市内在住の創作人形師、下園功さんの個展を見て来ました。
下園さんは、ウチの奥さんが勤めていた保育園で一緒に勤務をされていた方のご主人。
人形師として有名な辻村寿三郎(旧名・辻村ジュサブロー)氏とも一緒に仕事をされているとのこと。
館内は、写真撮影禁止でしたが、知人ということで特別に許可して頂きました。
貴重なからくり人形たちや、擬人化した真鍮製の虫の造形作品の数々。
素朴な中にも緻密で今にも動き出すのではないか、ふとそんな不思議な世界に引き込まれました。
この人形たちはきっと夜になるとひそひそと喋りあったり辺りをじっと見回したりしているのではないかと...
<展示会カード>
このカードの絵が、からくり人形“がぶ”の三態。
最初はごく普通の可愛いおばあさん、徐々に角が生えてきて、最後にはやまんばに変身。
ユーモラスでどこか温かみも感じられるやまんばです。
数ある人形の中で特に気に入ったのがこれ。
作品名:朝(娼婦)
昭和33年、ある法律が施行されたの朝こと。
一人の女が店から出てきて、茫然と佇んでいる。
(今日からどうやっておまんま食っていけってのさぁ。
それにしてもアタイたちの仕事を取り上げるだなんて、なんてことをしてくれたんだろうねぇ。)
<左右から見る>
夕べの化粧がまだ残っているそのおも差しには、先行きの不安とやり場のない無念さ怒りが実によく表れているように思います。
展示会は展示と同時に販売会も兼ねていて、本当は上の「朝」という人形が買いたかったのですが、高額だったのとすでに約定済みということで諦めました。
で、買ったのが下の2点。
<(左)魔女、(右)笹舟>
[動画]人形と虫の造形展
いくら撮影許可の上とは言いながら、少し遠慮がちに撮ったので作品一点ずつクローズアップとは行きませんでした。(言い訳...(^^ゞ)
[フォトチャンネル]人形と虫の造形展
下園さんは、ウチの奥さんが勤めていた保育園で一緒に勤務をされていた方のご主人。
人形師として有名な辻村寿三郎(旧名・辻村ジュサブロー)氏とも一緒に仕事をされているとのこと。
館内は、写真撮影禁止でしたが、知人ということで特別に許可して頂きました。
貴重なからくり人形たちや、擬人化した真鍮製の虫の造形作品の数々。
素朴な中にも緻密で今にも動き出すのではないか、ふとそんな不思議な世界に引き込まれました。
この人形たちはきっと夜になるとひそひそと喋りあったり辺りをじっと見回したりしているのではないかと...
<展示会カード>
このカードの絵が、からくり人形“がぶ”の三態。
最初はごく普通の可愛いおばあさん、徐々に角が生えてきて、最後にはやまんばに変身。
ユーモラスでどこか温かみも感じられるやまんばです。
数ある人形の中で特に気に入ったのがこれ。
作品名:朝(娼婦)
昭和33年、ある法律が施行されたの朝こと。
一人の女が店から出てきて、茫然と佇んでいる。
(今日からどうやっておまんま食っていけってのさぁ。
それにしてもアタイたちの仕事を取り上げるだなんて、なんてことをしてくれたんだろうねぇ。)
<左右から見る>
夕べの化粧がまだ残っているそのおも差しには、先行きの不安とやり場のない無念さ怒りが実によく表れているように思います。
展示会は展示と同時に販売会も兼ねていて、本当は上の「朝」という人形が買いたかったのですが、高額だったのとすでに約定済みということで諦めました。
で、買ったのが下の2点。
<(左)魔女、(右)笹舟>
[動画]人形と虫の造形展
いくら撮影許可の上とは言いながら、少し遠慮がちに撮ったので作品一点ずつクローズアップとは行きませんでした。(言い訳...(^^ゞ)
[フォトチャンネル]人形と虫の造形展
「我こそはたまずさが怨霊~~」という名文句の
NHK人形劇 里美八犬伝を思い出します。
やはり、この女性の顔は、彷彿とさせるもが
ありますね~
私もこの女性の顔が一番好きです。
娼婦のいろんな面を思い起こさせる像ですね~
ちょっとふてくされたような、不安そうな表情がとてもいいですね。
あしたもう一度じっくり拝見させていただきます。
文楽の人形を連想しました。
異国情緒あるマリオネットも素敵ですね。
「娼婦」薄暗い照明ではきっと迫力もあり、
怖わ~いかもしれません。
元々は人形や舞台美術から始まって
今は映画や舞台などの衣装を担当することも多いみたいですよ。
この人形は、人間の業のようなものが見えるように思いますね。
ワタシも同感です。
そして見る角度によって、微妙に表情が変化するんですね。
人形を製作された下園さんは、文楽にも精通していらっしゃるようです。
文楽などは光と影を上手く使って表情を出したりしていますね。
怖い場面では、より怖く見せるような演出を。