昨日の西印旛沼に一羽だけいたユリカモメはすっかり夏の顔(頭部が黒い)で、間もなく北へ向かうでしょう。
冬は海辺や湖沼にいるのに繁殖期になるとユーラシア大陸の内陸部へと移動する。
一方、夏を告げる鳥オオヨシキリが南の国から繁殖にやってきました。その鳴き声から「行行子」ともいう。
図鑑をみると一夫多妻とある。これは裏を返せばオオヨシキリの女子は遺伝子的に「よい」男子しか相手にしないってことです。
繁殖により有利な条件を選んで生き延びてきた鳥たち。
それにしても遺伝子の「よい」と判断するその先はいったいどこなのでしょうか。
人間もこの自然の一部に過ぎないのでどんなに哲学をしても答えは出ないのでしょうね。
山フジがきれいに咲いていました。