オリーブ園から東に進むと、大きな町に入ります。
この辺は多くの醤油蔵があり、醬の郷と呼ばれています。車の窓を開けると醤油の香りが漂ってきます。
ちょうどこの日は醬の郷祭りが開催されており、多くの人でにぎわっていました。
なんとも風格のある醤油工場です。
この醤油蔵の道を少し上ったところに本日の宿があります。
「島宿 真里」。いつか泊まってみたいと思っていた憧れの宿です。ようやく宿泊することができました。
玄関前の造作も見事です。
玄関の内側。ここに限らず常に打ち水がされており、清々しい雰囲気です。
小さな中庭。向こうは食事処です。
ロビーは広くありません。宿泊客が集中すると相席となることも。
ウエルカムドリンクとお菓子。
良く覚えていませんが、左から
オリーブの入ったサブレ、柑橘のパウンドケーキ、みたらし団子、豆のアイスクリーム
だったと思います。
ロビーの横には自家製の果実酒があります。夕食後にロビーで飲むことができます。
「真里」には客室は7室しかありません。今回は二階の「て」の間を予約しました。二階にあるのは2部屋だけです。
入口。
居間。この部屋だけでも十分広いですが、
北側に寝室、浴室、テラスがあります。これらは最近増築されたようです。
寝室。非常に寝心地の良いベッドで快適でした。
難点はコンセントがないこと。スマホは夜間充電しながら枕元に置いておきたいものです。
あと、目覚ましもない、と思いましたが、朝、居間の片隅のわかりにくいところにあったことに気づきました。
最初から寝室に置いてあるほうが良いと思います。
浴室は木の香りが心地よいです。温泉ですが、残念なのは部屋のお湯も消毒有なこと。部屋の浴室は消毒なしでもよいと思うのですが。
テラスはこんな感じです。
テラスからは醬の郷の風景を見ることができます。「真里」は比較的住宅の多い場所の中にあります。
こちらは部屋の南側。土蔵は「ひし」の間、その向こうは温泉です。
浴室は二つあり、朝5時までは貸切、それ以降は男女別に変わります。
浴衣は三種類の柄から選びます。男女共通です。
部屋の冷蔵庫。
アルコールは有料ですが、青いボトルに入った水と緑のボトルの香草茶は無料です。
夕食の前に貸切風呂に行くことにします。特に予約は必要なく、空いていれば何回でも利用できます。
貸切風呂へは一旦建物の外に出て、庭を抜けていきます。
貸切風呂は洗い場が3か所あり、二人で使うには十分です。ただ、男女別浴場として使うには多少狭いかと思います。
露天風呂は少しはなれているのと、蓋がしてあるので蓋の開け閉めが多少面倒くさいのが難点ですが、気持ちの良い風呂でした。
小豆島に夕日が落ち、夕食の時間です。
<その5に続く>