漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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日常茶飯事で旬を食べる

2022-12-23 | 暦・季節ごとの養生法
昨日は1年でもっとも日が短い「冬至」でした。
古代にはこの日を一年の始まりとしたところもあったそうで、ちょっと気持ちが新たかになります。

冬至の風習、ユズやカボチャ、アズキですが、
ユズは冬が旬の食材であり、カボチャは秋に収穫しますが、1,2か月置いておくと甘みを増すので、これも冬が食べごろといえるでしょう。小豆も晩秋から冬に新豆が出回ります。


「旬のものを食べる」ということは、1年で一番おいしいそれを食べることであり、中医学からみても旬のものは、その季節の養生によい食材であることが多いのです。ヒトも自然の一部であるということなのでしょう。

毎日、旬のものを口にしていれば、おのずと健康は作られるのです。

日常茶飯事という言葉があります。
茶飯(さはん)はお茶を飲み食事をすることで、ごく日常的に行われる事という意味。
いつもいつもすること、その時にある物、それらを粗末にしないことですね。


近所の散歩道で、木の実を食べるシロハラにシメ。


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