ヤマロク醤油を出て、山のほうに向かいます。
小豆島最高峰は星ヶ城山で標高816mあり、意外に高いです。ちなみに千葉県最高峰は408mなので、倍の高さがあるわけです。
小豆島の山の観光地は寒霞渓が有名ですが、今回は割愛し、少し先にある四方指展望台をめざします。ここも宿の人のおすすめです。
さて、小豆島の南側の海岸から、星ヶ城山までの直線距離は4㎞ほどしかありません。4㎞で800m近く登るのですから、道は急カーブの連続で、かなり迂回しています。
ヤマロク醤油から四方指展望台までは結局50分近くかかりました。
四方指展望台も標高は776mあります。実際の眺望は四方、とはいきませんが三方は見渡せます。
南側。昨日泊まった醬の郷が見えます。
東側。寒霞渓と、その向こうに瀬戸内海が見えます。
西側。土庄方面が見えます。
これはエンジェルロードでしょうか。
それほど人も多くなく、絶景が望めるなかなか穴場的な場所です。
四方指展望台から西に進み、山を下ってから今度は川沿いに西に向かいます。
この辺りは平地の少ない小豆島で、稲作が行われている地域です。
肥土山という地域に来ました。
この二日後、5月3日に肥土山農村歌舞伎が開催されます。
会場まで行ってみましたが絶賛準備中でした。農村歌舞伎も一度見てみたいものです。
少し進むと中山という場所に到着します。この辺は棚田が有名です。駐車場に車を停め、散策することにします。
道路から上に登っていくと有名な千枚田があるのですが、少し距離がありそうなことと、かなり暑いので断念し、道路の下の棚田を見ることにしました。
ちょうど田植えの時期で、田には水が張られています。
この時期の田んぼが一番好きです。
この辺の棚田も充分に見事です。
棚田なので、畔の雑草を下から。
さて、この棚田の下に、アート作品があります。「オリーブの夢」という作品で、竹で出きています。
入場料300円ということですが、中に入ってみます。
中央の一段下がったところは土足禁止で、ほとんどの人がここで仰向けに寝そべって写真を撮っていました。
結構日差しが入っているように見えますが、中はかなり涼しいです。
外観とは異なる印象で、なかなか面白いアートでした。
<その3に続く>