スキー場へ出掛けるのは楽しいけれど、スキーを終えて汚れた車を洗車するのが煩わしい。マイカーでスキーに出掛ける人なら、そう思う人も多いのではないでしょうか。
雪国では雪を解かす融雪剤の塩化カルシウムが、主要道路に撒かれています。それを疾走する車が雪解け水と共に巻き上げて、車体を汚します。だからスキー場から戻った車のボディには、白いまだら模様がこびりついています。塩化カルシウムは文字通り塩の一種だから、付着すれば鉄板で作られた車のボディを錆びつかせる源となる。
私も気にかけて雪国から戻ったら、有料洗車場で車体の隅々まで洗っていたつもりだったのだが、車の1回目車検の時に整備員の人から「車の底部がだいぶ錆びついていますよ」と指摘された。
それ以降、雪国から戻ったら必ず有料洗車場へ立ち寄り、底部専用の洗車機(車体幅分の圧水が下から真上へ吹き上がる装置で4分間=200円)を使って、車体の底だけは念入りに洗うように心がけています。
スキーへ行くたびに洗車しなけりゃならないのは面倒くさいけど、じゃスキーを止めるかと言われても今はそんな気になれない。だったら私を何処へでも連れて行ってくれる愛車を錆びつかせては申し訳ないので、感謝の気持ちを込めて洗車するしかありません。
塩カルで汚れた車体
洗車後の車体