年齢とともに筋骨が衰えると、足腰が弱って痛みが出ます。
その場合は、「腎虚」も補う(補腎)とよいでしょう。
腎虚は40歳前後から始まるのですが、足腰の弱りが顕著になるのは、60代くらいが多いです。
腎虚の症状の特徴は、足腰に力が入らない、足がふらつく、よろける、段差につまづく、動作がすっとできない、などです。
八味地黄丸を筆頭とする地黄丸類が補腎の一般的な処方ですが、
筋骨を強化するためには、亀板や鹿角など動物生薬が入ったものが頼りになります
。
適度な運動とともに、コツコツ続けて老化予防しましょう。
慢性腰痛などの養生は、体の前後左右の傾きを整えることです。
よい姿勢をいつも意識して過ごしましょう。
養生法は次回に。
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