満月を 薄紫に 春霞み
梅士 Baishi
連休明けの6日は満月だった。
今日は仕事始めのような緊張感をもって、昼食をとる余裕もなく、
駆け抜けた。
定時退社。
勢い余って、夕暮れの街をも駆け抜けた。
巣穴に秘蔵したビールを一杯、ほっと一息をつく。
早蒔きの朝顔が双葉をもたげている。
6月には朝顔が咲くのだろうか。
今年のささやかな楽しみである。
さて、今日の外国為替は、1ドル79円81銭、1ユーロが104円9銭、
多少は、円高方向に戻っては来たが、まだ面白くない。
円高というと、ドル建ての輸出産業は困るのだろうが、発展的では
ない。
ドルもユーロも、75円というのが当面の妥当な相場である。
発展のときは負荷がかかるものである。
即ち、円高の負荷こそは、発展の負荷であり、やりがいである。
人生は長き坂道を登るが如し、これが発展的人生観であり、発展
的経済観である。
堂々と、円建てで取引してこそのジャパニーズドリームの気概であ
ろう。
星ひゅうまのスプリングギブスを思い出す。
円高というのは、忍耐力と経済の筋骨を鍛えるための星ひゅーま
ギブスのようなものなのではないか。
そのような気概をもって円高戦略をとるべきである。
日本が、海外に進出するためにも、円高でなければならない。
フランスの次期大統領選挙は、社会党のオランド候補がサルマタ
大統領を破って当選したという。
ああ、玉なくば立たず。
ドイツの原子力発電撤退政策にせよ、フランスの社会主義政権に
せよ、ヨーロッパの没落が決定的となった状況を表している。
さらば、ヨーロッパ!
お前たちの思い上がった白人至上主義と貴族社会が、社会主義と
いう「優越感」のゆで蛙のふやけた姿に堕落せしめたのである。
田舎の観光国家として、古い毛布に包まっているが良い。
ヨーロッパに憧れるものは・・・、洋楽器とレトロな貴族趣味の追体
験というところであろうか。
ちょっとした、観光的関心の後に、その文化文明は消えてゆくこと
であろう。
これからの後進国、ヨーロッパよ、廃墟への前奏曲を奏でるがよい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi