少々気分転換です。
去年からボチボチと映画を観てはいるもののちゃんと感想が書けなかったので
少しですが短い感想をまとめてみました。
ついでに偉そうな星もつけてみました。
その1にするからにはその2があるんだろうな、おい。
オデッセイ
The Martian
Director: Ridley Scott
Writers: Drew Goddard
Based by Andy Weir
USA 2015
Rating:★★★★★
マーク・ワトニー:マット・デイモン
メリッサ・ルイス:ジェシカ・チャステイン
リック・マルティネス:マイケル・ペーニャ
ベス・ヨハンセン:ケイト・マーラ
クリス・ベック:セバスチャン・スタン
アレックス・フォーゲル:アクセル・ヘニー
ミッチ・ヘンダーソン:ショーン・ビーン
ビンセント・カプーア:キウェテル・イジョフォー
ブルース・ン:ベネディクト・ウォン
宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星での探査中に砂嵐でアンテナが直撃し行方不明となります。
危険な状況のため船長はマークは死んだものとし施設をすべて放棄して地球に向かいます。
しかし、マークは生きていました。
火星に取り残されたことを知り生き抜くために自給自足の生活を始めます。
マークが生きていたことを知ったNASAは生還させようと奮闘します。
映画「アポロ13」はシリアスな映画でした。実話ではありますけどね。
余談ですが私は公開当時にNHKで放送してたドキュメンタリーのほうが感動しました。
大気圏突入のときにクルーたちがヒューストンに、
「何が起きても、ここまでの尽力に感謝する」ってところで号泣した覚えがあります。
オデッセイはかなりコメディカルです。それでいて感動もします。
文字通り笑いあり涙ありの映画です。
マークが目を覚ました時には周囲に誰もいなくてすぐに状況を把握します。
でも彼は取り乱さず、次に探査機が火星に来る4年後までどう生き抜くかを考え実行します。
人間本当の崖っぷちに立たされると案外冷静になれるものなんです。
パニックになったところで何の解決にもならない事を本能みたいな部分がわかってるんだと思います。
とはいえ、実際に火星に取り残されたら絶望しかないですよね。
すごーい秘境にひとり放り出されるだけでも恐ろしいのに、火星ですよ。火星。
交通手段はおろか通信手段も何もないですしね。
孤独とかいうレベルではないでしょうね。
マーク・ワトニーの冷静さはやはり宇宙飛行士として訓練されているからなのでしょうか。
もちろん知識があるからこそでマークは問題が発生してもひとつひとつ淡々と解決していきます。
それにしてもNASAの技術ってすごいと思いました。
フィクション部分もありそうですが、ほぼ実際の技術が採用されているんですよね。
リアルだと思ったのは、時間が経つごとにちゃんと痩せていってるんです。
マットさんご本人ではないと思いますが。
孤独に耐えながら帰還に備えて淡々とミッションをこなしていきます。
トラブルが発生して取り乱すこともありますが、それでも冷静に仕事をしています。
でもついに帰還となったその瞬間に泣き顔になるんです。
もちろんまだミッション中なので泣き崩れたりしませんが、懸命に耐えている表情に私が泣きました。
マット・デーモンは最強の工作員から内気な男の子まで器用に演じますよね。
この人も自分を、つまり「マット・デーモン」を消せる役者さんなんだと思います。
それにしてもキャスト豪華すぎ、私得すぎです。
説明不要だと思いますが、ひとつだけ。
救出作戦はイジョホーさんとベネディクト・ウォンが中心だったりするのも楽しいです。
あ、もうひとつ。
帰還させる計画が秘密の計画だったので会議を「エルロンドの会議」と言う場面がありますが
そのセリフをショーン・ビーンが言っていて、ニヤニヤしました。
そして、やっぱりリドリー・スコット監督は良いですね。
スコット兄弟大好きでした。トニーさんは本当に残念です。
ジェシカ・チャステインも好きな女優さんです。
最高だったので星5つでした。
マリアンヌ
Allied
Director: Robert Zemeckis
Writer: Steven Knight
2016 USA
Rating:★★★★☆
マックス・ヴァタン:ブラッド・ピット
マリアンヌ・ボーセジュール:マリオン・コティヤール
フランク・ヘスロップ:ジャレッド・ハリス
第2次世界大戦下、イギリスのSOEの工作員マックスはモロッコでナチス要員暗殺のため、
フランスの工作員マリアンヌと作戦を成功させたあと、ロンドンで結婚します。
子どもも生まれ幸せに暮らしていますがある日上官のヘスロップに呼びだされ、
マリアンヌに2重スパイの疑いがあると知らされます。
72時間以内に彼女を始末しなければマックスが反逆罪で殺されてしまう状況の中、
マックスはマリアンヌの容疑を晴らすため独自に調査をしていきますが・・・・
ゼメキス監督の映画は久しぶりに観ました。フォレストガンプ以来かも。
久しぶりにシリアスなブラピですがやっぱりかっこいいですね。
とても50台とは思えません。
そしてお相手のマリオン・コティヤール。
彼女は大好きな女優さんのひとりですがすこし昔のモダンファッションがよく似合うんです。
上官役のジャレッド・ハリスも良い役者さんですね。
撃ち合う場面もありますがスパイアクション映画ではないので派手さはありません。
スパイであるがゆえに運命に翻弄されていくふたり。
普通の家庭を築こうとしても過去が追いかけてきます。
原題の「Allied」は同盟とか同類の意味がありました。
同盟国として協力し合うふたりは優秀なスパイでしたが、
お互いを愛し守ろうとする強さと覚悟もふたりにはありました。
そう考えると、とても深いタイトルだと思いました。
ラストに向けて展開も二転三転していき、
派手ではありませんが壮大なスケールで描かれていました。
すごく良い映画だと思います。
もちろんマリアンヌの衣装も見どころです。
まとめる作業が本当に苦手な私・・・
気がつけば2本しか書けなかったのでまた近いうちに続きます。
去年からボチボチと映画を観てはいるもののちゃんと感想が書けなかったので
少しですが短い感想をまとめてみました。
ついでに偉そうな星もつけてみました。
その1にするからにはその2があるんだろうな、おい。
オデッセイ
The Martian
Director: Ridley Scott
Writers: Drew Goddard
Based by Andy Weir
USA 2015
Rating:★★★★★
マーク・ワトニー:マット・デイモン
メリッサ・ルイス:ジェシカ・チャステイン
リック・マルティネス:マイケル・ペーニャ
ベス・ヨハンセン:ケイト・マーラ
クリス・ベック:セバスチャン・スタン
アレックス・フォーゲル:アクセル・ヘニー
ミッチ・ヘンダーソン:ショーン・ビーン
ビンセント・カプーア:キウェテル・イジョフォー
ブルース・ン:ベネディクト・ウォン
宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星での探査中に砂嵐でアンテナが直撃し行方不明となります。
危険な状況のため船長はマークは死んだものとし施設をすべて放棄して地球に向かいます。
しかし、マークは生きていました。
火星に取り残されたことを知り生き抜くために自給自足の生活を始めます。
マークが生きていたことを知ったNASAは生還させようと奮闘します。
映画「アポロ13」はシリアスな映画でした。実話ではありますけどね。
余談ですが私は公開当時にNHKで放送してたドキュメンタリーのほうが感動しました。
大気圏突入のときにクルーたちがヒューストンに、
「何が起きても、ここまでの尽力に感謝する」ってところで号泣した覚えがあります。
オデッセイはかなりコメディカルです。それでいて感動もします。
文字通り笑いあり涙ありの映画です。
マークが目を覚ました時には周囲に誰もいなくてすぐに状況を把握します。
でも彼は取り乱さず、次に探査機が火星に来る4年後までどう生き抜くかを考え実行します。
人間本当の崖っぷちに立たされると案外冷静になれるものなんです。
パニックになったところで何の解決にもならない事を本能みたいな部分がわかってるんだと思います。
とはいえ、実際に火星に取り残されたら絶望しかないですよね。
すごーい秘境にひとり放り出されるだけでも恐ろしいのに、火星ですよ。火星。
交通手段はおろか通信手段も何もないですしね。
孤独とかいうレベルではないでしょうね。
マーク・ワトニーの冷静さはやはり宇宙飛行士として訓練されているからなのでしょうか。
もちろん知識があるからこそでマークは問題が発生してもひとつひとつ淡々と解決していきます。
それにしてもNASAの技術ってすごいと思いました。
フィクション部分もありそうですが、ほぼ実際の技術が採用されているんですよね。
リアルだと思ったのは、時間が経つごとにちゃんと痩せていってるんです。
マットさんご本人ではないと思いますが。
孤独に耐えながら帰還に備えて淡々とミッションをこなしていきます。
トラブルが発生して取り乱すこともありますが、それでも冷静に仕事をしています。
でもついに帰還となったその瞬間に泣き顔になるんです。
もちろんまだミッション中なので泣き崩れたりしませんが、懸命に耐えている表情に私が泣きました。
マット・デーモンは最強の工作員から内気な男の子まで器用に演じますよね。
この人も自分を、つまり「マット・デーモン」を消せる役者さんなんだと思います。
それにしてもキャスト豪華すぎ、私得すぎです。
説明不要だと思いますが、ひとつだけ。
救出作戦はイジョホーさんとベネディクト・ウォンが中心だったりするのも楽しいです。
あ、もうひとつ。
帰還させる計画が秘密の計画だったので会議を「エルロンドの会議」と言う場面がありますが
そのセリフをショーン・ビーンが言っていて、ニヤニヤしました。
そして、やっぱりリドリー・スコット監督は良いですね。
スコット兄弟大好きでした。トニーさんは本当に残念です。
ジェシカ・チャステインも好きな女優さんです。
最高だったので星5つでした。
マリアンヌ
Allied
Director: Robert Zemeckis
Writer: Steven Knight
2016 USA
Rating:★★★★☆
マックス・ヴァタン:ブラッド・ピット
マリアンヌ・ボーセジュール:マリオン・コティヤール
フランク・ヘスロップ:ジャレッド・ハリス
第2次世界大戦下、イギリスのSOEの工作員マックスはモロッコでナチス要員暗殺のため、
フランスの工作員マリアンヌと作戦を成功させたあと、ロンドンで結婚します。
子どもも生まれ幸せに暮らしていますがある日上官のヘスロップに呼びだされ、
マリアンヌに2重スパイの疑いがあると知らされます。
72時間以内に彼女を始末しなければマックスが反逆罪で殺されてしまう状況の中、
マックスはマリアンヌの容疑を晴らすため独自に調査をしていきますが・・・・
ゼメキス監督の映画は久しぶりに観ました。フォレストガンプ以来かも。
久しぶりにシリアスなブラピですがやっぱりかっこいいですね。
とても50台とは思えません。
そしてお相手のマリオン・コティヤール。
彼女は大好きな女優さんのひとりですがすこし昔のモダンファッションがよく似合うんです。
上官役のジャレッド・ハリスも良い役者さんですね。
撃ち合う場面もありますがスパイアクション映画ではないので派手さはありません。
スパイであるがゆえに運命に翻弄されていくふたり。
普通の家庭を築こうとしても過去が追いかけてきます。
原題の「Allied」は同盟とか同類の意味がありました。
同盟国として協力し合うふたりは優秀なスパイでしたが、
お互いを愛し守ろうとする強さと覚悟もふたりにはありました。
そう考えると、とても深いタイトルだと思いました。
ラストに向けて展開も二転三転していき、
派手ではありませんが壮大なスケールで描かれていました。
すごく良い映画だと思います。
もちろんマリアンヌの衣装も見どころです。
まとめる作業が本当に苦手な私・・・
気がつけば2本しか書けなかったのでまた近いうちに続きます。