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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

なんちゃって映画レビュー その1

2017-08-19 10:05:40 | Movie Topics
少々気分転換です。

去年からボチボチと映画を観てはいるもののちゃんと感想が書けなかったので
少しですが短い感想をまとめてみました。
ついでに偉そうな星もつけてみました。
その1にするからにはその2があるんだろうな、おい。


オデッセイ


The Martian
Director: Ridley Scott
Writers: Drew Goddard
Based by Andy Weir
USA 2015

Rating:★★★★★

マーク・ワトニー:マット・デイモン
メリッサ・ルイス:ジェシカ・チャステイン
リック・マルティネス:マイケル・ペーニャ
ベス・ヨハンセン:ケイト・マーラ
クリス・ベック:セバスチャン・スタン
アレックス・フォーゲル:アクセル・ヘニー
ミッチ・ヘンダーソン:ショーン・ビーン
ビンセント・カプーア:キウェテル・イジョフォー
ブルース・ン:ベネディクト・ウォン


宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星での探査中に砂嵐でアンテナが直撃し行方不明となります。
危険な状況のため船長はマークは死んだものとし施設をすべて放棄して地球に向かいます。
しかし、マークは生きていました。
火星に取り残されたことを知り生き抜くために自給自足の生活を始めます。
マークが生きていたことを知ったNASAは生還させようと奮闘します。

映画「アポロ13」はシリアスな映画でした。実話ではありますけどね。
余談ですが私は公開当時にNHKで放送してたドキュメンタリーのほうが感動しました。
大気圏突入のときにクルーたちがヒューストンに、
「何が起きても、ここまでの尽力に感謝する」ってところで号泣した覚えがあります。

オデッセイはかなりコメディカルです。それでいて感動もします。
文字通り笑いあり涙ありの映画です。


マークが目を覚ました時には周囲に誰もいなくてすぐに状況を把握します。
でも彼は取り乱さず、次に探査機が火星に来る4年後までどう生き抜くかを考え実行します。
人間本当の崖っぷちに立たされると案外冷静になれるものなんです。
パニックになったところで何の解決にもならない事を本能みたいな部分がわかってるんだと思います。

とはいえ、実際に火星に取り残されたら絶望しかないですよね。
すごーい秘境にひとり放り出されるだけでも恐ろしいのに、火星ですよ。火星。
交通手段はおろか通信手段も何もないですしね。
孤独とかいうレベルではないでしょうね。

マーク・ワトニーの冷静さはやはり宇宙飛行士として訓練されているからなのでしょうか。
もちろん知識があるからこそでマークは問題が発生してもひとつひとつ淡々と解決していきます。
それにしてもNASAの技術ってすごいと思いました。
フィクション部分もありそうですが、ほぼ実際の技術が採用されているんですよね。


リアルだと思ったのは、時間が経つごとにちゃんと痩せていってるんです。
マットさんご本人ではないと思いますが。
孤独に耐えながら帰還に備えて淡々とミッションをこなしていきます。
トラブルが発生して取り乱すこともありますが、それでも冷静に仕事をしています。
でもついに帰還となったその瞬間に泣き顔になるんです。
もちろんまだミッション中なので泣き崩れたりしませんが、懸命に耐えている表情に私が泣きました。

マット・デーモンは最強の工作員から内気な男の子まで器用に演じますよね。
この人も自分を、つまり「マット・デーモン」を消せる役者さんなんだと思います。

それにしてもキャスト豪華すぎ、私得すぎです。
説明不要だと思いますが、ひとつだけ。
救出作戦はイジョホーさんとベネディクト・ウォンが中心だったりするのも楽しいです。


あ、もうひとつ。
帰還させる計画が秘密の計画だったので会議を「エルロンドの会議」と言う場面がありますが
そのセリフをショーン・ビーンが言っていて、ニヤニヤしました。

そして、やっぱりリドリー・スコット監督は良いですね。
スコット兄弟大好きでした。トニーさんは本当に残念です。

ジェシカ・チャステインも好きな女優さんです。

最高だったので星5つでした。


マリアンヌ


Allied
Director: Robert Zemeckis
Writer: Steven Knight
2016 USA

Rating:★★★★☆

マックス・ヴァタン:ブラッド・ピット
マリアンヌ・ボーセジュール:マリオン・コティヤール
フランク・ヘスロップ:ジャレッド・ハリス

第2次世界大戦下、イギリスのSOEの工作員マックスはモロッコでナチス要員暗殺のため、
フランスの工作員マリアンヌと作戦を成功させたあと、ロンドンで結婚します。
子どもも生まれ幸せに暮らしていますがある日上官のヘスロップに呼びだされ、
マリアンヌに2重スパイの疑いがあると知らされます。

72時間以内に彼女を始末しなければマックスが反逆罪で殺されてしまう状況の中、
マックスはマリアンヌの容疑を晴らすため独自に調査をしていきますが・・・・

ゼメキス監督の映画は久しぶりに観ました。フォレストガンプ以来かも。
久しぶりにシリアスなブラピですがやっぱりかっこいいですね。
とても50台とは思えません。
そしてお相手のマリオン・コティヤール。
彼女は大好きな女優さんのひとりですがすこし昔のモダンファッションがよく似合うんです。


上官役のジャレッド・ハリスも良い役者さんですね。

撃ち合う場面もありますがスパイアクション映画ではないので派手さはありません。
スパイであるがゆえに運命に翻弄されていくふたり。
普通の家庭を築こうとしても過去が追いかけてきます。

原題の「Allied」は同盟とか同類の意味がありました。
同盟国として協力し合うふたりは優秀なスパイでしたが、
お互いを愛し守ろうとする強さと覚悟もふたりにはありました。

そう考えると、とても深いタイトルだと思いました。

ラストに向けて展開も二転三転していき、
派手ではありませんが壮大なスケールで描かれていました。
すごく良い映画だと思います。
もちろんマリアンヌの衣装も見どころです。


まとめる作業が本当に苦手な私・・・
気がつけば2本しか書けなかったのでまた近いうちに続きます。

ちょっとだけシャーロック考 その2

2017-08-16 20:57:30 | Sherlock 感想と考察
続きです。
「シャーロックS4はどうしてこうなった。」を考えました。
いい加減、嫌われそうですが今回もかなりネガティブです。



原因1:
マイクロフト。


私、マイクロフトは今でも好きなキャラクターです。
だからこそ、思うのです。出すぎだと。
しかも女性に口説かれるわ、死体にビビるわで、
あのミステリアスな歩く英国政府はどこに行ったの?返して!


マイクロフトもハドソンさんたちと同様エッセンスやスパイスだから
使いすぎは味が落ちる一方だと思うのです。
弟命も見え隠れ程度だったから良かったのであってあからさまな愛情表現はちょっと・・・



原因2:
ホームズ家。


S3で登場したシャーロックのご両親。
ママが天才な数学者でパパは凡人な設定なんでしょうか。
でもママをしっかり理解しているし、
このあたりはシャーロックとジョンな・・・そんな説明はいらないですね。

仲も良さそうだし中流階級的なしっかりとした家庭なのに
なぜマイクロフトやシャーロックに育ったの?と思いましたし、
家庭の匂いがするホームズ兄弟もちょっと嫌で。
でもママに頭があがらないお兄ちゃんは面白かったし、
S3のみの登場だと思っていました。


なのにたったこれだけのプロフィールやバックグラウンドで、
突然E3のようなユーロス話をされても置いてきぼりだったですよ。
結局、この夫婦は3人ともまともに育てられなかったという事でしょ。

ユーロスをやるのならメアリー話をS3で終わらせて、
その分E1からもっとホームズ家に焦点を当ててくれたらもう少し感情移入できたかも、
と、思うとやはりE1はいろいろと残念でした。


原因3:
A.G.R.A.


ハッキリ言ってものすごくショボかったと思います、AGRAの設定。
USBメモリーはメアリー・モースタンのネタだったとは思いましたけど、
AGRAが実はチームだったとか、それぞれがUSBを持ち歩いているとか、何だかなあ。


結局、マグヌッセンひとり消してもあまり意味がなかったのでは・・・・
フリーランスのアサシンだって言ってたような気がしますが、傭兵なの?

まるっと1話使ってやる話でもないし、そもそもシャーロックあまり関係ないし、
だからラストのノーブリさんの動機もメアリーが庇って死ぬのもイマイチ説得力がなく、
むしろメアリーを悲劇のヒロインで終わらせるためだけの舞台だったのでは・・・


少し前に「マリアンヌ」という映画を観ました。
この映画も主役は夫婦ともスパイなのですがスパイ映画ではなく、
スパイだった過去に翻弄されながらも家族を守ろうとする強さと覚悟がとても伝わってきました。
メアリーからその覚悟が伝わらなかったのが残念です。


原因4:
事件のもみ消しとハイテンションなシャーロック。


忌まわしき花嫁でもS3E3のあの感動的な別れは何だったのだと思いましたが、
自分の起こした事件をもみ消すための会議のシャーロックは一体?
あのおかしいテンションも見てて辛かったです。
しかも、解決策がただのもみ消しって、探偵なのに。



原因5:
メアリーの神聖化。


急に神聖化しちゃった感が拭えないS4のメアリー。
メアリーの過去はマグヌッセンが脅しにも使えるくらいな過去だったわけですよね。
CAIやめたあとはフリーランスのアサシン。
A.G.R.A.は傭兵のようなイメージですがアサシンなんだから殺したのは悪人ばかりではないはず。
実際、シャーロックも殺しかけてますしね。
そんな彼女がけじめをつける方法はシャーロックを庇う事ではないし、
これでおあいこと言われましても・・・・


しかもE1で長い長いメアリーのターンが終わったね、とほっとしたのも束の間だったという。
このドラマはシャーロックが抱えていた孤独をジョンが、
ジョンが抱えていた孤独をシャーロックが昇華させていくストーリーじゃなかったの?
最初はお互いをヒーローとして見てたふたりが次第に成長し向き合っていくってモファティス言ってましたよね?
S4はこれっぽっちも向き合ってないじゃーん。
最後までメアリーがコントロールしてたイメージなんですけど。


原因6:
ケミストリー。

Yam Yamさんがケミストリーが希薄になったと仰っていて、すごく納得しました。
S4がつまらない原因は彼らがほとんど別行動だったことにありますが
結局これってふたりのケミストリーが全然感じられなかったって事です。


これはきっとS3から始まっていると思いますが、
基本、ジョンが突っ込みでシャーロックがボケなコンビでしたけど
メアリーが登場してふたりともボケになる、つまりトリオになってしまったんです。


それでもS3は明るいストーリーも多かったのでまだ救われていますが
S4はE1の前半以降ふたりの楽しそうな表情が皆無と言っても過言ではないくらいです。
ジョンがいないからシャーロックがボケないのかもですが、
ジョンに至っては、楽しめる要素もない展開でしたし。


原因7:
シャーロックの成長。


成長とは何なんでしょうね。

いつもシリアスな表情をすること?
女性とおつきあいすること?
ジョンジョン言わないこと?
シーツでウロウロしないこと?
殺人事件にクリスマスだって喜ばないこと?


これがシャーロックを成長させるって事?
そんなのシャーロックじゃなーい(泣)
私は天才で変人なシャーロックに魅了されたんです。
常識人なシャーロックなんてあまり見たくないかな。

大人なシャーロックはアリなんですよ。
ベネディクトもそれなりの年齢ですし。
大人なシャーロック=正典のホームズだと思っていましたが・・・・

何でもかんでも正典に倣えとか言ってるのではなく、
正典ホームズの持つ魅力が踏襲してほしいところなんです。

アイリーンもしつこくネタにしてましたね。
アイリーン人気の一因は1話限りで終わったからだと思います。
こんなにダラダラ引きずるのにメリットはなさそう。


世の中の流れは「男女の絡みがないとつまらない」なのかもしれませんが
恋愛脳の持ち主なファンばかりでもないですしね。
でもS1、S2はうまく女性を活かしていたと思うんです。
S4は「女性を出さなきゃいけない」がE3のモリーに繋がったと思うと、とても不憫です。

今まではE1で事件が起こり、裏で何かが動いているのを示唆しつつも
ジョンとふたり聞き込みをし現場に足を運び事件を解決しながらE3でラスボス対決でした。
いつまでも同じパターンというわけにはいかない、ドラマも成長していくのかもしれませんが
毎回同じパターンでも良いじゃないですか、ホームズなんだし。



原因8:
キャラクター


そんなわけで、
シャーロックの成長に伴ったかどうかわかりませんが
今回はスタイリッシュなシャーロックがどこにもいませんでした。


もちろんルックスもそうですが、颯爽と推理する姿もほとんどなくて、
トリック考えるのは大変だと思いますけど今回はロジカルではなく力業ばかりだったような気がします。

そして問題のジョン。
浮気を告白する場面はご本人も辛かったそうですが、
ジョンにとっては全体的に辛い脚本だったのではないでしょうか。


マーティンの心境はどうだったのか想像することしかできませんが、
ジョンのテンションが低いと感じたのは気のせいではないかもしれません。


もちろん今回も楽しめた方はたくさんいらっしゃると思います。
こんなに文句ばかりなら見るなーと思われるかと思いますが、
そうは言ってもS3から3年待ったんです。(私にとって映画はカウント外です)
S4でまたふたりの冒険になると思っていたので余計にがっかり感がすごいんだと思います。

篠田先生が「シャーロックの呪い」と仰っていましたが
まさしく私も呪いにかかったままなのでこうして呪いを吐き出しているのでしょうね。

そして
このシャーロックが今の私の気持ちです。

やりなおしー!

ちょっとだけシャーロック考 その1

2017-08-13 08:29:45 | Sherlock 感想と考察
しつこく、「シャーロックS4はどうしてこうなった。」を考えていたら
そもそもは「S3どうしてこうなった。」なんですよね。
なのでまずはS3の何がダメだったのかちょっと原因をまとめてみました。
(私の偏見による妄想です。)


原因1:
S2終了後、あまりにもたくさんのファンが各自セオリーをご披露していたため
その裏をかこうと案を講じすぎ裏の裏はただの表になってしまった。


S3のDVDの特典映像でも紹介されたように、
モファティスたちは結構ファンのセオリーを把握していたようです。
持論を送りつける人も少なくはなかったと思いますが。
そしてもちろん半分くらいはJohnlockだったと思いますが。
(Johnlockがわからない人は近所のお姉さんに聞いてね。)


しかし、しかしですよ。
じゃあ、実際モファティスはライヘンのトリックをどう落とそうとしていたのでしょう。
実はあまり考えていなかったのではないでしょうか。
もちろん、正典だってバリツで助かったとか訳のわからない・・・いえ・・・
それを踏襲したといえばそれまでですが、
そもそもコナンドイルはライヘンを最終回にしていたので滝から落としたんですよね。
でもモファティスはS3を作るって決まってたんだから踏襲を言い訳にしてはいけません。


踏襲するならガイ・リッチー版のように、まあ、あり得なくはないよね、と、
匂わす程度にしたほうが良かったのでは・・・とも思います。

ともかく何か突っ込まれても「あれはシャーロックがアンダーソンをからかったんだよ。」って
逃げ道を作ったかのような、あまりスッキリしないネタ晴らしでした。
これも正典の踏襲のようですけど。


原因2:
S2終了後からモファティスとファンの戦いの火ぶたがきっておとされてしまった。


始めにも書きましたがS2終了後にかなり大量の持論が送りつけられ、
しかも半分以上はJohnlockだったので、S3E1の冒頭がああなったのではと思います。
考えようによってはものすごい挑戦的な始まりでしたよね、E1は。

あ、モリーとのキスシーンは良かったです。アンダーソン最高!とか思いました。
ベネディクトファンにとってはお年玉のような場面で。
まさかあんなにセクシーでかっこいいキスシーンが見れるなんて思わなかったので。
(いえ、褒めてるんですよー)


再開後もジョンはシャーロックを許さず、シャーロックはジョンの代わりにモリーを相棒にし、
正典のような甘い再会はありませんでしたが、
それでもE1のラストには仲直りしていたので、今思えば甘々でした。


原因3:
マグヌッセンの影が薄かった。


S3でもきちんとE1からラスボスの存在をチラつかせていますが、何しろ影が薄すぎました。
恐ろしくもなんともないただの恐喝王ですもん。

なぜこんなに影が薄いのかというと、メアリーが目立ちすぎちゃったんですよね。
あまりにもサプライズ度が高すぎてマグヌッセンなんてどうでもよくなっちゃったと思いません?

なので、

原因4:
メアリーの元スパイ設定。


やっぱりこれに尽きるのかなあと。

シャーロックを撃つエピソードも結局微妙になっちゃいましたね。
キャストも驚きのサプライズ展開でしたが、
結局彼女は自分の保身のためだけにシャーロックを撃っただけなんだもん。

それなのにシャーロックはジョンにメアリーを許せと説得するし、
そればかりかメアリーの手を汚さないため、ジョンとメアリーを守るためにシャーロックが自ら手を汚したという。
しかも助けられた本人はケロッとしてるし。
あれでだいぶ彼女の株が下がったのでは・・・・E2までは好評だったんだから。


篠田真由美先生が、
シャーロックがメアリーに心を開いている(かのように見える)のはジョンが選んだ女性だから。
メアリーの正体を知ったジョンの気持ちは冷めた感があるけれど、シャーロックはそれに気づかない。
だから、ずっとメアリーを受け入れている。
今までもこれからもシャーロックはジョンありきなんだと書かれていて、泣きました私。

モファティスはセンシティブな心のうちを表現するのが苦手なんだろうか。
そんなシリアスなヒューマンドラマにしなければ良かったのに。ホームズなんだし。
餅は餅屋に任せておけばいいと思うの。

メアリーは過去も含めて3できれいに終わるべきだったと私は思っています。
マグヌッセンに知られた時点でジョンが危ない目に合うのはわかっていたはずなので、
自ら姿を消すかもしくはマグヌッセンと対決させるとかしてもう少しシンプルにしたほうが良かったのでは。


原因4:
シャーロックのマグヌッセン殺し。


シャーロックのマグヌッセン殺しは正当防衛などの理由があればいいんですが
どうみてもシャーロック・ホームズが私情で動いたとしか思えなくてそこも残念だったかな。
もちろん害悪な男だしマイクロフトも手を出すなと言いつつ煽っていたような気もしますが
でもねー・・・・

でも撃った後のこの表情を見て、何かがあると思ったんです。


当時はここでもいろいろ説が出ましたが、
マイクロフトに撃たせたくなくて仕方なくの行動だったとか、
(兄弟愛ではなく、今後も政府を利用するため)
そもそも、マグヌッセンは死んでなかったとかありましたが、
そんな陰謀がなくても、この表情は反省しているような感じでした。

そして最後のお別れ。
シャーロックが最後に何を言おうとしていたのかわかりません。
そうそう、先日すごく久しぶりに2chのシャーロックスレを読んでたら
ラストにシャーロックがジョークを言ったのはジョンの笑顔を見たかった説があったと知って号泣。


この時、シャーロックの行先をジョンが知っていたかどうかもわかりませんが
別れた後のふたりのこの表情。


この頃は絶対裏に何かあるよね、と思ったものでした。
全てがホームズ兄弟の計画通りでジョンもそれに加担している。
この表情はこれからの展開の厳しさに固くなっている、ともとれました。

つまり、メアリー黒幕説です。(しつこい?)

だってメアリーは逃亡中なんですよ。
どうしてわざわざ有名なホームズの助手であるジョン・ワトソンと結婚するかな。


詳しくはこちらをごらんください。
アホな考察ばかりですがコメントは素晴らしいです。
しかし、延々と書いてますね、私。気持ち悪!

↓視聴直後なのでテンション変です。

Sherlock 3-3 最後の誓い 感想


↓主にレッドビアードの話です。
Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その2

↓モファティスインタビューの拙訳、セリフの考察、そして時系列のまとめです。
Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その3

↓ライヘンバッハで出てきたジンジャーマンブレッドのお話です。
閑話 モリアーティとジンジャーマンブレッド

↓メアリー黒幕説です。
Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その4

↓まとめ的なものです。
Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その5

↓今となっては虚しいだけのシロモノ。
Sherlock SP と S4 予想

↓デイビット黒幕説となぜシャーロックがデイビットを脅したのか。「恐怖の谷」のあらすじも。
Sherlock SP と S4 予想 その2

↓トム、スナイパー説です。
Sherlock 考察

メアリーが黒幕であればS4まで引っ張るのも、過去に遡るのもアリだったし、
面白かったのではないかと思いますけど、
子どもできちゃった時点で選択肢がなくなっちゃいましたね。

子どもの存在がジョンを引き留め、シャーロックの誓いを引き出しましたが、
S4ではほとんど活かされていなかったような。
でも何より元工作員とシャーロックを撃った事は失敗だったような気がします。


「シャーロックS4はどうしてこうなった。」に続きます。

バルボッサに会いたくて その2-パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊-

2017-08-11 11:06:38 | 映画+SFファンタジー
Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊


Directed by Joachim Rønning Espen Sandberg
Produced by Jerry Bruckheimer
Screenplay by Jeff Nathanson
Story by Jeff Nathanson Terry Rossio
Based on Pirates of the Caribbean
Music by Geoff Zanelli
2017 USA

ネタバレしておりますのでご注意ください。


続きです。



サラザールとの決戦の場面はヘンリーの危機でもあったので
ウィルがどこかで助けにきてくれるんじゃないかと期待していましたが・・・
ターナー親子で助けてくれたら最高なんですけど。
それをやってしまうとウィルに何か支障があるのかも。掟破りとか。


ポセイドンの槍とともに父親の手がかりを探していたカリーナは、
やっと探し当てた瞬間に失うことになってしまいました。
しかしカリーナは今まで母親のスミス性を名乗っていましたが、バルボッサ性を引き継ぎます。
「私はバルボッサよ」って言ったカリーナに、再び涙する私。
隣でごるちゃんも泣いていました。

ポセイドンの槍と星座とバルボッサ親子の関係がよくわからなかったので
ちょっと調べてみました。

Carinaはりゅうこつ座の意味。
カリーナが持っていた日記の表紙に描かれていたのはりゅうこつ座。
りゅうこつ座は南天の星座のひとつでバルボッサはよくこの星を目印にしていた。
ポセイドンの槍は「trident」と呼ばれる三叉槍の一種。
りゅうこつ座の形が何となく三叉槍なので槍の手がかりがりゅうこつ座の形。
バルボッサの腕に表紙と同じ星座のタトゥーがあり、カリーナはそれを見て父親だと気づいた。


そんなわけでカリーナが天文学者だったんでしょうね。
このタイプの謎解きは観客置いてけぼりのパターンが多いですが、
今回もあっという間にたどり着いた感が満載でした。
でもこの映画はテンポが大事ですしね。


ラストはウィルとヘンリーの再会です。
そうなんです、呪いの解けたウィルが人間になって戻りヘンリーと抱き合います。

ここにエリザベスがいたらなあと考えていた私。

その時、なんとエリザベスが本当に現れてびっくり。
えー、何それ、聞いてないよー。

え?ちょっと若すぎだよキーラちゃん。
とてもヘンリーのお母さんには見えないわ。

一番の謎はジャックの年齢なんですけど。


セリフがなかったので、もしやCGか?と疑ったりもしましたが、
ちゃんとエンドロールでクレジットされていたので本物でした。

今回のトレーラーでオーリーくんの姿はあれど、どこにもキーラの姿が無いので
やっぱり出演はないのねー、とちょっとがっかりしていたのでとっても嬉しかったです。
ごるちゃんはうれし泣きしてたし。
実はこの日はごるちゃんの誕生日だったので良いプレゼントになりました。

しっかりと抱き合うウィルとエリザベス。
でもパパは?ビルはどうなったの?・・・・
パパも遅れてやってきたと思う事にします。
やっぱりパイレーツオブカリビアンにこのふたりがいると盛り上がりますね。

ヘンリーもカリーナと結ばれました。
と、いう事はバルボッサとターナーが親戚になるんですね。

そしてジャックはブラックパール号の船長に復活。
船に乗り込んだ時にバルボッサの猿のジャックが現れます。
ジャック(お猿)の手にはコンパスが。


えー、って事はもしかしてバルボッサがどこかに・・・・?
と、思いながらエンドロールが終わるのを待ちました。

そしてエンドロール後の映像。
ウィルとエリザベスが眠っている部屋に誰かが忍び込みます。

やっぱりバルボッサが復活?

でもウィルに向かって振り上げた手がハサミ。

・・・・ジョーンズじゃん。

ジョーンズ復活なの?カリプソが復活させるの?
結構好きなキャラクターだったからちょっとワクワク。バルボッサもお願いね、カリプソねーさん。


その瞬間、ウィルが飛び起きます。
悪い夢を見たとウィルはエリザベスを抱き寄せ再び眠ります。
が、ベッドの下にはフジツボが。

ここでエンド。




最後まで目を覚まさなかったエリザベスはやっぱり大物でした。
いや、問題はそこではなく、もしかして続編があるの?って思いますよね。

でも、もしかしたらまた1から映画を観させるための布石かも。
だって、私早速1から観てるもん。思うつぼだよ。

このウィルの線の細さよ・・・・


それにしても邦題の「最後の海賊」とは一体誰の事だったのでしょうか。
あ、しまった。サラザールがジャックを恨んでいる理由を書き忘れちゃった。
それはジャックがまだ若かりし頃。
そうなんです、若ジャックが出てる場面ですね。

スペイン軍艦の艦長だったサラザールは海賊を次々に殺していました。
そしてジャックの乗っていた船もサラザールに攻撃を受けます。
船長が死ぬ間際、ジャックにコンパスを渡します。


ジャックは船員を率いてサラザールを三角海域に誘い込むと自分の船を急旋回させ、
サラザールだけが三角海域に囚われてしまいました。

急旋回含めものすごーくかっこいい場面でした。
若ジャックでスピンオフとか見たいです。

嵌められたと知ってじっと見るサラザール。


あれ?

コンパスってティア・ダルマ(本名カリプソ)から貰ったんじゃなかったっけ?



ま、いっか。


つまりサラザールの攻撃からただひとりジャックが逃れたから、最後の海賊って事?
それだと、最後の海賊船になっちゃうか。
うーん、謎。
「Dead men tell no tales」なんだから素直に「死人に口なし」にしたほうがよかったのでは・・・
ちなみにごるちゃん翻訳は「死人は物語を語れない」でした。

ジャックはこの功績で船員たちから貢ぎ物を授けられますが
その貢ぎ物の中に三角帽や髪飾りが入っていました。
帽子のルーツに感動したのはインディ・ジョーンズ以来だわ。


振り返ると今回ジャックはずっとヘンリーとカリーナにくっついていただけで
いつも以上に何にもしてなかったような・・・
船も結局バルボッサのおかげで取り戻せたんだし。
サラザールを解放しただけか・・・


そうそう、ジャックの叔父役でポール・マッカートニーが出てました。
歌声聞いても全然気がつかなかったわ。
でもそういえば出るってどこかでこれを見た覚えがありました。

ジャック、何気にミュージシャンファミリーなのね。

デッドマンズチェストを観て思い出しましたが、
ウィルがパパに「絶対に助ける」って誓った事がまた繰り返されているんですね。(今更?)
ビルパパは結局ウィルと運命を共にしますが、ヘンリーの代でやっと呪いが解け、
陸で暮らすことができたという事実を知って感慨深かったです。(今更・・・・)


あと、この映画だけではありませんが、
個人的にとっても気になるのは名前の呼び方。

エリザベスは時々リジーだし、ウィルはウィリアムだし、ジャックもジャッキーって呼ばれたりしますが
字幕には反映されないのがとっても残念。
愛称で呼んだり本名で呼んだり、それってその人との関係や感情も現れているような気がするんです。
混乱を避けるために統一しているんだと思いますけどね。

そういえばBBC版は最後までマイクロフトは「シャーリー」って呼んでくれなかったわ(涙)


動画のリンクをいくつか貼ります。

TVスポット用予告。
Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales: Extended Look


公式トレーラー
Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales - Official Trailer


吹き替え版
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』本予告

字幕版
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』日本版予告編2

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』日本版予告編3


NGとビハインド集(英語のみ)
PIRATES OF THE CARIBBEAN 5 B-roll & Bloopers - Behind The Scenes

サントラ。
Soundtrack Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales

ついでに昔のNG。
キーラちゃんの大笑いが最高に好き。
【パイレーツ・オブ・カリビアン】 デッドマンズ・チェスト NG集

【パイレーツ・オブ・カリビアン】 ワールドエンド NG集


ヘンリー役のブレントン・スウェイツ。
何となくウィルとエリザベスに似ているような気がします。
これからどんな役者さんになるのでしょうか。

ウィル&エリザベスに比べるとヘンリー&カリーナはやはりちょっと影が薄い感じがしましたけど。

そんなわけで、楽しい映画でした。
3作目、4作目あたりで脱落した方でも楽しめる映画だと思います。

Letters Live at Wilderness Festival

2017-08-08 21:40:01 | BC_2017・2018
8月3日から6日にかけて行われたLetter Liveです。
あまり情報もないのですが、ワンダさんのお誕生日の話が可愛かったので。

元記事です。
Benedict Cumberbatch reveals mother was in tears after birthday surprise


Letters Liveで観客がマーク・ストロングにハッピーバースデーを歌ったあと、
ベネディクトがママにも歌ってほしいとお願いしたそうです。
で、歌っている様子を撮影しそれをパパに送り、パパがワンダママに見せたら泣いちゃったと。

ママ、嬉しかろうね。

この話はBBCラジオでJo Whiley‏のインタビューに答えたもの、でいいのかな?
ラジオ聞こうとしたら聞けないんでやんの。BBC、今はラジオもダメなんでしたっけ。
なのでツイッターで流れていた音源を聞いたけど、相変わらず早口ですね。
でも声が明るかったです。

Joさんのツイート。



マーク・ストロングとジェイミー・バイングと。
ジェイミー・バイングは「How to Stop Time」のプロデューサーですが
そういえばこの本はもう出版されたの?




ラッセル・ブランドと。

(via Jamie Byng@baddabyng)

アマンダさんもいたんですね。

(via Tony Robinson)


(via https://www.instagram.com/p/BXflqoMjIcc/)

バックステージ。
ルーちゃんと、トム・ホランダーもいるのね(さっきPotCを観てたので・・・)




ご本人は左から2番目。




Letter Liveの記事です。
Benedict Cumberbatch among Wilderness Festival performers

それではこの辺で。

gooブログ、UPできる画像のサイズの上限が減ったのか勝手に縮小されてるんですけど・・・・