どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

根本的な解決策のないムラ社会の構造なのか

2018年05月23日 21時30分00秒 | 話題
皮肉にも、象徴する2件が新聞トップに並びましたね。

これはもう大学のアメフト部特定の問題でもなんでもない、日本人社会・組織の闇が浮き彫りに噴き出してしまった結果なんだと思います。

町山智浩さんも映画の紹介どころじゃなく、怒りをぶちまけてます。


組織のトップ、あるいは上層は異口同音に「そんな指示をした記憶はない」とか「相手が間違って受け止めただけ」と話すだけ。

政界も大学も...もっと言えば、企業の隠蔽体質も、昔事件を起こした新興宗教団体含めた反社会組織も...過去に遡れば先の大戦における旧軍の「志願」を是とした作戦も、すべて「説明しなくても判ってるよな...」の空気感に支配され、思考停止の上「忖度」し、実行されていくワケです。

歴史的にみても日本人の組織は、押し並べてそうやってきました。君臨する統治者は明確な命令など決してせず、「良きにはからえ」というのみ...すべてはNo.2や側近が意をくんで行動する。

テレビの報道番組でキャスターが「こんな事が起きているなんて信じられません」なんて他人事のように言うけど、そのキャスターだって放送局という組織に属し、多かれ少なかれ知らず知らずのうちに何らかの「忖度」で動き、成り立っているんですよね...。

町山さんじゃないけど、恥ずべきことだし、絶望的な気分になってしまいます。

21世紀になってネット社会が進めば、こんなことも多少は無くなるんじゃないかと思ってましたけど、ムラ社会の構造・体質は何にも変わらない。

イジメや、数多ある○○ハラ同様、根本的な解決策のない、イタチごっこで止めようもない、どうしようもない永遠のテーマなんでしょうね...(´д`)



5月22日(火)のつぶやき

2018年05月23日 06時13分43秒 | イベント・ライブ