展開は3種、重ねたものを徐々に脱いでいくスタイルのようです。
▼Recollect・DISPLAY・Record・Butterfly
ステージいっぱいにビッシリと積み上げられた白いブロックで観客に圧迫感を与えて始まり、人形のような3人が現れて始まります。
鋼鉄の処女のような、トルソーのような...重く固い枠にはめられ(自分で自分を)拘束し、とても小さく見える...。
初期の頃、「アイドル」としてどうあるべきか、自分たちのイメージをどう表現すべきか...迷いながらガムシャラに突き進んでいた時期を現しているのでしょうか?あ〜ちゃんの言う「やらされている感」がある時代とも...。
「モノクロームエフェクト」の頃のスタイルを想像させられました。
固くて重そうな大きいリボンとかかな(^_^;
「Record」というオリジナル曲(?)をバックに展開されるレコーディングブースのシーンもありましたが、狭いところに一人ずつマイクに臨む緊張感と孤独感...泣いてばかりいた...というエピソードを思い起こさせ、胸が締め付けられます...。
そしてアカペラで歌う「Butterfly」...。
薄い羽のように
軽くしなやかに
ふわり香り残し
飛んで消えるように
今改めてこの詞を聴くと...一見煌びやかで華やかな芸能の世界に飛び込み、ひとときの湯を見て儚くも消えていった多くの人々へのレクイエムとして重く響いてきます。
▼シークレットシークレット・シークレットシークレット (Reframe Remix)
思うような成果が出せず、いつ広島に帰されてもおかしくない状況の中、自らを縛り付けていた枠を取り払うことにより自分たちらしさが見えてきた...いろんな幸運にも巡り会い、ブレイクを果たし、ハコはドンドン大きくなり、気づくと東京ドームで単独公演までできるようになったころ...。
パッと大輪の花を咲かせたようなようにも見えるし、初のドーム公演「GISHIKI」の時の衣装も想起させられます。
「GISHIKI」の後に続く曲はやはり「シークレットシークレット」でしたし、非常に強いイメージのすり合わせを感じます(^_^)
同時にPerfume という存在に対して、周囲の環境や見る目、規模も許容できないくらい大きくなり、どう自分に向き合うか...3人それぞれ走りながら思い悩んでいた...「シークレットシークレット」途中からバックスクリーンに当時のMVを投影させ、深みを与えていました。
この映像はストレートに状況の変化を描いており、運命の螺旋階段を躓き転びながらも支え合って登っていく3人の姿に今見ても心にジワジワと迫ってくるものがあります。
...そして「足りないよキミを..」で突然「キミ」を繰り返し始め、あらゆる曲の「キミ」「僕」「想い」「世界」「光」を切り出しミックスされ繰り返していく...。
▼エレクトロ・ワールド・FUSION・Three Walks・願い (Album-mix)・無限未来
いつもと違う角度からみた
耳を澄まして目をこらせばほら
夢の中に住みたくて
誰だっていつかは死んでしまうでしょ
結局はそう 結局はそう 結局はそう
光が包む 痛みがない国 痛みがない国...
続けて、抑揚なく、淡々と「エレクトロ・ワールド」の詞をつぶやきへと...。
見えるものの全てが 触れるものの全てが
リアリティがないけど 僕は確かにいるよ
この道を走り進み進み進み続けた
地図に書いてあるはずの町が見つからない
振り返るとそこに見えていた景色が消えた
この世界 僕が最後で最後で最後だ
前段は「スパイス」「Dream Land」「Edge」「Spring of Life」の部分をミックスなのですが、「エレクトロ・ワールド」と繋げても全く無理が無いというか、これはこれで一つの詞として完成されている感じがします...そこにあるのは「諦念」と「解脱」の感覚にも...。
そしてステージ上でゆっくりと脱ぎ捨て、鮮やかな衣装があらわれます。
それは、どこかシガラミから解放され、軽やかな...やはり悟りを開きつつある今の3人...。
でもまだ完全なものではない...常に未完成だし、なかなか言うことを聞かない自分の中のある部分と、ままならない世の中という壁を越え...まだまだ誰も踏んだことのない地平へとファンや支えるスタッフと手と手を取って...無限に続いていく未来と進んでいこうという「決意」をこめて...。
「Flame」を「再構築」するそのステージは静かに終わります。
1時間...尺としては短くても、質量の高い、重みと深みのあるステージでした。
録画したその映像を何度も繰り返し見ていますが、「枠」の視覚化の大きな一要素がステージで纏う「衣装」と感じて、考えて見ました。
▼Recollect・DISPLAY・Record・Butterfly
ステージいっぱいにビッシリと積み上げられた白いブロックで観客に圧迫感を与えて始まり、人形のような3人が現れて始まります。
鋼鉄の処女のような、トルソーのような...重く固い枠にはめられ(自分で自分を)拘束し、とても小さく見える...。
初期の頃、「アイドル」としてどうあるべきか、自分たちのイメージをどう表現すべきか...迷いながらガムシャラに突き進んでいた時期を現しているのでしょうか?あ〜ちゃんの言う「やらされている感」がある時代とも...。
「モノクロームエフェクト」の頃のスタイルを想像させられました。
固くて重そうな大きいリボンとかかな(^_^;
「Record」というオリジナル曲(?)をバックに展開されるレコーディングブースのシーンもありましたが、狭いところに一人ずつマイクに臨む緊張感と孤独感...泣いてばかりいた...というエピソードを思い起こさせ、胸が締め付けられます...。
そしてアカペラで歌う「Butterfly」...。
薄い羽のように
軽くしなやかに
ふわり香り残し
飛んで消えるように
今改めてこの詞を聴くと...一見煌びやかで華やかな芸能の世界に飛び込み、ひとときの湯を見て儚くも消えていった多くの人々へのレクイエムとして重く響いてきます。
▼シークレットシークレット・シークレットシークレット (Reframe Remix)
思うような成果が出せず、いつ広島に帰されてもおかしくない状況の中、自らを縛り付けていた枠を取り払うことにより自分たちらしさが見えてきた...いろんな幸運にも巡り会い、ブレイクを果たし、ハコはドンドン大きくなり、気づくと東京ドームで単独公演までできるようになったころ...。
パッと大輪の花を咲かせたようなようにも見えるし、初のドーム公演「GISHIKI」の時の衣装も想起させられます。
「GISHIKI」の後に続く曲はやはり「シークレットシークレット」でしたし、非常に強いイメージのすり合わせを感じます(^_^)
同時にPerfume という存在に対して、周囲の環境や見る目、規模も許容できないくらい大きくなり、どう自分に向き合うか...3人それぞれ走りながら思い悩んでいた...「シークレットシークレット」途中からバックスクリーンに当時のMVを投影させ、深みを与えていました。
この映像はストレートに状況の変化を描いており、運命の螺旋階段を躓き転びながらも支え合って登っていく3人の姿に今見ても心にジワジワと迫ってくるものがあります。
...そして「足りないよキミを..」で突然「キミ」を繰り返し始め、あらゆる曲の「キミ」「僕」「想い」「世界」「光」を切り出しミックスされ繰り返していく...。
▼エレクトロ・ワールド・FUSION・Three Walks・願い (Album-mix)・無限未来
いつもと違う角度からみた
耳を澄まして目をこらせばほら
夢の中に住みたくて
誰だっていつかは死んでしまうでしょ
結局はそう 結局はそう 結局はそう
光が包む 痛みがない国 痛みがない国...
続けて、抑揚なく、淡々と「エレクトロ・ワールド」の詞をつぶやきへと...。
見えるものの全てが 触れるものの全てが
リアリティがないけど 僕は確かにいるよ
この道を走り進み進み進み続けた
地図に書いてあるはずの町が見つからない
振り返るとそこに見えていた景色が消えた
この世界 僕が最後で最後で最後だ
前段は「スパイス」「Dream Land」「Edge」「Spring of Life」の部分をミックスなのですが、「エレクトロ・ワールド」と繋げても全く無理が無いというか、これはこれで一つの詞として完成されている感じがします...そこにあるのは「諦念」と「解脱」の感覚にも...。
そしてステージ上でゆっくりと脱ぎ捨て、鮮やかな衣装があらわれます。
それは、どこかシガラミから解放され、軽やかな...やはり悟りを開きつつある今の3人...。
でもまだ完全なものではない...常に未完成だし、なかなか言うことを聞かない自分の中のある部分と、ままならない世の中という壁を越え...まだまだ誰も踏んだことのない地平へとファンや支えるスタッフと手と手を取って...無限に続いていく未来と進んでいこうという「決意」をこめて...。
「Flame」を「再構築」するそのステージは静かに終わります。
1時間...尺としては短くても、質量の高い、重みと深みのあるステージでした。
録画したその映像を何度も繰り返し見ていますが、「枠」の視覚化の大きな一要素がステージで纏う「衣装」と感じて、考えて見ました。