アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

増税で得た税収はどこへ行く?

2014年04月02日 | つぶやき
昨日から、消費税は3%増税され、8%となった。
これにより政府が手にする税収増は年6.3兆円というから驚く。これほどの「濡れ手に粟」はあるまい。

麻生財務大臣の昨日の記者会見を見たが、内心はホクホクなのだろうが、それを顔に出してはまずいと思ったのか、苦虫をかみつぶしたような顔で、事務方が作成した短い文章を読み上げていた。

私たち庶民は、前日までに商品を購入すればこの増税を回避できるとして、駅の定期券売り場や、ガソリンスタンドなどに長い行列をした。拙宅でも、駆け込みで旅行へ行ったり、なにがしかの買いだめをしたりした。

昨日、ブロ友のあんこさんの記事を拝見していて、「(消費税は)ちゃんと払うからちゃんと使って」と記載されていたのは、まさにその通りだと思った。

ちなみに、ツイッターには、下図のようなグラフが流れていた。



ご覧のように、消費税が導入された1989年を起点に、消費税による税収は、ちょうど、法人税の(減税を主要因とする)減収分を補うかたちになっているのだ。

つまり、庶民増税によって企業の税金をまけてやったというのが、消費税の実態だ。

今、安倍内閣は、先の復興法人税の1年前倒し廃止に加え、さらなる法人税減税を検討しているようだが、とんでもない話だ。
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陽光ふりそそぐ北海道ニセコ

2014年04月02日 | 田舎暮らし
あの暗い雪の降り続く毎日がウソだったかのように、この2・3日、当地には、陽光が降り注いている。

ニセコのランドマーク羊蹄山(1,898m)は、この強い陽光を受け孤高を楽しんでいるかのようだ。



勿論、雪原をわたって来る風はまだとても冷たいのだが、一昨日は、家内が朝の散歩で摘んできた「フキノトウ」の味噌和えを食べたりした。春は、駆け足で雪深いニセコにもやって来つつある。



小生らが住む別荘地の道標は、ようやく堆積した雪の中から姿を現した。



あれほどお世話になった除雪機も、陽光の下では何か滑稽に見えるから不思議だ。



雪をたくさん載せていた別荘の屋根は、やっと雪の重みから解放されようとしている。今は、建物よりも白樺などの樹木が輝いてみえる。



別荘地と外界をつなぐ道路も、すっかり雪が融けた。



そして、この看板も間が抜けてみえる。



ゴルフ場周辺の土手は、まだ雪をかぶっているが、こころなしか春の陽光を楽しんでいるかのようだ。



こうして、春は確実に当地ニセコにも訪れようとしている。
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