漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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気象病、循環器疾患の悪化に注意

2022-06-13 | 老化・血流

不順な天候が続く中、高血圧の患者さんに「体調はいかが?」とお尋ねしたら、「天気が悪いとなんとなくイライラして血圧が上がる」と言われました。

「気象病」といって、寒暖差が大きすぎると体調を崩しやすく、イライラして夫婦喧嘩や交通事故も増えるのだそうです。

実際、血栓、心筋梗塞、脳出血といった循環器疾患が悪化しやすく、また古傷が傷んだり、リウマチや神経痛、胆石や喘息も増えるそうです。

夏だから血管は開いて、循環器環境は良いのかと思ったら、そうではないのですね。

また、冷房を使うようになると、外と室内との温度差も体にとってストレスになります。

血流改善に心がけておくことです。

こまめに水分を摂り、よく動いてここちよく汗をかいて体内を巡らせましょう。

症状に応じて、漢方薬も利用すると体がすっきりします。

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