空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

登坂タイムと心拍数

2012-06-16 22:28:19 | 自転車
坂トレのタイムが一昨年に比べて遅くなっている原因を探ってみたところ・・・


HRに違いを発見


Cad:Ave67.2rpm(青)/73.4rpm(赤)

ベストタイムの時に比べて…

・平均心拍数が10bpm低い。
・スタート時の心拍数に大きな差がある。
・黒矢印の区間で心拍数が下落している。

…ことが分かります。


そこで、スタート前に心拍数を上げ、途中も心拍数を160bpm以上にキープして走ってみました。
※ちなみに2010年の乗鞍はHR:Ave170bpm、Cad:Ave72.4rpmで上っています。

HR:Ave169bpm

Cad:Ave74.0rpm(赤)

60bpm以上にキープ出来たものの、黄色○付近(三岳集落)から心拍数が下がっています。


次は、前回の注意点に加え、黄色○付近で心拍数が下落しないように走ってみました。 

HR:Ave170bpm

Cad:Ave70.3rpm

似たような曲線を描いていますが、19秒遅れです。

う~ん・・・


そこで、ケイデンスに注目

一昨年のベスト時のケイデンスが67.2rpm、今季ベスト時は70.3rpmです。

脚の疲労具合からも考えても、今は1枚軽いギヤで廻している気がします。
ランニングに意識がいっている間に、HR・ケイデンス・ギヤの選択に注意して走る乗り方を忘れてしまったようです。(知らないうちに手抜を抜くことが当たり前になっていたようです。)

やっと、修正ポイントが見えてきました 


我武者羅にやっても体や心を壊してしまう年頃(?)・・・
後退しながらも少しずつ前に進むため(?)には、「考えながらコツコツやること」が大切だと感じています。



参考:竹谷賢二選手の「レースでのHR活用方法」

トレーニングがそれなりであることを自覚している場合には、「現状できるベストを尽くす」という消極的なペース配分を考え、トレーニングから維持できるであろうというHRを割り出しておく。この設定での優先順位はHR、ケイデンス、パワー。スピードはできるだけ速くが望ましいし、時間は結果なので、走行中の指標にはならない。またヒルクライムでは高地に登っていくことで酸素が薄くなり、酸素供給が少なくなりエネルギー代謝は落ちるので、加えてそれは疲労増加と合わせて起こるので、HRは同一でもパワーは下がってくることも考慮しておく。このように要素を事前のトレーニングから抽出し、本番の自分の走りを組み立てていく。


今日のトレーニング:
・PM7:00 Swim2,650m(1,000m+80秒サークル×33本) 仕事中に背筋に痛みが 情けない