一灯の 小さき花あり 神無月
馬糞 Bafun
10月も半ば、旅行日和の秋である。
そのためか、全国の神様が出雲に出かけて不在なので
神無というのだそうだ。
神様が留守の間にも一灯を掲げて、ずっと咲き続けてい
る小さな花がある。
一灯を掲げ続けるというのは、気概である。
さて、出雲は神有月というのだそうだ。
楽しそうだ。
五穀豊穣という言葉に大黒天の恵比須顔がうかぶ。
実りの秋とはなった。
十数年前、出雲大社に参拝に行ったことがある。
特別の参拝だった。
神聖な拝殿に光があふれていた。
大国主命は豊穣の神である。
大黒天は大きな袋を抱えているが、その中にあるのは、
智慧の光だという。
豊かな人は夫婦仲が良い。
豊かな人は謙虚だ。
豊かな人はおおらかである。
そのような人に大黒天は智慧の光を授けると言う。
私はまだ修行が足りていない。
もっと、智慧を出さなければならない。
そこで、一光。
笑う門には福来るという。
街角に大黒天のような微笑の像を配置してはどうか。
同時に、都会には緑を増やす必要がある。
緑の潤いが必要だ。
そして、ディズニーランドのように掃除をするのである。
役人は早く来て町の清掃をせよ。
さらに、プロの掃除士をたくさん雇用して清潔な街づくり
をしよう。
都会は最大の観光地である。
明るく、清潔でなければならない。
豊かさとは、そうしたところに成長するものである。
【北朝鮮問題】
豊かさとは逆の方向に突き進んだところがある。
北朝鮮である。
周辺国家もよくぞここまで暴君を許してきたものだ。
しかし、最後の時を迎えた。
そのときに備えて、わが国も、企業も、備えておくべきで
ある。
ロシア、チャイナ、コリア、パキスタンも裁かれることにな
るだろう。
08年の北京オリンピックは実現しないかもしれない。
東京はそのときに備えておくと良い。
神なきときにも、一灯を掲げる者が、かの地にも出て欲
しいものである。
梅士 Baishi
神無月⇒ http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/kannaduki.html