立川シネマ・fスタジオで、すずさんに会うのは去年の4月以来です(^_^)
3週間で三部作の特集上映...結局全作通ってしまいましたわ(^_^;
片渕さんの舞台挨拶ってこともあり、早々に全席完売に...
足かけ三年という驚異のロングラン、これも長年の努力の成果!しっかり実っております(*^o^*)
ロビーには複製原画が展示。
本日の席は真ん中よりもチョイ後方...でもそんなに遠くには感じませんでした(^_^)
さて久しぶりのfスタ極音上映は如何なるものだったのか...支配人さんの上映前挨拶によれば音響のチューニングは昨年と同じもので変えてないとの事でした。
で、一通り観て(聴いて)の感想としてはですね「アレ?こんなに低音出てたっけ?」でした。
粒立ちの良さとサラウンド感は相変わらす極音効果で、他の映画館で感じられない個性は健在。
コトリンゴさんが歌うOP「悲しくてやりきれない」とED「たんぽぽ」で、ボーカルが多重で広がりを感じさせる音響効果はここだけでしか味わえません。
どのシーンでどんな音(日常生活でちょっとしたものだったと思います)だったか忘れてしまいましたが、今回もこんな音が含まれていたのかという発見もありました(^_^)
で、大きな違いを感じたのは上述のように低音域です。
決して爆音のような盛ったものではなく、ジワジワと静かに響いてくるような低音なんです。
初の呉空襲、灰ヶ峰山頂の高角砲2連発って強く印象に残るシーンですが、その砲撃音が...なんと言えば良いか...重さに加えて余韻が後からゆっくり伝わってくる感じなんです(わかりにくい表現ですみません(^_^;)。
それと今回こんな感じだったっけ?と思ったのは、夜間の空襲シーン。
サンさんと径子さんが軒下から夜空を見上げているシーンですが、ズズズ〜〜と静かにゆっくりとハコの天井に広がってくるように伝わってきて、まさに恐怖を感じる響きだった...。
この感じは今までどこの映画館でも感じた事のない音でした。
チューニングに変更ないとすれば、ブラッシュアップされたソース側に微妙な違いがあるのかもしれません。映像だけではなく音声もブラッシュアップされ、結果としてクオリティが上がったのかも。
いや〜そういう可能性も含めて、これこそが立川シネマシティがこだわる「極上音響」というものなんだろうなと、ちょっと実感した次第です(^_^)
11ヶ月ぶりのfスタでしたが、その後多種多様な映画館や上映会を巡ったこともあって、改めて上質な音響を再び味わえ、堪能させていただきましたよ(*^o^*)
aスタbスタで一度爆音も聴いてみたいもんだと思ってはいましたけど、これはこれで良いのかもしれません。
上映終了と同時に暖かい拍手に包まれ、続けて片渕須直さんの舞台挨拶に。
今回の司会はラストということで(?)、宣伝プロデューサー・山本さんで、本日午前にテアトル新宿でも行われた舞台挨拶と同じ組み合わせです(^_^)
片渕さんのお話しは、極上音響上映にちなんで、音効についての話が中心となりました。
柴崎憲治さんという実写映画も手がける音効技師に依頼したところ、期待以上に画面の隅から隅まで音をつけてくれたと。
なんと蝶の羽ばたきや蟻の足音まで含まれているそうです(^_^;
だからこそ、音響の優れたところでその音が感じ取れてくると。
すずさんの住む灰ヶ峰中腹に行ってみると呉という山々に囲まれてスリバチのような地形で、救急車とか麓の街のあらゆる音が聞こえてくるらしいんですね。
この話を聞いた時、この書き込みを思い出しました。
山の方から伝わってきたラッパの音に気づくすずさんと晴海さん。
でもそれは山々に囲まれたための集音効果で、実は港の方から伝わってきているのだとワンテンポおいて知覚するワケです。
このリアクションは凄いなと思ったわけですが、片渕さんもロケハンで現地にいったからこそ実感できて、それを演出として含ませている。
ホントにちょっとした動作なんですが、色んな意味合いが含まれている秀逸なシーンだと思います(^_^)
舞台挨拶の予定は本日で一区切りなのだとか...おそらく今後も追加の要請はありでしょうけど、こんなタイミングに立ち会えることが出来て、ちょっと嬉しかったですね(^_^)
「アリーテ姫」「マイマイ新子と千年の魔法」そして「この世界の片隅に」25年かけて作り続けてきたことに意味があった、やってきて良かったと感慨深い表情で語られていました。
次回作もこれまでの作品が引いてくれたレールの上となるものだし、何かどこかが繋がっているものになるとのことです。MAPPA創立10周年となる2021年までに記念作をと丸山さんに言われているそうですが、「この世界の片隅に」ロング版もありますしねぇ(^_^...期待しつつもジックリ待ちたいと思います。
そういえば明日も引き続き「アニメ オブ ザ イヤー部門 受賞記念 『この世界の片隅に』作品制作ノート&監督トークショー」というイベントが池袋であるんです(^_^)
本編上映はなく、2時間10分の予定時間で作品世界を語り尽くすみたいな?
なんとなくロフトの「ここまで調べた」シリーズとイメージが重なりますが、どんな内容になるか楽しみです(^_^)
3週間で三部作の特集上映...結局全作通ってしまいましたわ(^_^;
片渕さんの舞台挨拶ってこともあり、早々に全席完売に...
足かけ三年という驚異のロングラン、これも長年の努力の成果!しっかり実っております(*^o^*)
ロビーには複製原画が展示。
本日の席は真ん中よりもチョイ後方...でもそんなに遠くには感じませんでした(^_^)
さて久しぶりのfスタ極音上映は如何なるものだったのか...支配人さんの上映前挨拶によれば音響のチューニングは昨年と同じもので変えてないとの事でした。
で、一通り観て(聴いて)の感想としてはですね「アレ?こんなに低音出てたっけ?」でした。
粒立ちの良さとサラウンド感は相変わらす極音効果で、他の映画館で感じられない個性は健在。
コトリンゴさんが歌うOP「悲しくてやりきれない」とED「たんぽぽ」で、ボーカルが多重で広がりを感じさせる音響効果はここだけでしか味わえません。
どのシーンでどんな音(日常生活でちょっとしたものだったと思います)だったか忘れてしまいましたが、今回もこんな音が含まれていたのかという発見もありました(^_^)
で、大きな違いを感じたのは上述のように低音域です。
決して爆音のような盛ったものではなく、ジワジワと静かに響いてくるような低音なんです。
初の呉空襲、灰ヶ峰山頂の高角砲2連発って強く印象に残るシーンですが、その砲撃音が...なんと言えば良いか...重さに加えて余韻が後からゆっくり伝わってくる感じなんです(わかりにくい表現ですみません(^_^;)。
それと今回こんな感じだったっけ?と思ったのは、夜間の空襲シーン。
サンさんと径子さんが軒下から夜空を見上げているシーンですが、ズズズ〜〜と静かにゆっくりとハコの天井に広がってくるように伝わってきて、まさに恐怖を感じる響きだった...。
この感じは今までどこの映画館でも感じた事のない音でした。
チューニングに変更ないとすれば、ブラッシュアップされたソース側に微妙な違いがあるのかもしれません。映像だけではなく音声もブラッシュアップされ、結果としてクオリティが上がったのかも。
いや〜そういう可能性も含めて、これこそが立川シネマシティがこだわる「極上音響」というものなんだろうなと、ちょっと実感した次第です(^_^)
11ヶ月ぶりのfスタでしたが、その後多種多様な映画館や上映会を巡ったこともあって、改めて上質な音響を再び味わえ、堪能させていただきましたよ(*^o^*)
aスタbスタで一度爆音も聴いてみたいもんだと思ってはいましたけど、これはこれで良いのかもしれません。
上映終了と同時に暖かい拍手に包まれ、続けて片渕須直さんの舞台挨拶に。
今回の司会はラストということで(?)、宣伝プロデューサー・山本さんで、本日午前にテアトル新宿でも行われた舞台挨拶と同じ組み合わせです(^_^)
片渕さんのお話しは、極上音響上映にちなんで、音効についての話が中心となりました。
柴崎憲治さんという実写映画も手がける音効技師に依頼したところ、期待以上に画面の隅から隅まで音をつけてくれたと。
なんと蝶の羽ばたきや蟻の足音まで含まれているそうです(^_^;
だからこそ、音響の優れたところでその音が感じ取れてくると。
すずさんの住む灰ヶ峰中腹に行ってみると呉という山々に囲まれてスリバチのような地形で、救急車とか麓の街のあらゆる音が聞こえてくるらしいんですね。
この話を聞いた時、この書き込みを思い出しました。
呉初空襲の冒頭、鳴り響くラッパ音に反応して二人とも山側を向くが、やがて「ああ、港の方からか」と気づく⋯地形と音の反射を人間の本能的な行動で巧く見せているシーンだと思う。 #細かすぎて伝わらないこの世界の片隅にの好きなシーン #この世界の片隅に pic.twitter.com/LyfZpAshtx
— どっと屋M、或いは「付け木」(^ω^)/ (@dotter_M) 2017年9月1日
山の方から伝わってきたラッパの音に気づくすずさんと晴海さん。
でもそれは山々に囲まれたための集音効果で、実は港の方から伝わってきているのだとワンテンポおいて知覚するワケです。
このリアクションは凄いなと思ったわけですが、片渕さんもロケハンで現地にいったからこそ実感できて、それを演出として含ませている。
ホントにちょっとした動作なんですが、色んな意味合いが含まれている秀逸なシーンだと思います(^_^)
舞台挨拶の予定は本日で一区切りなのだとか...おそらく今後も追加の要請はありでしょうけど、こんなタイミングに立ち会えることが出来て、ちょっと嬉しかったですね(^_^)
「アリーテ姫」「マイマイ新子と千年の魔法」そして「この世界の片隅に」25年かけて作り続けてきたことに意味があった、やってきて良かったと感慨深い表情で語られていました。
次回作もこれまでの作品が引いてくれたレールの上となるものだし、何かどこかが繋がっているものになるとのことです。MAPPA創立10周年となる2021年までに記念作をと丸山さんに言われているそうですが、「この世界の片隅に」ロング版もありますしねぇ(^_^...期待しつつもジックリ待ちたいと思います。
そういえば明日も引き続き「アニメ オブ ザ イヤー部門 受賞記念 『この世界の片隅に』作品制作ノート&監督トークショー」というイベントが池袋であるんです(^_^)
本編上映はなく、2時間10分の予定時間で作品世界を語り尽くすみたいな?
なんとなくロフトの「ここまで調べた」シリーズとイメージが重なりますが、どんな内容になるか楽しみです(^_^)