漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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肌や粘膜は潤わなければアレルギーを防げない

2018-02-13 | アレルギー・花粉症・鼻炎・咳
このところの厳しい寒さで、眼、鼻、のどの乾燥感を訴える人が多いです

粘膜は潤っていなければ、ほこりや花粉や雑菌を洗い流すことができません
皮膚も乾燥していると小さな傷があちこちにできて異物が侵入しやすくなります
異物がもしも食べ物の場合、年月を経て食物アレルギーを引き起こした事例も認められています

そろそろ花粉症のシーズンに突入。潤い対策しておきましょう

▼陰を補う食べ物
「酸甘化陰」(さんかんかいん)といって自然の酸味と甘味を合わせて食べると
陰分が湧いてくるといわれます
果物類はよさそうですね
ごま、ぎんなん、大豆類、松の実、大豆類、豆腐、豆乳、杏仁など種子や実のもの。
レンコン、ユリ根、白きくらげ、はまぐり、豚肉、鶏肉などもお勧め

▼この頃お求めが増えた「麦味参顆粒」

夏に服用していた麦味参顆粒を飲んでみたら「のどや鼻がすっきりした」とか「元気が戻ったのでまた飲んでみようかな」という声が最近ちらほら。
麦味参顆粒は気陰両虚の処方なので、乾燥する秋冬に「潤いを補って元気になる」にはぴったりですね
ほかにも肺系を潤す漢方はいろいろありますので、ぜひご相談ください

▼寝不足は潤いを消耗する
室内の保湿対策も必要ですが、なにより早く寝ることが潤いのある肌をつくります
保温肌着は肌の乾燥を助長することがあるので寝るときは避けたほうがいいでしょう
保温肌着が肌の乾燥や体のニキビを助長することがある

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