春です。桜も咲きました。わが母校、関西大学に春がやって来ました。大阪都心部に近く、広大なキャンパスを持つ大学らしい大学。今年も優秀な後輩~新入生が入学して来ます。コロナ禍も収束に向かえば、活気のある母校が力強く復活です。
1日の入学式、2日の新入生歓迎の集い、そして明日5日は春学期授業開始です。僕が母校で学んでいた時、この時期に必死だったのが新入生の勧誘でした。運動部の勧誘はなかなか難しいものがありました。でも、体育会系の部活を4年行った人は、そうでない人と大学時代に学べるものは桁違いでした。先輩からいろいろな教えを受けることも出来、社会人になることの不安など、卒業時には皆無でした。就職にも有利でした。
昭和40年代の千里山キャンパスの春。立看板や校旗、チラシで新人を誘う景色です。
こちらは馬術部の学生が、キャンパス内で馬に乗って実演しながらの勧誘を行っているところです。
大学の部活は、4年間学び舎で過ごす大学生にとっては、4年間の舞台・活動の機会に過ぎないかも知れません。しかし、関西大学の部活というのは、4年間という「点」が100年以上かかって「線」になったものです。線というのは歴史です。1人でも多くの若者に、歴史の一翼を担ってもらいたいと願っています。
満開の桜の下、立看板がズラリと並ぶ現在の部活の光景も、僕は大好きです。
部活だけではなく、勉学にアルバイト、恋愛、友人達との付き合い・・・社会人になれば、定年まで本当の意味の「自由な時」はありません。大学時代の4年間を本当に大切にして下さい。