学生時代から社会人の仲間入りをする頃が、人生で最もアルコールを摂取していました。今ではもう何十もの間、禁酒禁煙を意識する訳でもなく継続しています。33歳頃に柔道の練習中、体力の衰えを感じて止めました。バーボンの香りを嗅ぐと今でも飲みたくなりますし、別に飲んでも良いのですが、つい飲まずに過ごしています。(笑)
若い時に1番行ったのが「うつのみ屋」でした。梅田の「曽根崎いなか店」はよく使いました。大学のゼミのコンパに遅れて行くと、喧嘩騒ぎの真っ最中。「やっと来てくれた、止めてくれ!」と言われて仲裁に入ると、我がゼミの連中が喧嘩をしてボコられている。その相手が何と某大学の運動部の連中で、主将・副主将は僕の友人達!(笑)事情を聴くと100%我がゼミの連中の方が悪い。そんな事件もありました。
「酔虎伝」もよく使ったお店です。「養老乃瀧」も。今日名前を上げたお店、勿論今でも営業しています。令和になっても健在です。でも、なかなか名前を聞かないし、テレビ等でも取り上げられないのが寂しいですね。時代と共に、いろんなお店が流行り、そしていつか廃れて行きます。
うつのみ屋は大阪・キタに3軒。曽根崎、梅地下店、東通りいなか店がありました。今は何軒残っているのかな?神戸・北野坂にもありました。
80年代初頭、流行りのカフェバーやディスコも良かったけど、そこは個人プレーが楽しいお店。何人もの仲間でパァ~っとやるには、それなりのスペースが必要でした。それでこそ、全体のコミニュケーションが取れると言うもの。
このお店は少人数グループから100人以上の軍団まで、人数に合わせてカウンター、テーブル、お座敷が選べ、料理も当時は一品何と50円からでした。
京都だと「酔心」や「いろはかるた」も人気でしたし、他には「のん兵衛かまど」「北の宿」等の居酒屋もありました。居酒屋の名前を上げれば、年齢がバレますね。