誰が買って来たのだろう。
居間のテーブルにお守りが置かれていた。
小さい小袋の中には厚紙らしい手触りの物体が入っている。
この厚紙らしい謎の物体が何なのか。
子供の頃、それが知りたくて知りたくて…
「中に何が入っているの?」
祖母に訊くと「中には神様が入っているんだよ。」と、今思えば在り来たりの返答が。
それではとても納得出来なかった当時の私。
袋を開けると神様が逃げて効き目が無くなってしまうと聞かされていたが、知的好奇心に逆らう事が出来ずに開けてしまったのだ。
やってはいけないと言われていた事をしてしまった後ろめたさ。
それとは逆に、神様の正体を暴けるのだというドキドキ感。
それらが入り混じった妙な感覚に襲われながら見たお守りの中身は… !?
とても神様とは思えない、ただの紙切れだったのだ
何やらの文字と共に神社の印が捺された紙が厚紙に挟まれた状態で入っていたのだと記憶する。
これが神様の正体!?
子供心に「子供騙しだ…」と、思いっきり落胆したのを今尚鮮明に覚えている。
あの時、本当に神様は逃げてしまったのか。
そもそもあのお守りは何のお守りだったのか?
今となっては知る由も無いが、ひょっとすると「縁結び」とかだったんじゃないか、なんてね。。。
居間のテーブルにお守りが置かれていた。
小さい小袋の中には厚紙らしい手触りの物体が入っている。
この厚紙らしい謎の物体が何なのか。
子供の頃、それが知りたくて知りたくて…
「中に何が入っているの?」
祖母に訊くと「中には神様が入っているんだよ。」と、今思えば在り来たりの返答が。
それではとても納得出来なかった当時の私。
袋を開けると神様が逃げて効き目が無くなってしまうと聞かされていたが、知的好奇心に逆らう事が出来ずに開けてしまったのだ。
やってはいけないと言われていた事をしてしまった後ろめたさ。
それとは逆に、神様の正体を暴けるのだというドキドキ感。
それらが入り混じった妙な感覚に襲われながら見たお守りの中身は… !?
とても神様とは思えない、ただの紙切れだったのだ
何やらの文字と共に神社の印が捺された紙が厚紙に挟まれた状態で入っていたのだと記憶する。
これが神様の正体!?
子供心に「子供騙しだ…」と、思いっきり落胆したのを今尚鮮明に覚えている。
あの時、本当に神様は逃げてしまったのか。
そもそもあのお守りは何のお守りだったのか?
今となっては知る由も無いが、ひょっとすると「縁結び」とかだったんじゃないか、なんてね。。。