現役時代の最後を過ごした職場のOB会が、小平市内の和風スナック「和子」で開かれた。オンタイムの午後5時にドアを押し店内へ入ると、懐かしい面々が顔を揃えていた。
去年暮れのOB会では4名ほどしか参加せず、高齢化でだんだん足が遠のいているのかなと危惧していたが、今日は10名ほどの人が元気な姿を見せていた。
乾杯後の語らいの中で前回欠席した理由を尋ねてみると、Sさんは「心臓病の手術」、Eさんは「肝臓がんの手術」Mさんは「腰の手術」とそれぞれに闘病生活を送っていたとの事だった。
見渡す面々の平均年齢は70歳は超えているだろう。人間70年も生きると、大半の人が大病を患うようだ。冗談ばっかり言ってる幹事役のOさんは以前「脳出血」で入院したし、そういう私も20年前に「胃ガンの手術」を受けた。
起きた事を悔やんでも、過去は取り戻せない。起きた後を如何に生きるかが肝要で、その後の人生の明暗が分かれる。闘病から立ち直った面々は、少なくとも日常の生活を取り戻し、今宵の酒宴を楽しめている。それを知る事ができただけでも今日の飲み会に参加した意義があったなあと思えた。
尚今日の酒宴会場となった小平市一橋学園駅すぐ傍の和風スナック「和子」は、庶民的でアットホームな飲み屋さんです。近傍の方は気軽にお立ち寄りください。
・・「和子では、昔の美女が出ています」・・