき集めて渡すのよね。
PM:すごいね!他の誰かのものが入ってるんだなんて、最高だよ。
パトリック、アンの煙草に火をつけます。
PM:子どもの頃父は僕たちをよくレストランに連れて行った。
複数形で言ったのは、3回以上出入りしたことがないからだ。
ある時、赤ワインのボトルを逆さまに握りカーペットの上にドボドボとこぼしていたのを覚えてる。
「よくこんな汚物を持って来れるな。」
AM:でも今は文句も言えなくなっちゃったわね。
PM:日が暮れたらヴァンパイアのように棺の中で背筋を伸ばして座ってるのをちょっと期待しちゃったよ。
「これを棺と呼べるのか?ここのサービスには我慢できない!」
でも、サービスは我慢できなかったのは確かだ。違う死体に案内された。
AM:違う死体?
PM:うん。簡単に見つけられても見分けがつかないなんて皮肉だな。
会えてよかった、アン。馴染みのある顔が見たかったんだ。
AM:彼は難しい人だったわ。
今日あなたと話したかったのは(急に低回転のレコードような声で)その事なんだけどね。
パトリックの意識が飛んでいきます。
PM:クエールードがきいてきた。
椅子から落ちそうになります。
AM:パトリック、大丈夫?
PM:時差ぼけなんだ。
AM:横になる?
PM:そんな大げさな事じゃなく、ちょっと眠いだけだよ。
PM:失礼。
パトリックは席を立ちトイレに行こうとしますがうまく歩けずに倒れています。
何とかトイレにたどり着きBlack Beautiesを吸引すると再びアンのもとに戻ります。
AM:あら、よかった。どうしてたの?
PM:顔に水をパシャっとね。
AM:水って?
PM:すごくスッキリしたよ。
そう言って立ち上がるパトリック。
AM:パトリック、座って頂戴。不安にさせないで。
PM:みんなそう言うんだよ。
AM:パトリック、私はずっと謝りたかったの。あなたを階段で見た時、
PM:やめてくれ。
AM:あなたに約束したわね、あなたの、
「避難しろ、逃げるんだ、脱出だ。」
PM:僕はすべてを忘れるとも約束したよね。ウェイターはいないのか?
AM:あなたは苦しんでいたわ。いつもそうだった。あなたのママも。
あの家にはそんな空気が流れていた。私がもっと頑張るべきだったの。
PM:ごめん、もう行かなきゃ。
AM:え?
PM:5時までに事務弁護士のところに行かないと。書類にサインをして。
AM:そうなの?だけど私たち、
PM:むかつくよね?でもお役所仕事なんてそんなものだよ。
立ち上がります。
PM:これくらいしかできないけど。
あのさ、僕は感謝してるんだよ。あなたはいつも親切で、子どものころからずっと感謝してるよ。
パトリックはドル札をテーブルに置きます。
PM:だけどごめん、もう行かないと。
パトリックはアンにハグをするとすぐに走り去ります。
続きます。
ひー、すみませんです(汗)
いくつか怪しい文がありますがよくわからないままにしています。
お許しください。
ラリってる床に倒れているベネディクトさんが最高でした。
Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger
Previous → パトリック・メルローズ 「Bad News」その4
Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
Anne Moore:AM(アン・ムーア)
青字はパトリックの独白です。
ホテルのラウンジでマティーニを飲むパトリック。
回想シーン。
階段に座っていると緑色のドレスを着た女性が声をかけます。
アン・ムーアです。
AM:ハロー、パトリック。どうしたの?不安なのね。
それは?パトリック。あなたのお母さんはどうしたの?お母さんと話したい?
わかった、すぐに戻ってくるから。約束よ。
そのアンが目の前に現れます。
AM:パトリック、I am so sorry.
PM:I'm sorry too.
時間厳守は父から受け継いだ悪習のひとつなんだ。
AM:そういう意味ではない事はわかってるわよね。
(ウェイターに)お茶をお願い。アールグレイで。
PM:僕はおかわりを。
僕的には9時なんだ。
AM:あなたの場合はいつも9時ね。
仕方ないわね、私にもマティーニをお願い。
AM:それで行ったの?
PM:霊安室?行ったよ。
AM:幻滅させるつもりはないけど、共有の熊手でオーブンの底から遺灰をかき集めて渡すのよね。
PM:すごいね!他の誰かのものが入ってるんだなんて、最高だよ。
パトリック、アンの煙草に火をつけます。
PM:子どもの頃父は僕たちをよくレストランに連れて行った。
複数形で言ったのは、3回以上出入りしたことがないからだ。
ある時、赤ワインのボトルを逆さまに握りカーペットの上にドボドボとこぼしていたのを覚えてる。
「よくこんな汚物を持って来れるな。」
AM:でも今は文句も言えなくなっちゃったわね。
PM:日が暮れたらヴァンパイアのように棺の中で背筋を伸ばして座ってるのをちょっと期待しちゃったよ。
「これを棺と呼べるのか?ここのサービスには我慢できない!」
でも、サービスは我慢できなかったのは確かだ。違う死体に案内された。
AM:違う死体?
PM:うん。簡単に見つけられても見分けがつかないなんて皮肉だな。
会えてよかった、アン。馴染みのある顔が見たかったんだ。
AM:彼は難しい人だったわ。
今日あなたと話したかったのは(急に低回転のレコードような声で)その事なんだけどね。
パトリックの意識が飛んでいきます。
PM:クエールードがきいてきた。
椅子から落ちそうになります。
AM:パトリック、大丈夫?
PM:時差ぼけなんだ。
AM:横になる?
PM:そんな大げさな事じゃなく、ちょっと眠いだけだよ。
PM:失礼。
パトリックは席を立ちトイレに行こうとしますがうまく歩けずに倒れています。
何とかトイレにたどり着きBlack Beautiesを吸引すると再びアンのもとに戻ります。
AM:あら、よかった。どうしてたの?
PM:顔に水をパシャっとね。
AM:水って?
PM:すごくスッキリしたよ。
そう言って立ち上がるパトリック。
AM:パトリック、座って頂戴。不安にさせないで。
PM:みんなそう言うんだよ。
AM:パトリック、私はずっと謝りたかったの。あなたを階段で見た時、
PM:やめてくれ。
AM:あなたに約束したわね、あなたの、
「避難しろ、逃げるんだ、脱出だ。」
PM:僕はすべてを忘れるとも約束したよね。ウェイターはいないのか?
AM:あなたは苦しんでいたわ。いつもそうだった。あなたのママも。
あの家にはそんな空気が流れていた。私がもっと頑張るべきだったの。
PM:ごめん、もう行かなきゃ。
AM:え?
PM:5時までに事務弁護士のところに行かないと。書類にサインをして。
AM:そうなの?だけど私たち、
PM:むかつくよね?でもお役所仕事なんてそんなものだよ。
立ち上がります。
PM:これくらいしかできないけど。
あのさ、僕は感謝してるんだよ。あなたはいつも親切で、子どものころからずっと感謝してるよ。
パトリックはドル札をテーブルに置きます。
PM:だけどごめん、もう行かないと。
パトリックはアンにハグをするとすぐに走り去ります。
続きます。
ひー、すみませんです(汗)
いくつか怪しい文がありますがよくわからないままにしています。
お許しください。
ラリってる床に倒れているベネディクトさんが最高でした。