Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

箱根山系、矢倉岳ハイキング(詳細)

2024年12月07日 | 山歩き

12月1日(日)    天気=晴れ

07:51地蔵堂駐車場→ 08:11沢出合→ 08:26高圧電線鉄塔下→ 09:13山伏平→ 09:29~59矢倉岳→ 10:13山伏平→ 11:09~17万葉公園→ 11:26~48足柄峠→ 12:31地蔵堂駐車場

 金太郎伝説で知られる神奈川県の足柄峠、その近くに聳える矢倉岳はまだ未踏だったので初冬の好日に登ってみる事にしました。箱根山系の中では低山の部類だが、眺めが良くて手軽に登れる矢倉岳は、ハイカーに人気の山です。

 早朝に出発したのが幸いして高速道路で渋滞する事も無く、朝7時半過ぎに登山口の地蔵堂駐車場へ着いた。登山者のものと思われる車が、既に3台ほど駐車していた。

地蔵堂

 準備を終えると地蔵堂でお参りした後、矢倉岳へ出発する。足柄峠へ向かう車道脇に一段と華やかな紅葉木が一本立っており、その横から登山道が始まっていた。

登山口に立つ見事な紅葉の木

登山口から登って行く

 急坂を登るとお茶畑に出て、そこから少し降ると細々と流れる小沢があり、沢を渡ると緩やかな樹林帯の登りが続く。しばらく登ると周囲の展望が開き、高圧電線鉄塔の下に着いた。

沢を渡る

高圧電線鉄塔の下

 電線鉄塔沿いにしばらく登り、やがて右に曲がって樹林帯の山腹を巻くような道を登って行く。電線鉄塔の下から約30分ほどで足柄峠と矢倉岳を繋ぐ登山道に達し、その先が登山道の分岐する山伏平だった。

樹林帯の巻き道

山伏平の分岐

 山伏平から矢倉岳へ向かう道に入る。地図で見るより急な道だったが、山伏平から約15分ほどで目的地の矢倉岳(870m)に到着した。初めて訪れた山頂は中央に鐘が設置されており、広々として富士山や相模灘の眺めも良く、気持ちの良い場所だった。

矢倉岳山頂

山頂から箱根の山々(煙が出ているのが大涌谷)

 30分ほどコーヒーブレイクを楽しんだ後、山頂を後にする。山伏平から万葉公園へ向かう尾根道は、ほど良いアップダウンの歩き易い道が続く。快適な登山道は万葉公園までで終わり、そこから足柄峠まで行き交う車を気にしながら車道を歩く。足柄城址や関所跡など見所多い足柄峠は、ドライブを楽しむ大勢の行楽客で賑わっていた。

万葉公園へ向かう尾根道

万葉公園の東屋

万葉公園の駐車場

足柄峠の関所跡

峠の聖天堂

足柄城址

 我々は賑わいを逃れるように、峠から足柄古道を降って行く。足柄古道は昔の旅人が峠を越えた道で、クネクネ曲がった車道をショートカットするように続いている。昔の面影を残す古道はほど良い傾斜で、心地よく降って行ける。地蔵堂近くまで降ると、先程登った矢倉岳の丸い山容を仰ぐ事ができた。

足柄峠の古道入口

気持ちの良い足柄古道の降り

矢倉岳を望む

 登山口へ戻って来ると、行楽の人々で凄い賑わいだ。地蔵堂の隣に在る「足柄古道万葉うどん店」でうどんを食べたかったが、長い行列を見て諦めた。矢倉岳一帯の山々は金太郎伝説や古い歴史の面影を残し、富士山や箱根の山々など眺望にも恵まれて、充実した山歩きを堪能できました。

 今宵は休暇村富士に泊り、後期高齢者に突入する私の誕生日を祝います。

地蔵堂へ戻って来た

駐車場は満杯状態

足柄古道万葉うどん店も行列ができている

道の駅足柄・金太郎のふるさとから望む矢倉岳

休暇村富士

 

 

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