漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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気滞:ため息、ゲップ、おなら、存分に出しましょう

2020-07-10 | 漢方的話題

中医学に「気滞(きたい)」という概念があります。

気の流れが滞ると現れる症状は多岐にわたるのですが、

・いろいろ考えてしまい憂鬱な気分になる
・知らず知らずのうちにため息がでる
・イライラしやすくなったり、情緒不安定でヒステリックになりやすい。人の意見に反対したくなる
・生理前の気分がひどい(PMS)
・気持ちを抑えられなくなって暴発的な怒りがこみ上げてくる

・食欲が落ちるまたは過食してしまう
・腹が張る、胸がつかえる
・ゲップがでる、おならがやたらと出る
コロナ太りも気滞のせいかもしれませんね


他にもさまざまな症状が現れます
・ほてりやのぼせ、不眠、夢見が多く寝た気がしない
・キーンと締め付けられるような耳鳴り
・突然耳の聞こえが悪くなる
・頭痛、偏頭痛
・喉の閉塞感、エヘン虫、咳が出やすい、喘息、はたまた頻尿、腰痛などなど

⇒「気滞体質の症状

コロナの緊張が続き、ここにきて第二波?かと落胆と緊張が高まり、不安が増しています。
嫌な気分になったら、ため込まないことです。
ゲップでも、ため息でも、おならでも、存分に出しましょう
深呼吸をし、ほかのことに気持ちを向けて気分転換することです。

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