2月3日(木)~5日(土)
40年来の山仲間、F夫妻ファミリーとは、毎年恒例のように一緒にスキーへ出掛けている。今年も妙高杉ノ原スキー場へ一緒に行く約束をしていたのだが、新型コロナ第六波の襲来で一時はどうなるかヤキモキしたが、何とか予定通りスキー場へ来る事が出来ました。
早朝に到着していたF夫妻ファミリーとは、スキー場で合流した。二昔前はゲレンデをヨチヨチ歩きしていた息子のK君やY君も、今じゃ私よりはるかに背の高い立派な大人に変身し豪快に滑りまくっている。それを見ると歳月の流れの早さを実感させられる。
初日の3日はスキー日和の晴天で雪質も最高だった。しかしコロナ過の影響かゲレンデの人影は疎らで、スキー訓練をやっている迷彩服姿の自衛隊員ばかりが目立っていた。
ゴンドラや高速リフトを使って気持ちよく滑っていたが、妙高杉ノ原スキー場は最長8.5キロもあるロングコースなので、我々老夫婦は早々に疲れ果てて、午後3時には宿へ引き上げた。
晴天のゲレンデは心も弾む
杉ノ原ゴンドラから野尻湖や斑尾山、志賀高原の山々の眺め
ゴンドラから三田原ゲレンデへ滑り込む(遠くの山は高妻山)
広々とした三田原ゲレンデから黒姫山
F家ファミリーと合流
ゲレンデから宿へ向かう道(積雪は私の身長の2倍以上)
宿泊したアルファイン秀雲荘はゲレンデから近く割安なスキープランで泊まる事ができ、食事も美味しくて感じの良い宿です。宿の奥さんが私の妻と同じ名前で二人は仲が良いと言うのも、泊まりたくなる理由の一つかもしれません。
久しぶりに再会したF夫妻と夕食で祝杯をあげる。昔の思い出や互いの健康状態など話が弾み、静かに会話したつもりだったが、宿の人にはご迷惑をかけたかも知れない
翌4日は時折霧に覆われたりしたもののまずまずの天気で、スキーを楽しむ事ができた。F君は肩が痛くてストックが使えないので早々に引き上げた。奥さんのN子さんは相変わらず綺麗なフォームで滑っている。K君やY君は若さと馬力でカッ飛んでいるからとても追いては行けない。妻は「一緒に滑るのは今年が限界かな」何てボヤいている。
今日も午後3時過ぎまで滑ってゲレンデを後にしたが、遠くに望む信州の山々が美しかった。しかし夜半からシンシンと雪が降り始め、激しさを増していった。
第3高速リフト乗り場前で全員写真
杉ノ原スキーのシンボル、しなの木の巨樹
午後3時過ぎ杉ノ原ゲレンデから雲を纏った志賀高原の山々
最終日の5日は大雪の朝となった。我々夫婦はスキーを諦め帰宅する事にした。雪に埋まった車を掘り出しチェーンを付けるのに一苦労、F家ファミリーとは宿の前でお別れした。
宿の前で笑顔のお別れの写真(この後車の除雪とチェーン取付けで泣く)
宿の奥さんからはりんごのお土産を頂き、チェーンを履かせた車で出発する。吹雪舞う雪道は不安だったが、ノロノロ運転で信濃町インターに着いてホッとした。
高速道路はしっかり除雪もされて問題無く運転でき、信州中野インターを過ぎると雪雲の圏内から脱する事ができた。その後高速料金節約の為松井田インターで高速を降り、関東平野の雪と無縁の田園地帯をドライブし、夕刻我が家へ戻って来た。
コロナ過の影響でいろいろ制約がある中で、今年も楽しいスキーツアーとなりました。F家ファミリーには感謝々々の一言です。来年もよろしくと言いたいけれど、我々にスキーをやる体力が残っているかそこらが一番の懸念です。