ジャンルは推理小説。
「the citadel of the weak」の訳は「弱者の砦」。
犬好きにとっては「犬はどこだ」の題名を見逃せなかったのだけど
内容は「弱者の砦」だった。

主人公は探偵社を立ち上げた。それも犬さがし限定。
どんなに面白い犬さがしの依頼が来るのかと思ったら、
初仕事は人探しと古書の由来を調べる仕事。
この2件は繋がりがあるのだが、中盤以降になってもなかなか繋がりそうで繋がってくれない。
そのもどかしさにちょっとイラつきながら、気が付けば必死に読み急いでいた。
しかしそんな安直な内容で遊ぶものではなく
実は、弱者と思われた逃亡者が、執拗に追ってくる男を罠にかけて仕留める
というおそろしい流れ。
ネット社会の恐ろしさ。読み解くほどに恐ろしい人の心理。
こんな渦に巻き込まれたくないなあ。
米澤 穂信(よねざわ ほのぶ、1978年 - )岐阜県出身
氷菓、心あたりのある者は、インシテミル、追想五断章、折れた竜骨、など多数
「ボトルネック」はぴんと来なかった覚えがあるけどまた読んでみたい。
「the citadel of the weak」の訳は「弱者の砦」。
犬好きにとっては「犬はどこだ」の題名を見逃せなかったのだけど
内容は「弱者の砦」だった。

主人公は探偵社を立ち上げた。それも犬さがし限定。
どんなに面白い犬さがしの依頼が来るのかと思ったら、
初仕事は人探しと古書の由来を調べる仕事。
この2件は繋がりがあるのだが、中盤以降になってもなかなか繋がりそうで繋がってくれない。
そのもどかしさにちょっとイラつきながら、気が付けば必死に読み急いでいた。
しかしそんな安直な内容で遊ぶものではなく
実は、弱者と思われた逃亡者が、執拗に追ってくる男を罠にかけて仕留める
というおそろしい流れ。
ネット社会の恐ろしさ。読み解くほどに恐ろしい人の心理。
こんな渦に巻き込まれたくないなあ。
米澤 穂信(よねざわ ほのぶ、1978年 - )岐阜県出身
氷菓、心あたりのある者は、インシテミル、追想五断章、折れた竜骨、など多数
「ボトルネック」はぴんと来なかった覚えがあるけどまた読んでみたい。