平成25年8月19日
隣町の坂戸市では毎年お盆の時期に坂戸よさこい祭りがあり、今年で13回目になるという。非社交的で賑やかな場所が好きでない私は一度も見た事が無かったけれど、今回冷やかし半分で妻を誘い見物に出掛けた。関東一円から集まった約90チームの踊り連が揃いの衣装で、市内の会場やメインコースで繰広げる集団の踊りは猛暑を吹き飛ばす程の熱気があり、予想以上に盛大なものだった。老若男女の踊り手は、溢れるような笑顔や真剣な表情でそれぞれに輝いて見えた。踊りのセンスが無い私に踊れるのは精々「炭鉱節」くらい、不器用な我が身に比べ生き生き踊る人々が羨ましかった。
高倉健さんが「不器用ですが、」と言う分には様になるけれど、私が言うと「ほんとにソーだね。」とシミジミ納得されてしまうのが淋しい。そんな私は明日から北アルプスへ出掛け、立山から薬師岳までの山道を単身辿る予定です。手には長ドスならぬストックを、背には唐獅子牡丹ならぬザックを背負い、山の向こうに親分の敵が居る訳じゃないけれど、お盆が過ぎ人気の無くなった山道を健さんになった気分で踏越えて行きます。体力低下で重荷に潰されないか一寸心配だが、余裕があったらテントの中から携帯使ってブログ発信します。
特設会場の踊り連