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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Martin Freeman Breaks Down His Career「The Bill」

2020-03-09 20:52:24 | 英国俳優

マーティンの振り返りその1です。

Vanity Fairの「Career Timeline」という今まで演じてきたキャラクターについて語る企画に
マーティンが登場していたので観ちゃいました。

マーティンの出演作はあまり知らないのですが彼の出演作となるとやはり目につきます。

とにかく観たことのない作品も多々あるので誤訳もあるかと思いますが訳してみて
少しずつですがUPしていこうと思います。

↓ Vanity Fairサイトより
Martin Freeman Breaks Down His Career, from 'The Hobbit' to 'Black Panther'

↓ Youtubeより
Martin Freeman Breaks Down His Career, from 'The Hobbit' to 'Black Panther'

青字がマーティンです。

エージェントに電話して「ところでシャーロックの話はどうなった?」と言うと
「実はあなたはあまり興味が無いんじゃないかと言っています。」と。
「なんで、どういうこと?」
「あなたが断るんじゃないかと思っているようです。」
僕は(ピー)で。←
「すごく興味があると伝えてくれよ。よくできた脚本だったって。もう一度チャンスを。」

「The Bill」

1983年8月16日から2010年8月31日まで放送された警察ものの長寿番組。
このドラマは今では大スターの俳優さんたちがゲスト出演されていて、
マーティンは1997年S13E3の「Mantrap」に出演しています。


マーティンの役どころはよくわかりませんが
部屋で死んでいる少年が発見され死因が事故ではなく他殺の可能性があり
兄のクレイグ(マーティン)が事情聴取を受けています。
ドラッグがらみのようですが・・・・

画像を検索すると相変わらずペロっとしてる場面の切り取りが多かったです。
なので私も頑張ってペロをスクショしてみました。

とにかく若いし可愛いです。でも今とそんなに変わってないですよね。

↓こちらに動画がありました。
The Bill S13E003 Man Trap

「信じられない、あなたの弟の死に対して何の責任も負わないの?」

「質問したいならマーティンに。僕よりもちゃんと答えてくれるぞ。
・・・・・もういいかな。」

 

ドラマスクールを出た役者は大抵「The Bill」か「Casualty 」に出演してた。
ある意味ドラマスクールの延長のような感じだ。
初めてカメラの前に立った番組だったと思う。少し脅えてたかも。
僕はチンピラ役だった。
好感の持てるかわいい男の子になる前はずっとチンピラだったんだよ(笑)


よく変人や極悪人を演じた。
当時は学校を卒業して1年。
1995年に卒業して1996年に撮影だったんだ。
舞台が中心の時期でたまにテレビの仕事をしてた。

続きます。


Band of Brothers E1 その2

2020-03-07 09:29:01 | BOBスクリプト編 E1

Band of Brothers E1 "Currahee"

Created by Tom Hanks  Steven Spielberg
Based on Band of Brothers by Stephen E. Ambrose

 

登場人物略称

“ディック” リチャード・ウィンターズ:RW
ルイス・ニクソン:LN
カーウッド・リプトン:CL
“ドン” ドナルド・マラーキー:DM
フランク・ペルコンテ:FP
ジョージ・ラズ:GL
ジョセフ・リーブゴット:JL
ジョン・マーティン:JM
ハーバート・ソベル:HS
ミーハン中尉:LtM
バートン・クリステンソン:BC
“ブル” デンバー・ランドルマン:BR


ソベルはペルコンテの前で足を止めます。

HS:ペルコンテ二等兵、君はパラシュート部隊のようにズボンをブーツの上でたるませているのか。
FP:違います。
HS:ズボンのしわはどう説明する。
FP:申し訳ありません。
HS:空挺部隊は志願だが、ペルコンテ、ふさわしい軍人になるための道のりは長いぞ。
週末の外出許可は取り消しだ。

↓フランク・ペルコンテ

↑ジョージ・ラズ

そしてラズの銃を点検するソベル。

 

HS:名前は。
GL:ジョージ・ラズです。
HS:照門の隙間に汚れがある。許可は取り消し。


HS:いつ山形袖章を縫い付けた?リプトン軍曹。
CL:昨日です。

ソベルは糸くずをリプトンに見せます。

HS:これに気づかないとは。取り消し。

↓カーウッド・リプトン

↑ドナルド・マラーキー

HS:名前は。
DM:ドナルド・マラーキーです。
HS:マラーキー?「マラーキー」はでたらめのスラングじゃないか。
DM:そうです。
HS:銃のヒンジスプリングが錆びているぞ、でたらめ二等兵。取り消し。

 

HS:名前は。
JL:ジョセフ・リーブゴットです。
HS:銃剣が錆びているぞ、リーブゴット。ドイツ人を殺したいか。
JL:はい。
HS:これでは使えない。錆びた剣を持った者を戦場に連れて行くつもりはない。

↓リープゴット

君たちの違反のせいで中隊全員の許可は取り消しだ。
PTギアに切り替えてカラヒーを走るぞ。
RW:第2小隊、2分で着替えだ。

隊員たちが一斉に宿舎に入ります。

ペルコンテが怒っています。
FP:俺は行かない。

そんなペルコンテにジョン・マーティンが怒ります。
JM:おい、ペルコンテ。ズボンをたるませるなんてお前は何を考えてるんだ。
FP:うるさい、ジョン。あいつはみんなに罰点を与えたんだよ。
JM:わかってないな。あいつに言い訳はダメなんだよ。
FP:言い訳なんてしてない、良く見てみろよ、たるませた跡なんてどこにもないだろう。

ふたりが言い合っているとリプトンが入ってきます。

CL:行くぞ。路上ではPTフォーメーションだ。早く行け、行くんだ。
ペルコンテもだ。行け。

みんなが出て行ったあとひとりだけ座ったままの隊員がいました。

CL:ホワイト二等兵はなぜ着替えてない?答えろ。

リプトンの問いかけにも何も答えずじっと座っているホワイト。
やがてリプトンも出ていきます、

カラヒーを走るE中隊。

HS:どこを走る?
隊員たち:カラヒー。
HS:カラヒーの意味は?
隊員たち:ひとり立つ。
HS:登りと下りはどのくらい?
隊員たち:登り3マイル、下り3マイル。
HS:隊の名は?
隊員たち:E中隊。
HS:何をする?
隊員たち:ひとり立つ。
HS:手を貸すな、手を貸すなよ。止まるな。
パラシュート部隊になりたいのなら13分で頂上に行くんだ。ハイヨーシルバー!

ソベルがダッシュします。
頂上に着いたウィンターズは折り返す隊員たちに檄を飛ばします。

HS:こんな日が来るとは思わなかったぞ、ウィン二等兵。タイムは23分だ。
他の506連隊の隊員ならこれで十分だがE中隊ならもっと速く走れ。

ある日は装備をつけてランニング。


夜、装備を装着し行進するE中隊。


歩きながらランドルマンがラズに話しかけます。
BR:俺は言うよ。
GL:誰に?

先頭を歩くウィンターズに話しかけるランドルマン。

BL:ウィンターズ少尉。
RW:どうした?
BL:発言を許可願います。
RW:許可する。
BL:中隊は9つありますよね。
RW:ああ。
BL:なぜ我々だけ毎週金曜日の夜フル装備で行進するんです?
RW:なぜだと思う?ランドルマン二等兵。
BL:ソベル中尉は我々が嫌いだからです。
RW:ソベル中尉はE中隊を嫌っているんじゃない、お前が嫌いなんだ。
BL:ありがとうございました。

行進が終わり整列する隊員たち。

HS:ウィンターズ少尉、水筒を持ち蓋を開けさせろ。
RW:E中隊、水筒の蓋を開けろ。

↑左側はサイモン・ペッグ演じるウィリアム・エヴァンズ

一斉に水筒を手に持ちます。

HS:合図をしたら水筒の中身を地面にこぼすんだ。
RW:指揮官の合図で水筒をひっくり返せ。
HS:今だ、少尉。
RW:こぼせ。

隊員たちは一斉に水筒をひっくり返し水を地面に注ぎます。
しばらくするとクリステンソンの水筒が空になります。

↑クリステンソンはマイケル・ファスベンダーです。

HS:なぜ君の水筒だけ空なんだ。水を飲んだのか?ウィンターズ少尉。
RW:なんでしょうか。
HS:金曜日の行進中は飲水禁止だと彼に命令したか?
RW:しました。
HS:クリステンソン二等兵、君は命令に従わなかった。もう一度水筒に水を汲み12マイルの行進をしてこい。
BC:わかりました。

クリステンソンが走り出します。
ソベルはウィンターズを呼びます。

HS:君は私の隊で神の名のもとに何をしているんだ。指揮官の命令に背くようにしてるのか?
RW:申し訳ありません。
HS:私の顔をつぶそうとしているのか、少尉。ここはD中隊でもF中隊でもない、E中隊だ。
隊から6人選べ。1:30にその者たちの違反と罰則を私に報告するんだ。わかったな。
RW:何の違反ですか。
HS:何か見つけるんだ。

続きます。

 


ゴッホ 真実の手紙 その2

2020-03-03 21:17:22 | ゴッホ 真実の手紙

Van Gogh: Painted with Words

Director :Andrew Hutton
Producer: Alan Yentob
Vincent Van Gogh :Benedict Cumberbatch
Theo Van Gogh :Jamie Parker

 

1873年、フィンセントはコベントガーデンにあるグーピルロンドンオフィスに異動になり

ブリクストンに引っ越します。

 

 

The Graphic」や「Illustrated London News」のモノクロで印刷される大衆芸術に熱中しそれらを数千点集めました。

 

これらの版画は芸術家にとっては聖書のようなもので気分を高揚させるために何度も読む。

私にとってイギリスの画家はディケンズのような文学の領域。気高く健全で常に立ち返る原点だ。」

 

コレクションの中にはディケンズの空の椅子がありました。

ロンドンの労働者階級の貧しい生活が描かれた版画やディケンズの社会的現実主義の題材はフィンセントに感銘を与えたのです。

 

「都市の住む人たちは宗教に心酔し、特に工場や店の労働者の純粋な若者たちは信心深かった。」

「説教壇で聖職者は揺るぎのない教義を説き、前後に身体を揺らしながら長年の習慣となった聖書を開く。」

 

イギリスの福音主義についてジョージ・エリオットの本を読んだフィンセントは宗教一家で育った頃を思い起こします。

父親と同じ道を歩もうと聖書の勉強に没頭しました。

しかし宗教に熱中するあまり美術商の仕事が疎かになり解雇されます。

 

 

次に彼は教師の助手の職を得ようとします。

牧師になる彼の目標に近づくことを期待していました。

 

「テオ

ラムズゲートの教師から手紙を受け取った。

1か月の試用期間を設けて私の適性を確認するから来ないかと誘われたんだ。

 

それは美しい景色だった。空は水色で灰色と白の雲が浮かんでいた。

もちろん、到着まで私はずっと窓の外を眺めていたよ。」

 

 

「学校の窓から見える景色の絵を同封する。

面会に来た両親が帰るのを生徒たちが見送る窓だ。」