北に白馬岳、南に五竜岳、鹿島槍ヶ岳など名峰、雄峰が連なる後立山連峰の中で、標高の低い唐松岳はチョット影の薄い存在です。しかしその山腹に広がる八方尾根は日本屈指のスキーゲレンデで、ゴンドラ、リフトなどの交通アクセスが良い事から、北アルプスでは数少ない日帰り登山可能な山として登山者には人気があります。
そんな唐松岳を最初に登ったのは、後立山連峰を白馬岳から針ノ木岳まで縦走した昭和52年の8月でした。山頂の写真も残ってはおらず、この時の印象は薄いものでした。
2回目は平成7年8月に、山仲間のF子さんと我々夫婦の3人で鹿島槍から唐松岳まで幕営縦走した時に山頂を踏みました。この時私の服装を見ると短パンに運動靴姿、まだ若くて元気があったというか山を舐めていた感があります。
平成7年8月10日~12日 鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳~八方尾根
五竜小屋前のテント場
白岳付近から唐松岳方面
唐松岳山頂
八方尾根の降り
3回目は平成15年8月に、八方尾根を登って唐松山荘でテント泊して山頂を踏み、餓鬼山経由の長い道程を黒部峡谷の祖母谷温泉まで降りました。
実はこの登山の半年前に私は胃ガンの手術を受けており、病からの回復半ばだったんですが、妻と二人で歩いたこの山行が私に少なからぬ勇気と自信を与えてくれました。
平成15年8月10日~12日 八方尾根~唐松岳~祖母谷温泉
八方尾根の登り
唐松山荘のテント場
テント場から望む五竜岳
餓鬼山山頂
餓鬼山避難小屋
祖母谷温泉に到着
祖母谷温泉とテント場
4回目は平成22年8月に、単独で白馬岳から五竜岳まで縦走した時に山頂を踏みました。この時の記録は古いブログに残されていたので、詳細は下記をクリックしてご覧ください。
最後に登ったのは令和3年9月で、八方尾根から五竜岳まで縦走した時に唐松岳の山頂を踏みました。これも過去のブログに記録されていたので、詳細は下記をクリックしてご覧ください。