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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

パトリック・メルローズ 「Bad News」その1

2018-08-16 13:57:09 | Patrick Melrose E1
Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"

Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger

Next → パトリック・メルローズ 「Bad News」その2


懲りずにパトリック・メルローズの全訳です。
どこまでできるかわかりませんがとりあえず何も考えずに始めてみようかと。

まだE1しか見ていませんが今までとは違ったベネディクトを感じられました。
こんなキャラクターを演じるのは初めてかもしれません。
(私の記憶なので違ったらごめんなさい)
背負っている者はかなり悲惨ですがコミカルに演じている分Child in timeよりは明るいのかな。
今のところですけど。
それにしてもこの方は表情を作るのがとても上手いとあらためて思いました。

誤訳等多々ありますがご容赦ください。


Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
David Melrose:DM(パトリックの父)
Julia:J(パトリックのガールフレンド?)
Debbie Hickman:DH(パトリックのガールフレンド?)
Nicholas Pratt:NP(父方の友人か親戚?)


電話のベルが鳴り響きます。


受話器をとるパトリック。通信状況が悪く雑音が入ります。

NP:ハロー?パトリックか?
PM:ニコラス?
NP:パトリック、すまないが悪い知らせなんだ。

雑音

NP:パトリック?聞こえるか?今ニューヨークなんだ。
聞こえるか?君のお父さんの事だが、
PM:聞こえてるよ。
NP:お父さんは昨夜ホテルの部屋で亡くなったよ。
お前にとってはひどくショックな事だろう。
PM:そうだろうね。
NP:私の気持ちは言うまでもない。お父さんを慕っていた。誰からも好かれていた。
難しい男ではあったが。聞いているのか?パトリック。
PM:ああ。父は今どこに?

NP:デイビッドか?フランクEだ。マディソン(Madison Avenue?)にある斎場だよ。
みんな向かっている。
「Only the best or go without(ベストなものだけ、もしくは何も持たずに)」とお父さんが言っていたな。
遺灰を受け取りたいなら・・・何か気がかりなことはあるか?
PM:ないよ。

NP:とにかく会おう。「キークラブ」で会えるか?ジョージ・ワトフォードがいる。
お父さんの素晴らしい人生に献杯しよう。
ではそこで。良い知らせじゃなくてすまないね。


PM:ああ、ショックだよ、本当に。じゃあね。


嬉しそうなパトリック。
キャット・スティーヴンスの「Wild World」が流れます。

La la la
La la la
La la la
Now that I've lost everything to you
You say you want to start something new
And it's breaking my heart you're leaving

今や、僕は君に対して、何もかも失った
君は何か新しい事をしたいと言うが
それは僕の心を粉々にしてしまう


Baby I'm greaving
But if you want to leave take good care
Hope you have a lot of nice things to wear
But then a lot of things turn bad out there

ベイビー僕は悲しい
だけどどうしても行きたいのなら気を付けて
君にたくさんステキなことがあるようにネ
でも、そこでは、たくさんのステキなことが
悪いことに変わってしまう


Oh baby baby it's a wild world
It's hard to get by just upon a smile

オオベイビー、ベイビー 何とすさんだ世の中だ
ほほえみを浮べていることさえむずかしい


パトリックはデビーを訪ねます。
PM:あいつが逝ってしまった。

Oh baby baby it's a wild world
I'll always remember you like a child girl

オオベイビー、ベイビー 何とすさんだ世の中だ
僕はいつも少女のような君を想い出す

(歌詞はこちらより引用させていただいています。)


続きます。

The Great Game Audio Commentary その5

2018-08-15 09:40:17 | Sherlock S1E3 Commentary
コメンタリー続きです。



リスト → The Great Game Audio Commentary
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ゲ:このシーンではポールの演出が冴えわたっている。
後部座席のショットを複数のカメラで撮るのは難しい。

BC:建物も美しいね。
ゲ:そう、由緒正しいロンドンの旅だ。
最高のルートだし特に素晴らしいのは建物が過ぎ去っていく様子だよ。
見えにくい状態から急に視野が開け木々や建物が完璧なフレーミングで現れる。
BC:ポールは空間の使い方がうまいね。
人物の配置や動き、画面に現れるメールの文面、車窓の反射など・・・・

BC:確かこのあとも街のシーンがあったね。ほかの被害者のときに・・・
ゲ:あるね。
BC:じゃ、先に言っておく。彼との通話中に見事な映像が現れるよね。
シャーロックが心の中で見る画だ。
ゲ:数ショットあるな。
BC:シャフツベリー通りに被害者の男性が立っているんだよ。
MF:マーク、質問がある。
ゲ:いいよ。
MF:世界最速の動物は?

(爆笑)

MF:じゃなく・・・
ゲ:チーターだな…
MF:番組の「トーン」はどう決めたの?

MF:このドラマはかなりダークだ。残虐さやおぞましさはないけど陽気ではない。
このトーンでいこうと決めたいきさつは?
ゲ:いい質問だね。熟考する価値のある問題だ。
実際、仕上がりは当初の予定よりダークになった。
その理由はおそらくE1とE3の殺人が陰惨な性質のものだからじゃないかな。
殺人はみな陰惨だけどね。

ゲ:アガサ・クリスティなどは殺しの描写を控え「死体」をめぐるやり取りを重視した。
だがE1の連続殺人と本作の「自爆攻撃」は軽く描きようがない。
暗くなりすぎるのを避けるため音楽を入れたりしたけど明るくは描けない。暗さに向き合うしかない。
MF:確かに。
MG:次シーズンを作る際はもっと心がけないとね。90分で壮大な事件を描くと得てしてこうなる。
本当はもっと笑いや恋愛模様を盛り込みたかった。
だけどこれは最終話だしカウントダウンのシーンも多い。
軽いシーンを入れる余地がなかった。

ゲ:ひどく場違いに見えてしまうから。カウントダウンの緊張感を保ち彼らの真剣さを見せなければ。
BC:でも所々に笑いはあるし2人の成長も伝わる。
「反社会的人間」のシャーロックは危機に瀕している人々を気にかけていない様子でジョンはそんな彼のモラルを疑う。
「何を考えている?」「人々を救う気もなくなぜ謎を解く?」
だけど最後は互いに理解をするしシャーロックも成長する。
このエピソードの終盤には。いい脚本だよ。
ゲ:Thank you.

BC:緊張感もあった。
MF:物語の流れを妨げることなく人物を描ききったしね。
BC:コミカルな部分もよかった。暗くなりかねないシーンもユーモアで救われてる。
ゲ:実生活と同じだよ。人はガス抜きを求めるんだ。
MF:いつでもね。
BC:僕たちが週末に旅行で気晴らしするようなものだね。

ゲ:ある人に聞かれたことがある。
「ドクター・フー」を見て「なぜ行く先々で面白いことが起こるのか」と。
それは作り手の努力だよ。時には失敗もあるし。
僕たちの立脚点は「シャーロック・ホームズの冒険」だ。
舞台は現代だし警察の力も増しているけどこれはあくまで日常とは離れた冒険物語だ。
MF:僕たちが見慣れた世界を舞台にしてはいるけど実際こんな生活は怖くて嫌だな。君は?

ゲ:そうだな。
MF:殺人の連続だし。
ゲ:僕の生活は撮影の連続だ。
BC:人の少ない警察だね。
ゲ:ここでヴィネットが登場だ。
BC:いい女優だね。適役だった。

MF:結婚すれば。
BC:どうせ断られるよ。
MF:ふたりとも弱腰だな。
BC:仕事仲間だよ。

ゲ:このロケ地は最高だった。僕たちの制作オフィスもここにあった。
ほぼ空っぽのオフィスビルで・・・・しゃべりすぎかな。

BC:これがさっき僕が話していたシーンだよ。
シャーロックは車の音から心の目で別の世界を見る。新たな爆弾の被害者だ。
オフィスのセットはデザインがよかったね。
パーテーションの角度などの工夫で面白い空間になっていた。一歩間違えば退屈な場所になるよ。
ゲ:病院みたいに?
BC:役所とか。

ゲ:ピカデリーサーカスだ。「狼男アメリカン」のクライマックスを思い出す。
彼らは実際に現地で撮影した。
現代のロンドンではとても不可能に思える。ほかの街に比べてもやりにくい。
ゲ:だがあの交通量の中、僕たちは無事にやり遂げた。
ロンドンらしさを演出しなくても勝手に2階建てバスが通る。皆になじみのある街の風景だよ。


続きます。

先日、このツイートが目に入りまして。
銀魂2の公式アカウントが誤投稿したものらしいです。
公式アカウントのツイートはおそらく削除されてしまったようですけど
いやほんとこれなのよ、って心の底から同意しました。
と、同時にトム・クルーズのMIが長くみんなに愛されている理由がわかった気がします。

シリーズ物に何を求めるかというと、
お馴染みのキャラクターが活躍しつつ、
ラストはいつもの大円団で終わるという安定したストーリーではないでしょうか。
大いなるマンネリ、最高ですよ。

ダークでショッキングな方向に行くのってすごく安易でしょ。
ワンパターンだと言われるのが怖いからそっちに行くだけなんじゃないかな、と思います。
誰の事かは言いませんけどね(暴言)


オーシャンズ8

2018-08-13 15:00:11 | 映画+アクション
Ocean's 8

Directed by Gary Ross
Produced by Steven Soderbergh Susan Ekins
Screenplay by Gary Ross Olivia Milch
Story by Gary Ross
Based on Characters by George Clayton Johnson Jack Golden Russell
2018 USA

ネタバレが含まれますのでご注意ください。




早速映画部で観てきました。
とにかく豪華豪華、Gorgeousでluxuriousで magnificentで amazingで
marvelousで greatで fabulousな(しつこい)キャストと衣装と舞台でした。

主要キャストもさることながらカメオ出演の方々も豪華だし、
舞台がMET GALAだから衣装もセットも眼福でした。

まずはオーシャンズ。
One:サンドラ・ブロックasデビー・オーシャン Two:ケイト・ブランシェットasルー・ミラー
このふたりが11のジョージ・クルーニーとブラピ役でした。
Three:アン・ハサウェイasダフネ・クルーガー Four:リアーナasナインボール
Five:ヘレナ・ボナム=カーターasローズ Six:ミンディ・カリングasアミータ
Seven:サラ・ポールソンasタミー Eight:オークワフィナasコンスタンス


右側、リチャード・アーミティッジasクロード・ベッカー


そしてジェームズ・コーデンも。


オーシャンズ11からはルーベンとイエンも登場しました。
ルーベンは年取りましたね。

MET GALAなのでもちろんアナ・ウィンターもカメオで出演。


シャラポアやセリーナもいたし、他にもたくさんの方が登場していたので
その方たちを探すのも楽しみのひとつです。
マット・デイモンも撮影したらしいですけどカットされていたそうで残念です。

クロード・ベッカーは最初ダミアン・ルイスにオファーがいっていたのかな。
検索するとダミアン・ルイスが度々出てきていました。

ナインボールはシュリちゃん(ブラックパンサー)だとずっと思っていましたので
リアーナと知ってびっくり。相変わらず節穴ですね。
でも私の知っているリアーナとは全然違うんですもん。


ストーリーはオーシャンズ11をリブートした感じ。
ダニー・オーシャンの妹、デビー・オーシャンが刑務所から出所するところから始まります。


出所した彼女はある目的のためにオーシャンズを結成します。
この流れもお馴染みです。


内容的にはやっぱりオーシャンズ11~13のほうが面白いかな。
8はかなり順調に事が運んでいるので緊迫感があまり無いし
オーシャンズは多方面にわたり各々の才能を活かしますがそのあたりも
淡々と進むのでリアル感も薄かったです。

それとね、
失礼ながら、
サンドラ・ブロックのお顔が能面のようでした。
メイクが濃いのもあるのでしょうがほとんど同じ表情でしたよ。
そんなに頑張らなくても・・・と思ってしまいました。


ケイトねーさんはいつもハンサムですが今回はさらにハンサム度がUPです。
薄いブルーの衣装を着る場面があるのですがケイトさんは本当にブルーがよくお似合いです。



しかし今回は何と言ってもカルティエですよ。
1億5,000万ドルのトゥーサンです。


元はマハラジャがカルティエに依頼して作られたものですが
マハラジャ亡命の際に失くなってしまったそう。
で、今回はそれを基に女性用にカスタマイズして制作したそうです。
ジルコニアですが輝いています。


こちらに詳しくありました。
カルティエのネックレス「トゥーサン」

19日まで銀座のカルティエで映画で使用したコレクションが展示しているそうですよ。
カルティエが映画『オーシャンズ8』の独占ジュエリーパートナーに。

お衣装も素晴らしいです。







ここからオチバレです。


今回の計画はデビーが服役中に考えました。
MET GALAのお題が「王宮」だったかな?そんな感じでしたので
デザイナーのローズを取り込み、ホスト役のダフネの衣装のデザインをさせるように仕向け、
アクセサリーにトゥーサンを指名し、当日はレプリカとすり替えてみんなでダイヤを山分けします。

実はデビーの目的はクロード・ベッカーに復讐する事でした。
デビーはクロードに裏切られて服役していました。
なのでトゥーサンを盗んだ犯人に仕立て上げられます。

保険調査員のコーデンさんも活躍です。

デビーの目的も達成し、オーシャンズも解散。
ラストはダニーのお墓の前でデビーがドライマティーニを飲むのですが
その衣装がオーシャンズ1でダニーが出所した時の衣装なんですよね。

オーシャンズ好きにはニヤリとする場面やキャストが登場するので、
もしオーシャンズを見ていない方はまずはこちらを見るとより楽しめると思います。
が、もちろん単体でもじゅうぶん楽しいです。


ダニーとラスティもずっと一緒に行動し他のメンバーとは一線を画していましたが
デビーとルーはそれ以上に近くて親しい関係を匂わせていました。
と、言っても性的な関係ではないです。
少なくともデビーはクロードにも惹かれているのでゲイではなさそうですけど、どうなんでしょう。

でもこれくらいの距離感は女子同士でも普通にアリですけどね。
私にもこれくらいの距離感でおつきあいしている友達はいますし、
結構、女子はみんなこんな感じなんじゃないかしらね。

腕を組んで歩いたりお揃いの服や小物を身につけたり、
恋愛と友情の境目が曖昧というか、友達以上恋人未満な関係と言ってもおかしくないのでは。
あれ?でも、もしかしたらこれがアリなのは私だけかも、と思えてきました・・・


最近は性にこだわらない作りになっているので、
同性でも異性でも曖昧な関係な描写が増えているのかもしれません。

何だかジェンダー問題になりそうなのでこのあたりで終わります。
しかし、相変わらずシンプルな感想が書けないのね、私。

The Great Game Audio Commentary その4

2018-08-10 07:26:35 | Sherlock S1E3 Commentary
久しぶりにコメンタリー続きです。


一覧 → The Great Game Audio Commentary
Previous → The Great Game Audio Commentary その3


BC:あのロケ地はひどかった。
MF:本物のセント・バーソロミュー病院だね。
BC:そう。

MF:いい画だね。
BC:うん。
ゲ:このショットを撮った日、マーティンがけがをしたんだ。
BC:マーティン話して。
MF:撮影3日目だった。前日は大雪で撮影が早く終わった。

BC:どこだっけ。
ゲ:マーサー・ティドヴィル。
BC:本物の遺体安置所だ。

MF:不気味だった。
そして3日目、起きてメイクを済ませポリッジのボウルを持ったまま凍った階段で滑って転落。
この大事なシーンの撮影を一日休む羽目になった。
君はひとりで演じたんだよね、ベネディクト。
BC:そうだよ、架空の君を相手に演じた。推理シーンや僕のアップ、スニーカーも撮った。
マーティンと一緒のショットはあとから撮ったんだ。

ゲ:もう撮影終盤だった。
BC:まだ髪は切っていない。
MF:この撮影直後に切った。
BC:第一話の前だね。

BC:君の事故をネタにした歌もあったね。
フリーマンが落っこちた。♪
MF:ラリってるのか?
BC:まさか。
ゲ:僕がたどりついた事実を教えよう。
ホームズを演じた俳優はイカれるって事だ。
ベネディクトは役に入り込みすぎたんだね。
MF:(爆笑)そういう事だな。
BC:やめろって。もう君のメールは無視するから。

ゲ:これはカーディフ大学だ。
MF:そうだった。
BC:覚えてるよ。
ゲ:撮影監督のスティーヴ・ロウスの照明が見事だ。
元々はただの寂しい場所なのに・・・
BC:ゴージャスだ。
ゲ:様々な色の液体を並べたのも科学じゃなく美的な理由からだ。
カラフルな映像になる。
BC:それでいてちゃんと深みがある。

BC:無理に明るい照明を当てると普通は画面が白っぽくなるけどこれは陰影が美しい。
ゲ:君は神秘的に見えるね。
BC:顕微鏡を覗く姿は格好よくないと。
ゲ:見せ場だな。
MF:ルーとアンドリューが並んでる。うわさのふたりがそろって登場だ。

ゲ:ジムというキャラクターの誕生秘話を明かそう。
パイロット版の第一話で別のラボシーンを撮っていた時だ。
隣室でモニターを見ながらモリーの話をしていたんだ。
「彼女に恋人を作ろう。」
「シャーロックがゲイだと暴いたら面白い。」
この最終話で実現させたわけだが予想以上によかった。

BC:ちょっと技術面の話をしてもいいかな。
少し前に出てきた推理シーンは一眼レフで撮ったんだ。
高速で連射したスチール写真をつないだんだよ。
ホームズの目と同様ごく細部までとらえているが撮影はスチールカメラだ。
彼の思考や視点を表現するために様々な技術が使われているんだよね。
ポールもスティーヴもすごいよ。
MF:本当にそうだよ、最強のコンビだ。
BC:彼らは偉大だ。フリーマンの歌も書いて欲しいな。
MF:PVもね。
ゲ:もう撮ったらしい。

ゲ:これもずいぶん議論した事だけど推理の過程を説明するのはすごく難しいんだ。
原作者であるドイル本人でさえ時々あきらめていたほどだ。
こんなふうに始まる物語がたくさんある。
「わが友を脅かすほどではないがとにかく難事件だった。」
推理の過程を描くのは厄介で、僕たちも必死で考えたんだ。
今回は舞台を現代にしなければならない。19世紀なら懐中時計か何かを分析しただろう。
でもスニーカーの場合はどうなんだ?

BC:どうやって考えたの?
ゲ:自分の靴を眺めながら人物像が読み取れないか考えたんだ。
内側の底が減ってるから偏平足だとわかる。
スニーカーを塗りなおす案も思いついた。ヒモを何度交換したかもシャーロックならわかるはず。
名前に関しては学校時代にからかわれていた子がいたんだ。名前を書いたタオルをいつまでも持っていた。
BC:ひとつ告白していい?すぐ終わるから。
(小声で)僕もいまだに名前入りの靴下とタオルを持ってるんだよ。
あるインタビューの途中でシャツのタグに書かれた名前を指摘されたこともある。
26歳なのに学校のシャツを着てたし。

ゲ:なぜ学校時代のパンツや靴下をはいてるんだ。
BC:パンツはさすがに・・・・
ゲ:想像だ。
MF:僕も想像した。
BC:なぜなら、クリスマスに靴下を贈る習慣があるのは男は自分で買わないからだ。
買うのはおしゃれに敏感な男だけ。
MF:僕たちはファッショナブルだから。
BC:ふたりとも大人だね。
ゲ:買う店は言わないでおくよ。ここでブランド名は出せないからね。
BC:いいよ、お店はたくさんあるし。
ゲ:探偵もたくさんいる。
BC:そう、ホームズ以外にもね。


続きます。
やっぱりシャーロックの画像貼りは楽しいです♪
この辺りの裏話は盛りだくさんで面白いですよね。
ベネディクトの物持ちの良さもここで知りました(笑)
育ちもあるのでしょうね。
貴族は物持ちが良いらしいし。貴族じゃないけど。
それにしてもマーティンと御大はオシャレですね。
特にマーティンは細部のこだわりがすごく好きだわ。

Leading Lady Parts ファイナル

2018-08-07 21:44:52 | 英国ドラマ
ラストです。



Leading Lady Parts 前半

Leading Lady Parts 後半

動画はこちら。
Comedy Short: Leading Lady Parts - BBC


ウンミ・モサクが入ってきます。

GA:Oh, Thanks god.I'm gagging a for coffee.
Three skinny cappuccinos. Do you want yours extra hot?
ああ、気が利くわね。コーヒーが欲しかったの。
無脂肪ミルクのカプチーノを3つお願いね。
あなたは熱めにする?

UM:Oh, I'm....I'm actually here to read.
いえ、私は演技をしに来ました。
CT:What?
は?
UM:I'm here to audition. For..the leading lady?
主演女優のオーディションです。
CT:Don't get it.
意味不明なんだけど。
AW:She seems to think she's here for leading lady.
彼女はオーディションに来たみたいだ。
CT:Yeah, but she's...
This is awkward. Look, it's not that kind of film, darling.
そうね、でも彼女・・・
残念すぎる。ねえ、これはそんな映画じゃないのよ。
UM:Uh, and what kind of film is that?
では何なんですか?
GA:I know what's happened.
You've been sent to the wrong room.
They're auditioning for that other film, um... What is it?
わかった。部屋を間違えたのね。
あの映画よ・・・何だっけ。

AW:Black Panther Returns.
ブラック・パンサー・リターンズ。
GA:That's it. That's in the next suite.
それよ。その映画なら隣の部屋だから。
UM:No, I'm not here to audition for Black Panther Returne,
I'm here to auditon for your film.
私はブラック・パンサー・リターンズではなく
この映画のオーディションに来てるんですよ。

みんなウンミをスルーしています。
UM:Are you...really not going to let me read?
あの・・・セリフを言わせてくれないのですか?

それでも誰も顔を挙げないのでとうとうウンミは部屋を出ていこうとします。
GA:Wait.
If you're passing Starbucks on the way out....
待って。もしスターバックスの前を通ったら・・・・
部屋を出るウンミ。

AW:What are we going to do?
どうする?
GA:That first one's big on Instagram.
一人目はインスタで人気があるけど。
CT:Yeah, but she's...meh.
でも彼女は・・・平凡よね。
GA:No, I just don't think we've found THE ONE.
そうね、これだって人はまだいないよね。

CT:Hey!
ちょっと!
ケイティ・リューングが入ってきます。
KR:Yep?
はい?
CT:Is that it?
これで終わり?
KR:I'm afraid so.
Actually, I'd quite like to read. I'm just starting out.
実は私も受けたいです。準備はできています。
CT:Look at my face.
私の顔をごらん。
K:Sorry. I think someone else just turned up, let me check.
すみません。他に誰か来ていないか確認してきます。
GA:Who is that?
誰なのあれ?
AW:That's ridiculous!
ばかばかしい。


トム・ヒドルストン登場。

CT:Oh! Hello!
TH:Hi. I'm Tom. and I'm here to read for the leading lady.
トムです。オーディションを受けに来ました。
CT:I'm just going to stop you there. You've got the part.
あなたで終わりにしようと思ってたの。主役はあなたで決まりよ。
TH:Great.



通路でジェンマが誰かと電話で話をしています。
壁に貼ってあるポスターに注目です。


Hi. Yeah, it was...It's always hard to tell, isn't it?
そう、いつも言いづらい話になっちゃうんだけどね。
But...I think I did all right.
でも頑張ったよ。

Yeah, I'm...I think I'm in with a shot.
うん、またチャンスはあると思う。
Me too.


ジェンマが通り過ぎます。


終わりです。
最後の破壊力はすごいですね。
この動画を知る前に画像を見たので最初は何事かと思いました。

この3本の映画をチョイスした意図が何かしらあるんでしょうか。
メリーポピンズ、いやポッピンズ(笑)とワンダーウーマンはヒーローですし
ララランドのミアも成功した女性ですが・・・

しかし男女平等であればこういう事も当たり前になるのかしらね。

最後の「I think I'm in with a shot.」の意味がわからなくて、
調べても全然出てこないんです。
Shotは狙うという意味もあるそうなのでチャンスはある、とか頑張る、のような意味かなあと。
全然違う意味かもしれませんのでご注意(?)ください。

しかし、役者さんも大変ですね。
服を脱いでとかも実際本当に言われていたから今の状況はあるわけで。
自分の要求通りに動いてくれるから勘違いしちゃったんでしょうね。

あ、でもある意味サラリーマンも同じですけどね。
どんなに無茶でも上からの要望には応えなければいけないんです。(涙)