Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

山梨県、羅漢寺山&昇仙峡ハイキング(詳細)

2021年12月12日 | 山歩き

12月9日(木)     天気=晴れ

08:50天神森市営駐車場→ 09:09林道出合→ 09:18~21登山道出合→ 10:11~15太刀の抜き岩→ 10:25~29白山展望台→ 11:10~50パノラマ台ロープウェー駅→ 12:00~08羅漢寺山→ 12:18~40パノラマ台ロープウェー駅→(ロープウェー) 仙娥滝ロープウェー駅12:50→ 12:55仙娥滝→ 13:30羅漢寺→ 14:08天神森市営駐車場

 

 山仲間のIさんから「泊りがけで忘年会をやろうよ」と電話があり、諏訪湖畔の宿へ出掛ける事になった。どうせ行くなら行掛けの駄賃に山の一つも歩こうと、山梨県昇仙峡の西に聳える羅漢寺山を登る事にした。

 早朝に我家を出発し、圏央道~中央道を経由して、昇仙峡入口の天神森市営駐車場(無料)には9時前に着いた。昇仙峡は人気の観光地、紅葉期には押すな押すなの賑わいだろうが、冬枯れ時期の今は数台の車が停まっているだけだった。

長澤橋を渡る

 駐車場を出発して直ぐに長澤橋を渡る。渡ったすぐ先が、羅漢寺山への登山口だった。登山道を10数分登ると舗装された林道へ出て、その林道を10分ほど進むと、登山道が左へ分岐していた。

羅漢寺山登山口

登山道から林道に出る

林道から登山道へ入る

 落葉樹の森林帯に、落葉が敷かれた気持ちの小道が続く。今日は陽射しも暖かく、最高の陽だまりハイク日和です。道はやがて吉沢集落から道と合流し、「外道の原」都呼ばれる開拓跡地を通過する。

落葉の積もった道を進む

外道の原付近の道

道に在ったユニークな巨岩

 更に踏み跡が薄い道を緩やかに登り、最後はジグザグの道を経て稜線へ達した。稜線の右手に「太刀の抜き岩」と書かれた標識があったので、立ち寄ってみた。「太刀の抜き岩」で初めて展望が開き、甲府盆地や富士山が望まれた。

太刀の抜き岩(右奥の尖った岩が謂れのようだ)

 更に10分ほど稜線の道を進むと、白山展望台に着く。展望台からは、甲斐駒から荒川岳へと連なる南アルプスの銀屏風が素晴らしい眺めだった。展望台からは「甲斐市ふるさと自然歩道」と呼ばれる歩き易い道が山腹沿いに続いている。

白山展望台から南アルプスの眺め

 道はやがて稜線に出て、そこに白砂山への分岐があった。分岐からロープウェーの駅があるパノラマ台までは、10分ほどの距離だった。

白砂山分岐付近にあった文字が刻まれた岩

 今まで誰一人会わなかったのに、パノラマ台は行楽の人達で随分と賑わっていた。我々も駅前のベンチで、ランチタイムとする。食事を終えると、今日の目的地である羅漢寺山へ向かう。

パノラマ台に建つ八坂神社

パノラマ台ロープウェー駅前

 パノラマ台から10分ほどで、アッサリ羅漢寺山(1058m)へ着いた。直下から望むと羅漢寺山は険しそうな岩山だが、さほど危険は無く容易に山頂へ達する事ができる。山頂からは360度の展望で、甲府盆地を囲む富士山や南アルプス、奥秩父連峰などが見渡せた。

山頂直下から羅漢寺山の岩壁

羅漢寺山山頂

山頂から富士山

山頂から奥秩父、金峰山方面

山頂からパノラマ台方面

 羅漢寺山からパノラマ台へ戻ると、昇仙峡ロープウェーで一気に山麓へ降る。山麓の仙娥滝駅から天神森市営駐車場まではバスで戻る事もできるが、昇仙峡は訪れた事が無かったので、見物がてら渓谷沿いの遊歩道を歩いて降った。

昇仙峡ロープウェーで下山

仙娥滝駅傍の水晶宝石博物館に飾られた巨大水晶

 仙娥滝駅から歩いて5分ほどで仙娥滝に着く。削り取った岩盤を流れ落ちる流水は圧巻の眺めです。そこから豪快な渓谷美を展望しながら降り、茶屋がある休憩地点で振り返ると、巨大なメカロボットみたいな覚円峰がそそり立っていた。

仙娥滝

同 上

岩をくり抜いた遊歩道を進む

覚円峯

覚円峯の川向いに聳える「めまい岩」

 この辺りが昇仙峡の核心部のようで、そこから下流は凡庸な眺めへ変わっていくが、それでも名称の付いた巨岩などの見どころが点在し、退屈せずに歩く事ができた。天神森市営駐車場に戻ると、諏訪湖に向けて車を走らせる。

渓谷沿いに建つ羅漢寺

渓谷沿いの岩壁

天神森市営駐車場へ到着

 今宵の宿、諏訪湖畔の「ユーペンハウス」には午後4時前に到着した。合流するI夫妻はまだ到着しておらず、宿の温泉にノンビリ浸かって夫妻を待った。その後到着したI夫妻に聞くと、我々が羅漢寺山へ登っていた頃、二人は昇仙峡を挟んで反対側の帯那山を登っていたんだと言う。

だったら一緒に登れば良かったと思ったが後の祭りでした。この後は楽しい忘年会タイムとなるのだが、それは次回のブログネタといたします。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする