カトリック八王子教会 四旬節第二主日 10時のミサは手話通訳付のミサでした。
手話サークルは、前半神父 前半会衆 福音 説教通訳 後半神父 後半会衆 5人で通訳を担当します。
月に一度なので、毎週火曜日に10時~12時まで練習をして、一度は神父さまに説明してもらい、よりよい表わし方を決めています。
手話の表わし方は人それぞれ地域によっても違うので、教会でも、例えばカトリック聴覚障害者の会のろう者の方、手話の解説パンフレットなどと違う表わし方をすることもあります。意味は聖書の意味にできるだけ合うように努力していますが、日本語は難しいので苦労します。
私の手話暦は11年目になりますが、先輩たちは20年位になるのかな? 毎週(主日=日曜日)ミサに参加する方がほとんどですが、私が10年で高齢者になったのですから、みなさんも高齢になりました。毎週の手話の練習は13名ほどの参加です。活動としては熱心なほうじゃないでしょうか。
私は洗礼と同時に教会の手話サークルに入り、次の年に市の手話講座初級 次の年に中級 次の年に上級 次の年に手話通訳初級 最後に手話通訳養成講座を受けて東京都の試験に落ちました。毎週サークルで手話ができるのはとても嬉しいことです。せっかく勉強してもそこで終わってしまう方もいますから。
さて、通訳当日は、ランチ予約が入っていましたので、前日の下ごしらえをしっかりして、朝に煮たり焼いたりをして、仕上げは店ですることにして出かけました。ケーキも寝る前に焼きました。「あれ?ケーキ焼いてるの、美味しそうだね」
東京教区はカテドラルに大司教がいます。大司教は新しく菊池大司教になったばかりで、今回の司式は前の岡田大司教です。堅信式をあげていただいたことがあります。緊張しましたが、とてもラッキーという感じで、ドキドキながら嬉しかったのです。
ミサ後に黙想会といって、司教さまのお話がありましたが、残念ながら帰宅しました。
司教様はちょと声が細くなって、体も痩せていらっしゃいます。大変なお仕事だったんだろうなぁと思いました。お話の内容は「主の祈り」についてでした。イエスさまが、私たちにこれを祈りなさいと教えてくれた祈りです。
いつもながら長くなりましたが、手話サークルは、できるだけ通訳を担当するようにしています。聞こえない方がいらっしゃらないこともあるのですが、黙想会も通訳がつきました。3月末の、枝の主日~復活祭まで、聖週間も手話通訳をする予定です。聞こえない方がいらしてくれると嬉しいです。
日曜日のミサで、聞こえない方がいらっしゃったのが解った時、通訳出来る人がいれば、説教の箇所は通訳するようにしています。私は、まだまだ説教通訳はできませんが、そんな時は、前にでて通訳を担当するようにしています。
「聖書と典礼」の冊子でミサの内容は解りますが、神父さまが福音を読んだあとの説教はとても大切なので、みなさんに伝えたいと思っています。