そして没後54年。
60年カッキリ、誕生日の数字も1212と、まるで自身が描く作風そのもののような生涯...。
今年においては5や0の付く年ではなく中途半端ってこともあり、特にメディアでも取り上げられてないし、テレビで特番なんてのもありません(^_^;
ノーベル文学賞を受賞した作家のカズオ・イシグロさんがコメントでちょっと触れた程度です。
でも深い小津ファンは健在で、毎年何冊かは研究書が出ていて、見つけると読まないではいられないという(*^o^*)
今読んでいるのはこの二冊。
「望郷の小津安二郎」と「小津映画 粋な日本語」
「望郷の〜」は今までにちょっとないような面白い切り口で、小津さんの生い立ちを追いながら、その時々に起こった出来事や経験がその後の作品にどんな風に現れているかをあぶり出していくという構成になってます。
「小津映画〜」は作中人物の独特な言葉遣いや言い回しを検証しつつ、作品やシーンを辿って味わっていくという感じかな。
どちらもまだ冒頭部分しか読み進んでいないのですが、なかなか掘り込み具合が楽しい(^_^)
余計な説明はない、一番見せたいものは隠す...小津さんがこの世に遺した謎はまだまだ尽きることなく、沼のように深いのです。
60年カッキリ、誕生日の数字も1212と、まるで自身が描く作風そのもののような生涯...。
今年においては5や0の付く年ではなく中途半端ってこともあり、特にメディアでも取り上げられてないし、テレビで特番なんてのもありません(^_^;
ノーベル文学賞を受賞した作家のカズオ・イシグロさんがコメントでちょっと触れた程度です。
でも深い小津ファンは健在で、毎年何冊かは研究書が出ていて、見つけると読まないではいられないという(*^o^*)
今読んでいるのはこの二冊。
「望郷の小津安二郎」と「小津映画 粋な日本語」
「望郷の〜」は今までにちょっとないような面白い切り口で、小津さんの生い立ちを追いながら、その時々に起こった出来事や経験がその後の作品にどんな風に現れているかをあぶり出していくという構成になってます。
「小津映画〜」は作中人物の独特な言葉遣いや言い回しを検証しつつ、作品やシーンを辿って味わっていくという感じかな。
どちらもまだ冒頭部分しか読み進んでいないのですが、なかなか掘り込み具合が楽しい(^_^)
余計な説明はない、一番見せたいものは隠す...小津さんがこの世に遺した謎はまだまだ尽きることなく、沼のように深いのです。