どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

麦秋、鑑賞

2018年03月07日 22時05分00秒 | 映画
本作を映画館で観るのは、新文芸坐以来二年ぶり二度目となります。

前回はデジタルリマスター版ではなく昔の35ミリフィルムでの上映、それはそれで味わいがありましたが、今回はリマスター版!

4Kデジタル修復とリマスタリングの威力は凄まじかったです〜(*^m^*)

映像ソースは一昨年9月にリリースされたBlu-rayと同じだし、何度も観ているんですが、やはり映画館の大きなスクリーンだとまるで印象が全く違いました。

立川シネマシティ、hスタジオでハコのサイズは小さいほうで98席。

30分前の予約状況はこんなでしたが、最終的には20人以上入っていたと思います。

やはり年齢層高めですが、若い女性もチラホラ...ちょっと嬉しくなりますねぇ(^_^)

スッキリクッキリ鮮明になって印象的だったのは、出演している俳優さんがイメージしていたより遙かに若々しいなぁと感じた事です。

最高齢は高堂国典さん演じる間宮茂吉。奈良の田舎から東京に遊びにきたお爺さんですが、設定年齢は不明だけどイメージ的には80代。

耳も遠いし、どこか惚けているし、従来フィルムの不鮮明さも相まって余計年寄りっぽく見えていたんですが、今回みたら肌もツヤツヤしてるし、思ったほどシワっぽくないし、物凄く若いの!

調べてみたら、公開当時高堂さんの実年齢は64歳前後、そりゃ若いわなぁ(^_^;

その弟・周吉役の菅井一郎さんなんか44歳で、その息子・康一役の笠智衆さんより3歳も若いという(*^o^*)

そんな若さを演技と演出で見事に自然に見せている俳優陣と小津安二郎さんの手腕にあらためて敬服してしまいました...。

原節子さんもそうだけど、友人役の淡島千景さん、そして兄嫁役の三宅邦子さんも弾けるようなピッチピチでクラクラしっぱなしでしたよ(*´д`*)

早起きは苦手で、今も眠いんですけど、無理してでも観ておいて良かったです!

「午前十時の映画祭8」も今月で終了、4月からの「午前十時の映画祭9」がロビーに掲示されていました。

ラインナップをみたら...おおッ!(゜ロ゜)

6月から7月にかけて、黒澤明さん監督作「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」と三連発はないですか\(^o^)/

「七人の侍」は4Kリマスターでの鑑賞を一昨年してますが、「用心棒」「椿三十郎」の2作は初お目見えですね!

こりゃホンマに楽しみじゃ!



3月6日(火)のつぶやき

2018年03月07日 06時27分40秒 | イベント・ライブ