盆前の 命限りに 蝉は鳴き
馬糞 Bafun
8月12日Sun. 12:35pm 34.4℃ 湿度60%
盆の休暇に入った。
35℃近い室温の中で、扇風機をゼロ戦のようにまわして思考して
いる。
クールビズというのはシャツ一枚でするものだ。
かくして、この夏は猛暑であった。
盆といっても、仏壇もちょうちんもない。
盆に迎えるゆかりの霊はいない。
なんともそっけない。
盆踊りもなく、花火大会は窮屈だ。
結局、じっと我慢のサウナ状態になる。
核家族とは何ともタンポポのように希薄である。
思えば蝉も、はかない残暑を鳴いている。
花包み 残暑見舞いの 桔梗かな
馬糞 Bafun
桔梗の花のつぼみは独特の袋状になっている。
これを五弁に開くと、桔梗の花になる。
このつぼみの袋は、風船のようでもあるが、手土産を包んだ風呂
敷包みのようでもある。
桔梗の花包みには、おそらく、残暑見舞いの涼が入っている。
桔梗は薬草だが、昆虫にとっては毒花である。
秋の七草に入るが、猛暑の中に咲く夏の花である。
華麗な花だが、凛として強さを秘めた花である。
【 第二次列島改造論 】
昨日あたりから、盆の帰省ラッシュがピークなのだという。
まだまだ、道路網が足りない。
第二次道路整備計画、および、高速艇航路網と運河と港道整備
計画を立ててはいかがか。
必要な公共投資はまだまだたくさんある。
都心部スポーツ施設整備計画、都心部高齢者居住高層ビル計画
(公務員宿舎等を解体して、公設民営化による高層住宅を建設する)
というのも重要な公共投資案件だ。
さらには、都心部小型機専用空港整備計画を進めることもも21世紀
日本の急ぎの課題である。
さらに、道路の吸湿性素材への換装、屋上緑化建築基準法改正、
在来線鉄道の複線化による高速化整備計画、自転車専用道路網整
備計画、都心部ビル高層化建築基準法改正に伴うビル建築整備・・・。
建築業が低迷するようでは、国家もまた低迷する。
こうした財源には、どうしても無駄な公務員人件費の削減が不可欠
である。
まずは、人件費の半減が目標である。
21世紀交通革命型・公共投資が内需主導型経済の体力をつける
ことにもなるだろう。
安倍内閣の基本構想にしていただきたい。
梅士 Baishi