難しい内容でしたが、演出のすばらしさでのめりこんでしまいました。
頭部以外は体の自由が利かない男、そして少しずつ痴呆が進んでゆく女。この二人の対比が印象的です。
頭脳が正常だと最後まで死にたいと苦しみ、痴呆が進んだ女は死にたいと思うことさえ忘れてしまう。
どっちが幸せかなんて比較はできない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
そして死にたいという男を尊重しながら介護する兄家族。
男の意志を尊重すれば彼は死に、家族は開放される。一方で介護し続けるという束縛のなかにそれなりの幸せみたいなものを作り出している。
この矛盾が、ごく自然に映し出されているのがすごい。
海を飛ぶ夢という題名の通り、男の気持ちが山を越え海へと飛んでいくシーンがステキでした。
「気まぐれチャンプルー」この映画をじっくり語ってくれています。
「あんぶれあんぶれ」人生は質か量か。考えさせられます。
★★★★
頭部以外は体の自由が利かない男、そして少しずつ痴呆が進んでゆく女。この二人の対比が印象的です。
頭脳が正常だと最後まで死にたいと苦しみ、痴呆が進んだ女は死にたいと思うことさえ忘れてしまう。
どっちが幸せかなんて比較はできない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
そして死にたいという男を尊重しながら介護する兄家族。
男の意志を尊重すれば彼は死に、家族は開放される。一方で介護し続けるという束縛のなかにそれなりの幸せみたいなものを作り出している。
この矛盾が、ごく自然に映し出されているのがすごい。
海を飛ぶ夢という題名の通り、男の気持ちが山を越え海へと飛んでいくシーンがステキでした。
「気まぐれチャンプルー」この映画をじっくり語ってくれています。
「あんぶれあんぶれ」人生は質か量か。考えさせられます。
★★★★