12月23日(木)
先日テニスクラブ会長のMさんから「23日に塩カリを散布しますのでご協力お願いします」とメールが届いた。我々が普段プレイしている市営コートはクレー(土)なので、気温の下がる真冬はコート面に霜柱が立ち使用不能になってしまいます。
でも塩カリを散布すれば、寒い冬もコート面が凍らずプレイを楽しむ事ができます。塩カリを撒くとどうして凍結しないのか、そのメカニズムが良く分からなかったのでネットで検索してみた。
「水は通常気温が摂氏零度で氷になるが、塩カリのような異物が混ざると凍結温度がグーンと低くなる性質があり、ゆえに地面の水分凍結を防ぐ事ができる」という事なんだそうです。
黙っていても市役所は何もしてくれないので、M会長が役所の担当者と直談判して、10袋の(250キロ)の塩カリを手に入れてくれました。塩カリは今年品不足で高騰し、1袋3000円もするそうです。
作業当日の今日は2時間ほどテニスを楽しんだ後、皆で協力して白い粒子の塩カリをコート全面にばら撒きました。作業を終えた後のコートは、まるで小雪が薄っすら積もったようです。これで今シーズンの冬場も、テニスを楽しむ事ができるでしょう。