
釣藤散でずいぶん鎮痛剤を使う回数が減り調子がよいとのこと。
もう一例、

こちらも釣藤散で「すごくよく効く」と好評でした。
以前にも釣藤散の1例を書きましたが、女性の生理前は肝陽上亢しやすく
そして湿気の多い時期は痰湿を抱えやすい。まさに釣藤散の症状。
一方

朝から頭痛がし、これまでしょっちゅう鎮痛剤を飲んできたという。
「慢性に続く頭痛で中年以降または高血圧の傾向のあるもの」
確かに釣藤散の効能効果欄に書かれている通りの症状ではある。
来局2度目

「朝から頭痛」というので風寒頭痛かと考え、頂調顆粒(川キュウ茶調散)を処方。
来局3度目

頂調顆粒にしたら、あれだけ毎日鎮痛剤を使っていたのにほとんど使わなくなったそう。
(


このように人の体は自然とともにあるのでさまざまな環境を考慮して漢方対策を選択することが必要です。





