さて、そろそろ昼食を食べたいと思うのですが、今日は昨日に増して島内は混雑しているようで、どこに行っても相当の待ち時間は覚悟した方がよさそうです。
最初、カフェ忠左衛門というところに行ってみましたが、2~3時間待ちということで断念。ここは車がすれ違うことができないような街中の細い道を少し奥に入ったところにあるため、これから向かう車と、あきらめて帰る車で大変なことになっていました。
途中、井上誠耕園のショップに立ち寄りました。
井上誠耕園は首都圏でも頻繁にCMが流れているので、小豆島のオリーブ園の中では一番知名度が高いかもしれません。
ここのオリーブオイルで有名なのは、CMでもやっている緑果オリーブオイルですね。
オリーブの実は最初緑色で、熟すと濃い紫色になります。熟すと手でもつぶせるくらい実が柔らかくなるためオイルを絞りやすいのですが、緑のうちは固く、絞りにくいので希少価値の高いオリーブオイルということのようです。
試食があったので食べてみましたが、かなり青くさく、渋みがあり、個人的には苦手です。オリーブオイルは価格が高ければよいわけではないことがわかりました。まあ、それに見合うだけの味覚がないだけかもしれませんが。
結局、昼食を食べに昨日行った、オリーブ園に向かいました。ここであれば、待ち時間をつぶせる施設があるからです。
オリーブ園のレストランは最近リニューアルしたばかりで、非常にきれいです。
1時間かからない待ち時間で席につくことができました。
このレストランからの景色も日本ではないようです。
ひしお丼。「醬の郷の醤油か諸味を使用」「地元の食材を使用」「箸休めはオリーブか佃煮」だそうです。あじはまあまあ。
パスタセット。ミートソース ボロニア風。
なんというか、パスタソースはレトルト?という味です。
パンはおいしいです。
あとは、リニューアルしたばかりということもあるのでしょうが、効率的に運営できていないところも目につきました。席の片づけが追いつかず、待っている人がいるにもかかわらず何卓も放置されているとか。
あとはテラス側からも店内に入れるので、空いた席に勝手に客が座ってしまうとか。
建物とロケーションは素晴らしいので、運営と料理の質を何とかしたほうが良いと思います。
食事の後、土庄方面に向かいます。
途中、東洋オリーブの売店に立ち寄ります。池田港の入り口の交差点にありるにもかかわらずちょっとわかりにくい場所にあります。
ここではオリーブマヨネーズを購入。あっさりした感じのマヨネーズです。
次は土庄の町中にある「セトノウチ」という店に立ち寄りました。古い建物をリノベーションした感じで、食事処や瀬戸内の物産を扱うセレクトショップなどがあります。食事処は営業時間外でしたが、食事をとるのであれば穴場だったかもしれません。
ここでは小豆島のものではありませんが、ジャム等を購入しました。
ここで、オリーブ温泉と同じところにあるマルナカに向かいます。
ここで素麺やもろみを購入、今までに購入した土産物と不要になった衣類等を自宅に送ります。
日本中どこからでも荷物を送れる、便利な世の中になりました。
さて、宿に入る前にもう一か所、戸形崎という、小豆島西端にある岬に向かいます。
戸形崎に向かう道は車もほとんどいませんが、絶景の中を走ります。
戸形崎に到着。ちょうどこの季節、海を渡る鯉のぼりを見ることができます。
しかし、とてもきれいな場所です。しかも、有名観光地ではないせいか、あまり人はいません。
真ん中あたりに見える平たい山が四国本島の屋島です。
連休中で有名観光地は人であふれている小豆島でしたが、ここまで来てよかったと思いました。
<その4に続く>