今日は乾燥していますが明日は雨か雪になるそうです。
目まぐるしく天気が変わるこの頃で、処方箋をもって来られる患者さんの傾向も日替わりです。
乾燥している日は、ノドの痛みや頭痛発熱などを訴える人が多く
曇っていたり雨の日は、下痢や吐き気、胃腸炎などもっぱら胃腸症状・・・
これは体が、中医学でいう外邪(外界から受ける邪気)の影響を受けるからです。
多くは風邪(ふうじゃ)で、風寒、風湿、風寒湿、風熱、風燥などほかの邪気を連れてくることが多いです。
風邪は上半身から侵入しやすく、症状も上半身にまず現れます。
湿邪(湿気、曇天雨天など)が絡む場合はずっしり重いので下半身に現れやすいのです。
覚えておくと病名にかかわらず、どの邪気を払えばよいのかがわかるので、ご家庭の常備漢方薬でかなり対応できます。
葛根湯、天津感冒片、頂調顆粒、勝湿顆粒などそろえておきましょう。
それにしても、外邪を受けてもすぐ回復する人と、ぐったり体調を崩す人がいますね。
それは気虚体質を日々改善することが必要です。これについてはまた後程。
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