棘を刺す 野辺の孤高に アザミ咲き
馬糞 Bafun
藪中にアザミは咲いている。
手折りたくなるほど美しいが、
棘があるので触れない。
人の触れない新鮮が
アザミの紫に秘められている。
ブリテンの百科事典で有名な出版社ブリタニカの商標
がアザミだった。
英国好みの花のだろうか。
孤高の精神を彩る紫が印象的である。
そのブリテンも、日本から見れば新しい国である。
しかし、同じ島国であり、王室をもち、独自の文化と伝
統を誇って海の王者となった国柄である。
英国紳士の伝統に対して、日本は武士道の精神文化
を持っていた。
今、孤高の鷲や鷹と同じように、失われつつある美意
識である。
英国は、日本が紳士的に友好を深めるべき国である。
アメリカ民主主義の原点であり、アメリカが及ばない
伝統と文明文化を持つからである。
世界一のアメリカに対していさめる権威を持つのが英
国であるといえる。
その英国に同質性をもつ日本が、伝統と精神と、気品
をもって友好関係を持つことは、今後のアメリカ主導型国
際政治を平和的に発展する鍵となる。
それなのに、チャイナ、チャイナ、チャイナと朝貢貿易の
卑屈外交を続ける獅子身中の虫、日本外務省・・・。
政治家よ、武士道精神に恥じよ!
武士は、金や食い物のためには生きなかった。
茨の道であっても、孤高の空腹にも耐えたのだ。
子供たちに、英国紳士に負けない、文武両道の武士道
を教えなければならない。
そうした教育改革は、官僚である文部科学省の許認可
行政ではできないことである。
だからこそ、教育企業法人の学校が求められる。
これに対して、交通事業企業は、通学定期の支援を拒
んでいる現状を改めるべきではないのか。
教育は、国家百年の計であり、民主主義の教育は、民
主導で開拓されるべきことである。
民主主義の国に咲くアザミは、大衆迎合の花ではない
ことに学ぶべきであろう。
Bafun