マイ・アラモで並んでいたのは背の高い乗用車のレーンで、後ろにアルファードがいた。トラックを乗せ終わると先に乗船を始めた乗用車の後ろではなくて、一つ下のトラックの甲板に誘導された。
今回は一人なのでツーリストSというツーリストクラス(大部屋)・カーテン仕切り・シングルというコスパに優れた船室にした。
入り口のこのドアはずっと開放されている。
乗船して荷物を置いたころ静かに、あっけなく出航していた。
カーテン仕切りと言っても、入り口がカーテンで天井の高さが2メートル+ある。
この入り口のカーテンは遮光なのはいいが、幅が広く開口する側が少し締まりが無い。そのために少し隙間ができて、廊下の光が漏れ込んでくる。
入って正面に荷物置きの箱がある。下側にはライフジャケットを入れているようだ。封印シールが貼ってあるので確認できない。ここに荷物を入れて、上側はデスク代わりか。でも椅子がないので使い勝手は悪い。
照明はベッドサイドのみなので、全体を照らすには暗い。AC100Vが照明の下に一口だけある。手持ちがあれば3口の延長コードがあれば便利だ。
ベッドの足元の上方に19インチの液晶テレビがある。720Pくらいだろうか、BSも綺麗に映る。
こんな開放的なスペースなのでテレビはイアホン専用ということだが、何のことはないテレビのイアホン端子にイアホン延長コードを差し込んで枕元に引っ張って来ている。自分のヘッドホンをテレビに直接つないでもokだ。ここのイアホンプラグを抜いてもスピーカーから音は出ない。
ベッドの頭側にテレビのリモコンの箱、イアホン端子、小物を引っかけるフックがある。また小物を乗せる網棚があるのはいいが、これを引き出していると起き上がった際に、頭をぶっつけそうだ。海が荒れているときには眼鏡などはここに入れるといいだろう。
ベッドの足元の側壁にハンガーフックがある。
ここのツーリストSの部屋は船内では窓のない中心部にある。鉄の箱の中だ。このため停泊時でも4Gの電波は微弱で、出航したらすぐにアンテナ無しになった。
地デジも出航したらすぐに映らなくなったが、BSは航海中でもよく映る。そうなると部屋の唯一の楽しみはテレビ放送ということになる。
テレビの裏側を見ると外部入力端子が豊富だ。HDMI、D5、アナログ映像音声端子などある。これならポータブルのプレーヤーとケーブルを持ってくれば、手持ちのメディアが楽しめる。
リモコンの入力切り替えのボタンを押すと、外部入力の一覧が出る。さらにボタンを押すと、一つづつ下に切り替わっていく。
今回じ~さんが用意したのはノートPCだ。普段ならネットに接続するところだが、今回はあらかじめHDにMP4の映像を入れて、昔買ったDVDも持ってきた。まあ、暇つぶしにはいいだろう。
新日本海フェリーでは、今年はコロナ対策のためにほとんどのサービスが停止している。フォワードサロンさえ入室禁止だ。どうでもいいがスモーキングルームはつかえる。
じ~さん自身が船内を歩き回るのも、オープンスペースで寛ぐことも自粛したい。特に船内なので他人との接触を極力少なくしたいのだ。こういう時だから、ちょっと贅沢だが部屋をステートBにしてもよかったかもしれないと、今になって思う。
この部屋で困ったことは空調だ。コロナ対策のためか、空調の吹き出し口はビュンビュン回っている。しかし昼間は暑すぎる。汗がだらだらという程ではないが、快適ではない。逆に夜は寒い。付属の薄い上かけだと少し冷えるし、腕を上かけから出していたリすると冷たくなっている。個別に調節できないから困ったものだ。
これで入浴だけはしておこうかな。貴重品はコインロッカーに入れる。むしろ小銭だけ持って、後は車内に残した方がよかったと思う。
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