8月29日(火)
今回のアメリカツアー最大の目的は、北米大陸を横断する皆既日食をライブで観る事だった。だから天気の動向が一番気懸りだったが、我々の願いが通じたか、当日の朝滞在するワイオミング州デヴィッド牧場の空は見事に晴れ上がった。
そして10:30頃から僅かづつ太陽が欠け始めているのを、日食グラスを通して確認できた。徐々に陰りの部分が増して皆既状態になったのは11:46頃、その直前俄かに陽光が弱まり、皆既状態に至ると辺りは急に暗やみ、冷風が吹いて真っ黒な太陽が出現した。
それはとても神秘的な現象だった。日食の原理が判っている我々現代人でさへ神がかり的と思うのだから、古代の人がこの世の終りと怖れたのも無理からぬ事だろう。
日食を見るのは私の夢の一つだったから、その願いが叶った瞬間でもあった。この日の為に準備した望遠カメラで撮ったのが下記の写真です。玄人目で見ればヘタクソな写真だが、私なりに頑張って何とか形にしたものです。
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