漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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アトピー・汗をかきすぎるとその後乾燥がひどくなる?

2017-04-11 | 肌トラブル・アトピー・美容
春は運動して汗をかき皮膚の機能を鍛える時期です。
皮膚による体温調節や老廃物排泄、ミネラルの再吸収など、大切なことです。
熱中症、夏負けなどの予防にもなります。
汗をかくことをしなければこの機能は劣化します。

アトピーの方にも、汗をかくことをお勧めしているのですが、
汗をかきすぎるとその後肌のかさつきがひどくなるという人もいます。
たとえばアトピーで、張り切って温泉療養に行ってたくさん汗をかき
一旦よくなったと思ったのに、帰り着いたら元の木阿弥かもっと悪くなるというのです。

体力に応じた汗のかき方ならそれほど問題はないのですが、
汗をかきすぎると自身の潤いを消耗してしまうことがあります(陰虚がすすむ)
そんな人は、汗をかかないようにするのではなくて、
存分に皮膚代謝ができるよう、それなりの養生(漢方対策なら補陰など)をして
体質強化を図るべきです。



漢方養生で補血や補陰(当帰飲子、杞菊地黄丸や八仙丸など)しながらも、
思い切って運動を始めしっかり汗をかくようにしたら目に見えて皮膚がきれいになったという例もあります。

漢方で潤いを補って皮膚を養い、存分に汗をかいて元気に新陳代謝して老廃物の排泄。
めげずに続けましょう。スキンケアもぬかりなく。
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